御嵩の森 
(可児郡御嵩町)
 
                              2016年5月24日


         『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ソヨゴイ(冬青):モチノキ科

左  雌花  ぱらぱらと咲いていて数が少ない

右  雄花  ぎっしり密になって咲いている




調べ中

小さな実が生っていた




ナツハゼ(夏櫨):ツツジ科

左  横から見たところ    右  下から見上げてみた




 アカメガシワ(赤芽柏)かな?:トウダイグサ科






 ムラサキシキブ(紫式部):シソ科

まだ、つぼみ




ヤブムラサキ:(藪紫):シソ科

ムラサキシキブより、早く花が咲く  すでに盛りは過ぎていた

上段  色の薄い花

下段  色が濃い花




 ゴンズイかな(権瑞)?:ミツバウツギ科




   
 タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科-1   これらは皆、同じ場所

背丈10cmほどの大きさ

葉脈が紫色になっているものと、そうでないものもあった



1

2
識別には『茎の毛が重要なポイントになる』…そうなので、
いつもは後姿を撮らないのだが、撮ってみた

『下向きか上向きか』  『開出毛(茎葉の面から直角に出ている毛)があるかどうか』

『毛の長さがそろっているか不揃いか』  『毛の量が多いか少ないか』・・・・だって

そんなこと言われてもねえ…

1・2  どちらも、上向きの毛が多く、開出毛も混じっているようで、毛の長さはまあまあ同じくらいで
毛の量は多い方だろうね・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、結局は分からず


   
タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科-2  これらは、少し離れたところ

-1  と、そっくり


 
ここをクリックすると大きく見えます
 
   
タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科-3  これらは、ササユリ群生地の近く

-1 -2  とは、だいぶ離れている場所

まず、その背の高さにびっくり  20cmほどもあった  そしてひょろひょろ

葉と葉の間が長い


   
 顔に斑点がない


   
茎の毛は、短く下向き

・・・・・・・・・・

で、  -1 -2  とは違うことは分かったが、名前は同定できず・・・




   
 
 カンアオイ(寒葵)の仲間:ウマノスズクサ科

ここのカンアオイの仲間は、いろいろな葉っぱの模様があって、面白かった




 ヤマボウシ(山法師):ミズキ科

緑色の葉っぱに白い花・・・夏らしい涼やかな配色

白い大きな花びらのようなものは、『総包片』

下段  本当の花は、真ん中にある丸い部分  小さな薄緑色の花が沢山集まって丸く見える




   
   イロハモミジ(いろは紅葉)かな?:ムクロジ科

翼果が葉っぱの上にのぞいていた

緑色のものと赤っぽいものがあるが、だんだん赤く変わっていくのだろうか?




   
 タカノツメ(鷹の爪):ウコギ科

緑色の実が生っていた

雌雄異株なので、これは雌木




 クロモジ(黒文字):クスノキ科

こちらにも、緑色の長丸の実が生っていた

雌雄異株なので、これも雌木
   
   
イボタノキ(疣取木):モクセイ科

花がいっぱい咲いていた  香りはするが、芳香とはいいがたい




   
 コマユミ(小真弓)かな?:ニシキギ科

若い実が生っていた




   
   
ササユリ(笹百合):ユリ科

まだ、つぼみばかり

遊歩道もきれいに草が刈られ、開花時期の準備




  調べ中-1

雄しべがいっぱいつんつん出ている小さな花の集まり  遠いので詳細は分からず


   
調べ中-2

これも、遠いので詳細は分からず   上の「調べ中-1」と同じだろうか?


