浅間山周辺 (可児市)&陶史の森 
(土岐市)
 
                              2016年4月18日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   浅間山周辺

   
マツ(松):マツ科

新芽が15cmほども伸びていた

黄色っぽい粒粒は雄花

雌花はどれかな???と探したが見当たらない

てっぺんにできるはずだけど・・・?




 ニガイチゴ(苦苺):バラ科

ナガバノモミジイチゴの次は、
この花が咲き始める

1

2
 
3
 
4
 
5

6
マルバアオダモ(丸葉青だも):モクセイ科

今日一番たくさん見かけた花  あっちにもこっちにも

あんなところにも、こんなところにも・・・・と、白い花が目立った

雌雄異株

どれが雄花(雄木)かどれが雌花(雌木=両性花)かな?  と思って花を覗いた

雄花(雄木)には、花びら2枚と雄しべ2本だけ
雌花(両性花)には、花びら2枚と雄しべ2本とと雌しべ1本がある

1・2  遠目では違いは分からない

3  近づくと、なんだか赤っぽいものが見える・・・たぶん、雌しべのある両性花

4・5  やっぱり両性花だった  赤いへら状のものが雌しべ

6  赤っぽいものがなくて、みな黄色だったら雄花  黄色いものは雄しべの葯




 
カクミノスノキ(角実の酢の木):ツツジ科

葉の下側に咲いているので目立たないが、たくさん咲いていた




   
 スミレ(菫):スミレ科

濃い紫色の花で、葉は長細くて、葉柄に翼があるという特徴




シハイスミレ(紫背菫)の仲間:スミレ科




   
   
タチツボスミレ(立壺菫):スミレ科

この山には、この花が多い  種が飛び散ってどんどん増えているようだ




   
   
ツクバキンモンソウ(筑波金紋草):シソ科

葉っぱにくっきり紫色の筋   葉裏は濃い紫

特定の場所にだけ咲いている




     陶史の森

   
   
 ハルリンドウ(春竜胆):リンドウ科-1

湿地ばかりでなく、ちょっと湿っぽいところにでも、よく咲いていた


   
ハルリンドウ(春竜胆):リンドウ科-2

左  咲き始め  ピンク色は雄しべ  雌しべはその中に隠れている  (雄しべ先熟)

右  しばらくすると、雄しべは外側に倒れ、中から白い雌しべが現れてくる

雌しべの柱頭が開いているので、受粉体制完了  アリもやってきた




   
ドウダンツツジ(満天星躑躅):ツツジ科

きれいに植栽された株が満開!




   
   
スミレ(菫):スミレ科

アスファルトの隙間からも顔を出す

葉に翼があり、側弁に毛がある




 
 シハイスミレの仲間(紫背菫):スミレ科




   
シデコブシ(幣辛夷、四手拳):モクレン科

実ができていた  緑色の棒状のものが雌しべだった部分

毛のようなものがらせん状に並んでいるが、これは雌しべの柱頭の跡

その下にある薄黄色の台のような部分に、点々があるが、これは雄しべがあった跡
らせん状に並んでいたことが分かる

・・・・・・・・・

2016/3/31  同じ場所で撮影  比較のため借りてきた ↓

   
右  雌しべの柱頭が開いているのが見える  まだ咲き始めたばかりなので4つしか見えない

雌しべ先熟なので、まだ周りの雄しべは未熟

この緑色の棒状の雌しべがずんずん伸びて受粉が終わると、雌しべの柱頭は中央にくっつくようになり、
次に、雄しべが開いて花粉を飛ばすようになる

・・・・・・・

実の様子 ↓ 比較のため借りてきた ↓

   
左  2015/8/27撮影   右  2015/9/14撮影




   
   
ヤマツツジ(山躑躅):ツツジ科

コバノミツバツツジの次に、ヤマツツジが咲き始める

この近辺のヤマツツジは皆、背が低い




   
 コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅):ツツジ科

盛りは終わっているが、まだ咲いている株もある

右  雌しべの根元には毛がないのが、下のトウゴクミツバツツジとの違い




   
   
トウゴクミツバツツジ(東国三つ葉躑躅):ツツジ科

雌しべの根元に毛があるのが特徴

コバノミツバツツジより、少し開花時期が遅い

雌しべに注目しないで、花だけ見ていれば、コバノミツバツツジそっくり




   
ヒメハギ(姫萩):ヒメハギ科

面白い形の花!  地面を這って茎が伸びていた




   
 コナラ(小楢):ブナ科

花が咲き始めた  ぶら下がっているのは雄花




 ハナノキ(花の木):カエデ科

雌雄異株

雄木の下には雄花がいっぱい落ちていた

これは雌木

長い柄の下に、実がぶらりと垂れ下がっていた




   
   
ミツガシワ:ミツガシワ科

池の中に咲いていた  葉が三つに分かれているので「三柏」かと思ったら違っていた  「三槲」と書く…だって

『花冠は深く5つに裂け、裂片の内側には白い縮れた毛をたくさんつけている』・・・と

花の中央から雌しべが突き出ている  その周りにあるのが、雄しべの葯(黒っぽいものと黄色いものがが見える)

『花は株によって雌しべと雄しべの長さの組み合わせに違いがあり、雌しべが長く雄しべの短いタイプと、
雌しべが短く雄しべの長いタイプがある

実ができるのは雌しべの長いものに限られるとされている』・・・だって

下段の画像2枚とも、雌しべが長い




   
  
アキグミ(秋茱萸):グミ科

花がいっぱいぶら下がっていた   名札には「アキグミ」とあった

秋に丸い実が生れば、確かに「アキグミ」と分かる




   
コバノガマズミ(小葉のがまずみ):レンプクソウ科(スイカズラ科)

花が咲き始めた




  
   
 ミツバアケビ(三つ葉木通):アケビ科

大きい花は雌花  花びらのように見えるのは、萼  ふつうは3枚   棒状のものは、雌しべ

小さくてたくさんあるのは雄花




   出会った水鳥たち

 
   
 
カルガモかな?

上段  くちばしの先だけが黄色いのをポイントに調べてみたのだが・・・カルガモだろうか?

下段  くちばしを背中に回して2羽そろってお昼寝を始めた





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