喜多緑地 
(多治見市)
 
                              2016年5月19日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 
ナツハゼ(夏櫨):ツツジ科

花が咲き始めていた




ネジキ(捩木):ツツジ科

これはまだ、つぼみ




 
オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草):ラン科

茎が伸びていた




   
 ツルアリドオシ(蔓蟻通):アカネ科

新しく伸びた葉の間から、2つずつつぼみが出ていた




カナメモチ(要もち):バラ科

遠く高い場所で、白い花が咲いていた

引っ張り寄せたがこれで精いっぱい   赤い葉が見えることから、カナメモチだろう




   
 サルトリイバラ(猿捕茨):サルトリイバラ科

みずみずしい緑色の実!




ウリカエデ(瓜楓):ムクロジ科

翼果がぶら下がっていた  まだ色は薄い

 
   
 コモウセンゴケかな?:モウセンゴケ科

湿地の枯れ草の間に赤い葉っぱ

昨日出会ったコモウセンゴケ ↓ とよく似ている



コモウセンゴケの葉は、葉身と葉柄との区別があまりつかないのに対し、

トウカイコモウセンゴケは、葉柄がはっきりして、葉身が円形に近い形をしているのが特徴』・・・だって

つまり、「ここまで葉柄」「ここから葉身」と分かりやすい・・・・のが、
トウカイコモウセンゴケらしい

そんな細かいこといいじゃない・・・といいたい

これらより、もっと顕著な丸い葉身に出会えたら、それがトウカイコモウセンゴケだね




   
エゴノキ:エゴノキ科

名前は、『果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する』・・・だって

道路際にたくさん植えられていた




   
   
ニワゼキショウ(庭石菖)・オオニワゼキショウ(大庭石菖):アヤメ

足の踏み場もないほど、群生している場所があった

20cmを越える背の高いものも、10cm未満のものも、混在して咲いていた

どれが、ニワゼキショウで、どれがオオニワゼキショウか?   判断に困った

背が高い・低いは、個体差もあるし、栄養面でも違うし・・・

色でも区別はできない  赤花・白花も隣同士で咲いていた

どこが違うのか、ネット検索して調べてみた  ↓

   花の中心部の色  花びらの形・大きさ  実の大きさ
ニワゼキショウ 薄い 揃っている 小さい
オオニワゼキショウ 濃い  不揃い  大きい 

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左  ニワゼキショウ・・・と思う
 
右  オオニワゼキショウ・・・と思う
 
   
花の中心部の色が濃い

花びらの形・大きさが揃っている


 花の中心部の色が薄い

花びらの形・大きさが不揃い
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『オオニワゼキショウの花は、ニワゼキショウに比べてやや小さい』・・・と
つまり、背が高い割に花が小さいらしいのだが、実感できなかった

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『三枚の内花被片と三枚の外花被片から成る六弁花

外花被片と内花被片は、よく見ると紫の縦筋の本数が違っている』・・・と

今まで気にも留めていなかったが、よくよく見ると、な〜るほど!!

1枚おきに、同じ筋模様がある!!  初めて知った!!  おもしろ〜い!!

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 ニワゼキショウの実

左  5ミリほど(オオニワゼキショウ)   右  3ミリほど(ニワゼキショウ

この大きさの違いは、はっきりしていた

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ニワゼキショウは1日花  これから新しい観点で観察できそう




   
 バイカウツギ(梅花空木)かな?:アジサイ科

道路際に植えられていた  白い大きな花




   
  
 ヤマボウシ(山法師):ミズキ科

これも、道路際に植えられていた  今が最盛期

白い花びらのように見えるのは、『総包片(つぼみを包んでいた葉のこと)』

ほんものの花は、中心にある丸い部分  花びら4枚・雄しべ4本・雌しべ1本

『最初4本の雄しべがのびて花粉を飛ばす  雄しべが役割を終えるころ花弁は落ち、雌しべがのびてくる』・・・と

今は雄しべと花びらが見えるので『雄しべ期』




   出会ったトンボ

 大型のトンボ  人懐っこく、服にくっついてくる





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