  
 
 調べ中-3

遊歩道脇に咲いていたので、間近で観察できた

ガマズミに似ているような・・・


 
   
調べ中-4

遊歩道脇に咲いていたので、間近で観察できた

これもガマズミに似ているような・・・




  
   
 ウツギ(空木):アジサイ科

花の盛りは過ぎていた  これらは見栄えのいいものをやっと探しあててパチリ




   
   
 
 
4
 ハナイカダ(花筏):ハナイカダ科

実ができていた  花は、5〜6月に咲くというが、まだ見たことがない

どの葉っぱの上にも実ができるのか調べたところ、全部にではないらしい

1  6枚のうち、4枚に

2  5枚のうち、4枚に

3  6枚のうち、4枚に

4  実がついている様子を横から見た

実は、まん丸ではなく四角張っていて、表面に白い凸凹の斑点がある




 
 ここをクリックすると大きく見えます
   
   
調べ中

白い花をいっぱいつけた高木があった

草むらの中を進んで近づいてみると、サワフタギのような雄しべがツンツン伸びた花が咲いていた




   
   
 コアジサイ(小紫陽花):アジサイ科

薄暗い樹林の下で、咲いていた

下段左  もっとも紫色の濃い花   下段右  もっとも紫色の薄い花

『装飾花はなく、花はすべて両性花(直径約4mm)  花びらは5枚  雄しべは10個  花びらより長い』だって




 
 
2016/5/21 伊吹山で撮影  比較のため借りてきた
 ノアザミ(野薊):キク科

上段左  全体の様子  60〜70cm程で、背が高かった   上段右  これから花が開いていく

・・・・・・・・・・

下段  伊吹山で見たノアザミは、もっと背が低く・太くがっしりして・痛いとげのある葉っぱがたくさんあった

同じノアザミとは思えない・・・




 
1
 
2
 
3
クチナシグサ(梔子草)別名カガリビソウ(篝火草):ハマウツボ科(ゴマノハグサ科)

地面を這っている変わった草の一叢があった  何だろう??  こんな状態のものは初めて見た

家に帰ってから友人に聞くと、「クチナシグサとか、カガリビソウとか・・・」という返事

ずっ〜と前、カガリビソウの花を見たことがあったが、種の時期は初めて

『萼の形がクチナシの実に似ていることから』こんな名前が付いたらしい

1・2  なるほど〜  クチナシの実そっくり!

3  「クチナシの実」がはじけると、種が見えた

レッドデータに入れている県もある(岐阜県は入れていない)




   
 ヤマウコギ(山五加木)かな?:ウコギ科

『雌雄異株』なので、これは雌木




   
ニシキギ(錦木)かな?:ニシキギ科

緑色の若い実が生っていた




   
 モミジの仲間:科

ぶら下がっている翼果が真っ赤で驚いた  葉も赤い  イロハモミジではなさそう

イロハモミジの翼果は、『ほぼ水平に開いて、直立する傾向がある』・・・とか

ヤマモミジや、オオモミジは、『斜めに開いて垂れ下がる』んだって

でも、ここは園芸種が植えてあるだろうから、? である




   
テイカカヅラ(定家葛):キョウチクトウ科

咲き始めたばかり   ほとんどはまだつぼみ




 
   
モウセンゴケ(毛氈苔):モウセンゴケ科

「高原湿原」の木道が、少しばかり延長されていた

湿原の大部分は涸れている

モウセンゴケがちょっぴり  コモウセンゴケは見つからなかった




  
   
ベニバナコツクバネウツギ(紅花小衝羽根空木):スイカズラ科

オレンジ色と紅色のカラフルな花   ちょうど今が見頃




   
 ウメモドキ(梅擬き)かな?:モチノキ科

湿原の縁に、小さなつぼみがぎっしりかたまっていた

『雌雄異株』だって




  
カクミノスノキ(角実の酢の木):ツツジ科

角ばった実が生っていた




   
 ネジキ(捩じ木):ツツジ科

花が咲き始めた




   
   
 マタタビ(木天蓼):マタタビ科

車道脇に、白い葉が目立つマタタビの木がある

まだ、つぼみだった




   出会った虫たち

   
 近くに沢のある薄暗い所には、細身のトンボ

細身のトンボには、イトトンボやカワトンボなどがあるそうだが、判別はお手上げ・・・




 
池の近くにはシオカラトンボ(白いからシオカラ・・・と思い込んでいるが・・・)




   
高原湿原には、真っ赤なハッチョウトンボが数匹





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