低山ハイキングの下見 陶史の森】
         
               
                   (土岐市)  2020年5月25日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   
 ナツハゼ:ツツジ科
真っ赤な花(上段)と緑色の花(下段)!
何故?
「赤」は初めから赤い 「緑」は緑のままで実になっていた(下段右)

ネジキ:ツツジ科-1
普通はこんな白色の花
ネジキ:ツツジ科-2
↑ これは、ピンクっぽい花
初めて見た

   
 ベニドウダン:ツツジ科
花はた〜くさん地面に落ち、枝にはほとんど残っていなかった
↑ これらは残り花

花の時は下を向き、花が終わると上向きになる (下段右)
面白〜い

 
モチツツジ:科
近くを通るだけで甘〜い香りに包まれる

 
オオバノトンボソウ:ラン科
茎には稜があり、翼がある』ので、オオバノトンボソウ
トンボソウ
は、『花期が7〜8月』らしい
この近辺は、皆、
オオバノトンボソウ
たくさん株があったが、花に出会うことは少ない
虫害に会いやすいのか病気なのか、
花が咲く前に黒くなってしまうことが多い
虫が媒介する軟腐病に弱いらしく、梅雨の湿気も手伝って
蕾の状態で腐れてしまい咲かない株が多く見られます
』・・・だって

   
ニワゼキショウ(庭石菖):アヤメ科
↑今まで、見慣れた花ばかり

中央に紫色の無い花↓は、無かった

2020/5/20 「各務野自然遺産の森」で撮影
「潮見の森」にも咲いていた

一番外側の「大回りコース」を登ると
「野鳥の森案内板」に着く

今度は下り・・・
そしてまた上ると・・・

 
車道へ出る手前で左へカーブ
どんどん進むと階段の道に合流・・・

すぐそばに、こんな標識
   
 すぐ、車道に出てしまった
入り口にチェーンがあっても
こんな所から入れる場所があちこちにある

そして、また下っていく

何度もアップダウンがあるが
高度は300mにもならない

   
   
   
ソヨゴ:モチノキ科-1
雌雄異株 これは雄花・雄木
花びらは、4〜5枚 雄しべは4〜5本
その真ん中に、『退化した雌しべ』が見える
雌しべの役は果たせない
雄しべの葯は初め、黄色  日が経つと茶色っぽくなる

  
   
 ソヨゴ:モチノキ科-2
これは雌花・雌木
長い柄の先に花が1個付く
雌しべの周りに、白い雄しべが見えるが、『退化した雄しべ』だって
雄しべの葯は無いので、
他の雄木・雄花から花粉を貰って受粉し、実になる

  
タカノツメ:ウコギ科
実がなっていた 雌雄異株

 休憩場所のあずまや

  
 サナエトンボの仲間かな?-1
翅に赤色が目印
  
 サナエトンボの仲間かな?-2
昆虫網を持った親子連れに、捕まらないといいのだけど・・・
大きくて目立つから不利だね
  
 サナエトンボの仲間かな?-3
私の足元の石がお気に入りなのか
飛んで行っても、じっと待っていると同じ石に戻ってくる
足のすぐそばの石でも平気らしい
真上からパチリ

ガマズミかな?:レンプクソウ科ガマズミ属
咲きたての真っ白な花
花びら5枚ではなく、5深裂している花

コツクバネウツギ:スイカズラ科
ツクバネウツギ
の花が終わるころから咲き始める
ツクバネウツギより花は小さく、萼は2枚
↑ これは、花の中が濃いオレンジ色

↓ ちょっと薄いオレンジ色の花もある
   
↓もっと薄いオレンジ色の花もある 
↓ これは、白っぽい花

  
ツクバネウツギ:スカイズラ科
↑ 今頃、花は落ちてしまい
こんな萼だけ残っている (5枚)

花の写真を撮っていたら、
後ろで鼻息が聞こえてきた  黒い羊だった
フェンスの隙間から口を出し、草を食べようと一生懸命

   
   
タツナミソウの仲間:シソ科-1
タツナミソウの仲間
はたくさんあって、判別が難しい
茎の毛が重要なポイントになる』そうだが、つい花に目を奪われ
茎の毛までは撮ってなかった・・・
   
  タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科-2
左 同じ方向を向いて咲く花の様子が『波頭』のように見えることから
こんな名前がついたとか
右 花の基部で、かくっと90度に曲がって咲くという特徴もある

