池田の谷 
(多治見市)
 
                              2016年5月6日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

クサイチゴ(草苺):バラ科

花は残り花   実ができていた




 ツボスミレ(壺菫):スミレ科

今日二番目に多かった花

ここをクリックすると大きく見えます

1
 
2
 
3

4
イヌザクラ(犬桜):バラ科

1  谷沿いに大きな木が数本ある

2  2016/4/19撮影  この時はつぼみばかりだったのに、来るのが遅かった!
どれを見ても、花びらは落ち、雌しべと雄しべが残っているだけ・・・

3・4  雌しべと雄しべだけが残っている

白いものが雄しべ 10本以上ある   中央にある緑色のものが雌しべ 1本だけ

↓ これは咲き始めのころのイヌザクラの花


2015/4/27撮影 比較のため借りてきた




 
 ヘビイチゴ(蛇苺):バラ科

ヘビイチゴの仲間の見分け方がだんだんわかってきた

・3つの小葉からなる三出複葉は、先が丸い

・副萼片は目立たない


   
 ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺):バラ科

・3つの小葉からなる三出複葉は、ヘビイチゴより葉が大きく先がとがっている

・副萼片が大きく目立つ  → 下段の画像は横から見たところ
萼は小さく、その下に何倍も大きい副萼片が見える

→ 上段の画像は真上から見たところ   花より大きい副萼片が、襟巻のように見える


 
 オヘビイチゴ(雄蛇苺):バラ科

・てのひら状の5小葉

花は集散花序(『主軸の先端に花がつき、少し下から横枝が出てその先に花がつく』咲き方)




 
 スルガテンナンショウ(駿河天南星):サトイモ科-1

テンナンショウの仲間は、
発生してしばらくは雌雄無性で花も付けない。
毎年少しずつ大きくなってやがて雄株になり、さらに大きくなってやっと雌株に性転換する
』・・・だって

また、『
栄養状態によって性転換する』とか

これらの ↑ 花は、実ができていたので、雌花・雌株の状態


   
 スルガテンナンショウ(駿河天南星):サトイモ科-2

これらの ↑ 花は、、『
仏炎苞』が萎びて倒れていた
触ってみたが 中にある白い棒状の『
付属体』の手ごたえがなかった

雄花・雄株の状態   あるいは、受粉できなかった株か?


   
 スルガテンナンショウ(駿河天南星):サトイモ科-3

左  ひょろひょろして元気のなさそうな花があった

仏炎苞』をめくってみると、萎びたような付属体』があった

右   『仏炎苞』を破いてみると、『付属体』の下に紫色の点々が並んでいた  これが雄花??



1
 
2

3
 
4

5
  スルガテンナンショウ(駿河天南星):サトイモ科-4

1  元気そうで張りのあるスルガテンナンショウがあったので、中を調べてみた

2   『
仏炎苞』を、そっとめくってみた

3  仏炎苞』は、巻きスカートのようにくるりと巻いていた

4  『
仏炎苞』を全部取り去った

5  粒粒した緑色のものは雌花


   
  スルガテンナンショウ(駿河天南星):サトイモ科-5

そうそう、小さい昆虫が花粉を運んできて、隙間がなくて逃げ出せず死んでしまう・・・らしいので、
下の方まで『仏炎苞』を取り去ってみたら、やっぱり!  2匹閉じ込められていた

ということは、この花は受粉したわけなので、これから実が赤くなっていく・・・というわけだね




 
  ミカワチャルメルソウかな?:ユキノシタ科-1

右  2016/4/19 同じ場所で撮影  この時は花が咲いていた

チャルメルソウは、『花の裂け方は3〜5裂 花は15〜35個  萼裂片は直立』     

コチャルメルソウは、『花の裂け方は7〜9裂  花は7〜8個  萼裂片は平開〜反転

ミカワチャルメルソウは、『花の裂け方は7〜9(11)裂  花は6〜15個  萼裂片は直立

↓  ↓  ↓  

ミカワチャルメルソウ・・・ということにした

・・・・・・・・・

左  今日は花はなし  皆、種になっていた  ↓

 
1

2
 
3

4
 ミカワチャルメルソウかな?:ユキノシタ科-2

1・2  お椀のような長丸の所に、びっしり種が入っていた

薄い色と、濃い色があるのはなぜだろう

3・4  雨で流れ落ち、種がなくなると、空っぽになる

これだけ大量の種がこぼれれば、群生になるはず




  
   
 タニギキョウ(谷桔梗):キキョウ科

今日一番多かった花  日が当たると、パッと開く  朝早いと、殆どつぼんでいる




   
 セントウソウ(せんとう草):セリ科

今日一番多かった種   花はほとんど見当たらなかった




   
 ムラサキケマン(紫華鬘):ケシ科

花はほとんどなし  実ばかり




ヒメコウゾ(姫楮):クワ科

下にある大き目の丸が雄花

上の方にある、赤っぽいのが雌花




   
  
 フタリシズカ(二人静):センリョウ科

この花の仕組みは、複雑(というか単純というか・・・)

パッと見ただけでは、握りこぶしのような白く丸まったものがくっついているだけ・・・に見える

『花には花びらも萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いている』・・・だけらしい

へ〜え、この白いものは、雄しべなんだ! 握りこぶしの指のように見える部分が雄しべ・・・というわけ

その中に子房がある・・・って




   
ヤマネコノメ(山猫の目):ユキノシタ科

左  種が残っている株は、ほんのちょっぴりだけ

右  ほとんどは空っぽのお皿だった




 
ここをクリックすると大きく見えます
   
ユリノキ(百合の木)別名ハンテンボク(半纏木):モクレン科

池田保育園のそばに、大きな木がある  まったく花の付いていない木と、たくさん花をつけた木があった

下左  花びらがまだ緑色  これからオレンジ色になっていく

下右  チューリップのような花

葉っぱの形が、半纏そっくりなので、「ハンテンボク」という別名を持つ




   出会った虫たち

   雨上がりだったせいか、たくさんのトンボに出会った

   
 トンボ-1   後ろ翅に赤い点


   
 トンボ-2

左  3匹並んでいた

右  こんなに近いのに喧嘩もしないで2匹並んでいた


   
 トンボ-3   後ろ翅に白い点


   
   
  
 トンボ-4   腹の部分が水色


   
トンボ-5   その他のトンボ   トンボー2と同じかも




  
「カミキリのような赤い虫」で、ネット検索したら、『ベニカミキリ』がヒットした

『前胸部、前翅が赤色で、前胸部には黒班があるカミキリムシ。
触角、頭部、脚は黒色。
クリ、ネギなどの花に集まる。
飛んでいるところもよく見る。幼虫はタケ類を食べて育つ。
都市郊外にも多く、人家周辺でも見られる。』・・・だって





Walking2016のページに戻る