潮見の森472m  (多治見市)  2020年4月3日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   
 ソメイヨシノ:バラ科-1
殆んど満開〜

   
   
ソメイヨシノ:バラ科-2
ブンブンと小さな羽音が聞こえてきた
なんだろうと思ったら、ミツバチだった
サクラの木の近くを通るだけでも聞こえてきた

   
  
 オオシマザクラ(かな?):バラ科
白っぽくて花数が少なく、ひっそりと咲いていた

   
 
 アセビ:ツツジ科
雪のようにこんもりと花が咲いていた

   
   
ヤマモモ:ヤマモモ科
雌雄異株 これは雄花・雄木
上段の赤っぽい花と下段の茶色ぽい花があった

   
ボケ:バラ科
咲いたばかり  右下 花粉がい〜っぱい

コバノミツバツツジ:ツツジ科
麓は満開
ここは標高が少しだけ高いので、まだつぼみがあった

 
 コブシ:モクレン科-1
コブシとシデコブシの違いがイマイチはっきりしない
花びらの数だけで、
分けていいのだろうか?
『花びらの数は、6枚(シデコブシは9〜30枚)』と言われている

また、タムシバとの違いも??である
『コブシの花の開花時には、花の付け根のところに小さな葉っぱが一枚あるが、
タムシバの花の開花時は葉っぱはない』・・・と
この↓葉っぱのこと?
  
では、葉っぱがあるからコブシってことになる・・・

また、『コブシの花びらはやや丸みを帯びているのが、タムシバの花びらは細長い』・・・とある
う〜ん、確かに丸っこい花びら

でも、 『タムシバのことを「においこぶし」という』そうだが、
この花の近くで撮影している時、今日は、本当にそれを実感できた
コブシにもかなり強い芳香がある!

   
   
   
   
コブシ:モクレン科-2
左 花の様子  右 花の中央部分を拡大

中央にある棒状のものが雌しべ(始めのうちは緑色)
その棒状のものからカギヅメのようなものが出ている(これが雌しべの柱頭)

咲き始めは、この柱頭が広がっている=雌しべ先熟
雄しべは周りにあるへら型の部分
雄しべは最初ぴったりくっついているが、だんだん開いて離れていく
そして、花粉を飛ばす
その頃、雌しべの柱頭は閉じてくる  下右

 
シデコブシ:モクレン科-1
 花びらが多くて中が見えない
   
   
   
シデコブシ:モクレン科-2
左 花の様子  右 花の中央部分を拡大
『花びらは9〜30枚(コブシは6枚)』

この花もモクレン科なので、コブシと同じように雌しべ先熟

 
 セリバオウレン:キンポウゲ科
放射状にきれいに並んで実ができていた

 
イカリソウ:メギ科
皆、下を向いて咲いていて、中が覗けなかった

ミヤマシキミ:ミカン科
雌雄異株
これは雌花・雌株  小さい仮雄しべが4本見える

ヒカゲツツジ:ツツジ科
植栽だと思う
今までなかったところに花が咲いていたから

   
ハルリンドウ:リンドウ科-1
毎年同じ場所で咲いている

花の中をのぞくと、ピンク色の棒と白い棒がある
この花は雄しべ先熟
ぐっと捩じったようになっているピンクが雄しべ
(中に雌しべを包み込んでいる)
雄しべが花粉を飛ばそうと開いていった後に、雌しべが顔を出し、柱頭を開く ↓
ハルリンドウ:リンドウ科-2
上 左 雄しべは、外側に離れ、雌しべの柱頭が出ている
上 右 ピンク色の雄しべが捩じっている

下左 ピンク色の雄しべがややほどけ始めた

下右 雄しべは広がり、雌しべの柱頭も二つに開いている

 
ショウジョウバカマ:メランチウム科
背丈が伸び、色あせた花が多くなり
撮りたい気分になる花が少なくなった

ミズバショウ:サトイモ科
白い部分は、『仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉が変形したもの』で
それに包まれるようにして中央にある棒状の部分(肉穂花序:にくすいかじょ)に
小さな花がびっしりついている
こんな小さい花にも、花びら4枚・雄しべ4本・雌しべ1本があるというが
どれがどれやら??である

スミレの仲間:スミレ科
タチツボスミレ
でないことは、葉っぱの形・柱頭の形で分かるが
スミレは種類が多くて判別は難しい

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