   
 タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科-3
上段 花の模様もいろいろある
下段 葉っぱにも紫色の筋のあるもの、無いものなどがある

   
   
   
   
  シライトソウ:シュロソウ科-1
こういった穂のように花が付くことを、『
穂状花序(すいじょうかじょ)』という
咲き始めから、順に並べてみた
始めのうちは、花びらがくっついて隙間なし 天辺は緑色 (1・2段目)
だんだん隙間が開いてくる
   
 シライトソウ:シュロソウ科-2
花びらは4枚、長さはばらばら」・・・この白くて長いものが花びらってことだね
先端がやや太くなり、丸くなっている
じゃあ、雄しべや雌しべはどこ?
白い花びらの根元だろうねえ
よ〜く見ると、白くて長い花びらの根元に、短いものが見える
緑色のものもある
何だろう?
両性花と雄花とがあり、両性花は、
6本の雄しべ・1本の雌しべ』がある・・・と
どうやら、
緑色が雌しべらしい
白くて短いものが雄しべらしい
が、イマイチはっきり分からない
もっと近接して撮影が必要と思ったが、私のコンパクトカメラでは無理かも


 ここをクリックすると大きく見えます
   
   
   
 キリ:キリ科
足元にたくさん花が落ちていた
見上げると・・・
キリの花が咲いていた
落ちている花で新しそうなものを拾ってパチリ
雄しべは4個で、下側の2個は長い』・・・と
でも、それほどの差は無いように見える 下段右
花の外側には柔らかそうな毛びっしり 下段左

   
   
 エゴノキ:エゴノキ科
いっぱいぶら下がっていた
い〜い匂いとは言えないが、特有の香りがする

   
 スノキ(酢の木):ツツジ科
つるっとした花・実もつるっとしている
酸っぱい木の意味で、葉っぱをかじると名前の通り酸っぱ〜い

   
 カクミノスノキ(ウスノキ):ツツジ科
角ばったスノキという意味
ウスノキ」より覚えやすい
この葉っぱは、
スノキほど酸っぱくない

   
コナスビ:サクラソウ科
名前が思い出せない・・・
たいした花ではない ふつうに野原で見かける花
う〜ん、なんだっけ????と、しばらく悩んでいた
確か「ナス」とか名前がついていたと思い、
ナス科で調べたが無し!
花友達に、「背丈5cmくらい・黄色の花・ふつうに見られる」・・・なんだっけ?
と尋ねたら、あっさり「コナスビ?」と返ってきた 6/2


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ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ):モクセイ科
麓では花が終わっていたが、
標高が少し高いせいか、まだ花が残っていた
雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株
花びら4枚の花ではなく、4つに深く切れ込んでいる花て、
1.5〜2cmくらいの長さで細い

雄花雄しべ2本、雌しべは退化
両性花雄しべ2本の間に雌しべ1本、柱頭が大きい』
そうだが、どれがどれだかさっぱり分からない

花の中央が赤っぽい部分がそうかも・・・?

ネット検索をしていたら、花を引き裂いている画像があった
http://zasshonokuma.web.fc2.com/hagyo/hi/hitotubatago/hitotubatago.html
やはり、この赤っぽい中に、短い雌しべと、その周りに短い2本の雄しべがあった
つまり、両性花

雄花は雄しべだけなんだろう

初夏、実がなる木を覚えておいて、
春、花を1つ貰って、中を覗くと、雌しべと雄しべの様子が分かる・・・はず

いい香りだが薄い

   
   
 サルマメ:サルトリイバラ科
下の
サルトリイバラと 葉っぱはよく似ている
背が低い・つるにならない・・・点で区別がつく

 
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
若い実がなっていた
つるで他に巻き付き、どんどん上へ横へと伸びていく

   
   
ハルリンドウ:リンドウ科
↑花が終わり、花の中から白い実(子房)がにゅうっと伸びてくる

↓ そして、先端が二つに分かれると、
お皿のような中に、茶色い種が見えてくる
 
2020/5/17撮影
↑びっしり入っていた種は、雨が降ってくると、
雨のしずくで流れ落ちて、最後には空っぽになる

種は低きに流れ、流れて行った場所で次の春芽を出す・・・ってことかな?
芽が出て株になったとしても、『開花は3年くらい後』になるとか

   
  
 ガマズミかな?:スイカズラ:レンプクソウ科ガマズミ属
あちこちで咲き始めていた
真っ白の花びらで、雄しべが長い

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