カタクリを探しに
         
〜花が咲いている株はまだ少なかった〜

                     
     2020年3月21日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 カタクリ:ユリ科

   
   
つぼみ

   
   
   
花が咲いた 全体の様子
葉っぱが赤っぽい株もあり、今年はそれが多いので気になった

 
 
 雄しべ・雌しべ・花びらの付け根の模様などを拡大
花びら6枚 雄しべは6本(長いもの3本・短いもの3本)
雄しべの葯は濃い紫色
雌しべの花柱は3裂
『日中、花に日が当たると、花びらが開き反り返り、日差しがない日は終日花が閉じたまま』・・・とか
日中は開いて夜は閉じるそうなので、
開いたり閉じたりしているうちに、花粉が花びらについて汚れたようになっていき
数日繰り返した後、萎れていくらしい

今日は、「天気よし・風無し・暖かい・陽射し有り」を確認してから出かけた
早朝でも日が傾いてからでも、ぱっと開かないので、お昼前後が花見時

花びらの付け根の模様を撮影しようとしたが、
まだ背丈が低くてかがむのが大変だった

2016/3/24 3/29に撮影した画像を参考のために借りてきた ↓
   
   
   
   

 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科

この文様のある葉っぱを見ると、つい枯葉や土を掘って
花を見つけたくなる

地面から顔を出しているものも、掘ってやっと見つかるものもある
左 全体の様子  右 花の拡大
 

 ヒサカキ:モッコク科

ぷ〜んと特有の臭いがしてきた
辺りを探すと、この花が咲いていた
左 雄しべがぎっしり 雄花・雄木
右 雄しべ無し・雌しべだけ 雌花・雌木
雌雄異株の木


 コバノミツバツツジ:ツツジ科

やっと咲き始めた
まだつぼみが多い
下 いつもの早咲きの株 満開だったのはこれ1株のみ


 ショウジョウバカマ:メランチウム科

 咲き始め

   
   
咲いたばかり
まだ雄しべの葯がつやつやとした紫色で、花粉が出ていない
左 全体の様子  右 花の拡大

   
   
   
雄しべの花粉が出て、白くなってきた
左 全体の様子  右 花の拡大

   
左 花びら6枚 雄しべ6本 雌しべ1本
これで1つの花
そんな花が、茎のてっぺんにぐるりとついて、ボンボンのようになる
雌しべの色も濃い薄いがあって面白い

   
 花びらが白っぽい株もある
ショウジョウという名前の割に、赤くない
『花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ』ている
ピンクや薄紫が多い 白い花もたま〜にある

 スミレの仲間

   
葉っぱがとがっているスミレ 
  
 葉っぱが丸っこいスミレ
・・・・・・・・・
スミレの仲間はた〜くさんあって、判別が難しい

 Walking2020のページに戻る