上野登山口から 伊吹山へ
         
   
           (山頂〜東登山道〜西登山道)

                    (滋賀県米原市)  2020年6月27日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見6:30発
多治見IC6:37==関ケ原IC7:25
駐車場(ここは満車だったので隣へ)
7:48発
登山口 8:00発

昨日の雨で登山道が濡れ
滑りやすくなっていた
1合目 8:31 5分ほど休憩 
2合目手前で、後ろを振り返ると
琵琶湖がぼ〜んやり見えた

クララ:マメ科
今日一番多かった花

ウツボグサ:シソ科

 
 3合目手前 9:25
いつもなら、ここで山頂が見えるのだが
今日は雲の中

3合目のあずまや横で休憩 9:33 
   
 5合目で休憩 10:00〜10:10
山頂はまだ雲の中で見えず

 マムシグサの仲間:サトイモ科
8合目のベンチで休憩していると
大きくて茎が太いマムシグサの仲間を
見つけた
中を覗くと、太くて大きな付属体だった
こんなのは初めて見た!
10:53

   
 8合目から9合目の稜線が見えた
10:55

 8合目からは、急な登りになる
見下ろすと、
ジグザグの道を点々と登山者が続く

   
 あの稜線が、9合目  ここが9合目 11:18
帰りは、展望台からここへ降りてくる

 
 9合目から山頂へは
緩い登り
お堂のような避難小屋前に着いた 11:26

    
  クサタチバナ:ガガイモ科
こんなピンク色は初めて
たいていは真っ白

 
ベンチに座って、昼食休憩 11:33〜11:50

 
 コバノミミナグサ:ナデシコ科
山頂広場の草むらの中に
大きめの白い花
石灰岩地の日当たりのいい場所だけに咲く
・・・と言われている
花びらが萼より大きいので
はっと目を惹く

 三角点 11:54
   
 
 コイブキアザミかな?:キク科
よく似たイブキアザミとの相違点があるにはあるが、
二つ並べて観察できないので、断言がしにくい
 大きさ 頭花の付き方  生育場所 
コイブキアザミ やや小型で短い枝を多数出す  頭花は、びっしり 山頂に多い
イブキアザミ 大型で枝はまばらで長い 頭花はまばら 山麓〜中腹に多い

   
 ヒヨクソウ(比翼草):オオバコ科
山頂付近では、たくさん咲いていた
『葉の付け根から
対になった長い茎を出して咲く』のが特徴
古代中国の空想上の鳥に「
比翼の鳥」という鳥がいて
雄は翔と目を一つずつ持ち、雌も翔と目を一つずつだけ持っていて
雌雄で 一体にならないと飛べないというたとえから
この花の枝の付き方から連想して、こんな名前を付けたとか

確かに、左右にすっと伸びる茎と紫色の花(オオイヌノフグリそっくり)は
なかなか印象的だった

   
カノコソウ:オミナエシ科
まだ咲き始め

キバナノレンリソウ:マメ科
残り花
山頂付近にちょっぴり残っていただけ

 東登山道を駐車場へ降り、また西登山道で登り返すつもり
このコースは人が少ないからお気に入り

バイケイソウ(梅尅吹j:メランチウム科
背丈は、人の背以上
近くまで寄って撮影したが、梅の花にしては花びらの先がとがっているな・・・が感想

マンネングサの仲間:ベンケイソウ科
マンネングサの仲間は、たくさんあって、判別が難しい

 グンナイフウロ:フウロソウ科
もう、花の盛りは過ぎ、実ができ始めていた

右 雄しべの先がかたまっている花と、雌しべの先が5裂している花がある

雄しべ先熟の花なので、雄しべの花粉が散布された後に
雄しべに囲まれた中から雌しべが出てきて
花柱が5裂して開く・・・という順番

  
   
   
タカトウダイ:トウダイグサ科
私のお気に入り
複雑な花のつくりがおもしろ〜いから
(解説は、難しいけれど・・・)

ヒメフウロ:姫風露(シオヤキソウ:塩焼草):フウロソウ科
塩を焼く匂いってどんな匂い・・・と聞かれたが
どう答えていいものやら???
咲いたばかりの花の雄しべのかわいいこと! 右

ホーホケキョとすぐ近くの木の枝にとまって
鳴いていた

たいていは、姿を見せずに
声だけ聞くことが多いのだが
なんて無防備な!と心配してしまった
最初は、子どもがウグイス笛を吹いているのか
・・・と思ったほど

それもアンコールに答えて何度も何度も

ウグイスを初めて近くで見た記念日!

ウスバシロチョウ
向こう側が透けて見えるような・・・

 展望台から、3合目を見下ろす 13:23

 
 展望台から山頂のお店群や、避難小屋方面を望む 13:24

 
 足元に注意を払って、どんどん下って5合目へ 14:33
やっと山頂方面の稜線が見えた

 
 主登山道から外れ迂回していくと、
鹿がいた! お尻の白いニホンジカ
これは、親  子どもも2頭いた

じっとしていると、逃げもしないでこちらを見つめている
きっと近視で、人影は見えないんだろうが、
気配を察して警戒しているとみた

いつまでもにらめっこをしているわけにはいかないので
間合いを縮めると、さっと二方向に分かれて姿を消した

どおりで、新しいコロコロした糞があちこちにあるはず

今では鹿ネットを張られて悪者扱い

   
 ユウスゲ:ススキノキ科
3合目の観察場所(ネットの中)へ入り
間近で見ることができた

 キバナカワラマツバ(黄花河原松葉)
:アカネ科

これの白版もあった
シロバナカワラマツバ・・・といった感じ

 
 マタタビ(マタタビ科)とイワガラミ(アジサイ科)
2合目までは林道を歩くことにしている
登山道とは違った花に出会えるから

   
イワガラミ:アジサイ科
イワガラミ
の装飾花は1枚だけ


ツルアジサイ:アジサイ科
ツルアジサイ
の装飾花は3〜4枚
 どちらも木や岩に巻き付きながら登っていくので
こんな名前が付けられている

1合目が見えた 16:12 登山口 16:40
駐車場は赤線のように進む

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  白木さんから送ってもらった画像
 
   
    *カメラを忘れてしまったのでスマホで撮っていたが、使い勝手が違うし充電の減りも気になって
     撮りたい花も撮れず悶々とした1日になってしまった。
    
    *後日、同行者の白木さんから画像を送ってもらいました。

バイケイソウ:メランチウム科

ヒョウモンチョウの仲間? カラマツソウ:キンポウゲ科

ミヤマクルマバナ:シソ科

ミツバウツギ:ミツバウツギ科

 マユミ:ニシキギ科

 ウリカエデ:ムコロジ科

  
 クサフジ:、マメ科

   
マタタビ:マタタビ科
雄花

 サルナシ::マタタビ科
両性花の雄しべが落ち、
可愛い実ができ始めていた

   
 ウリノキ:ミズキ科
つぼみは、この長い雄しべを包み隠すくらい
とても長い
花びらは、「くるり」どころか
「くるくるくるり」くらい幾重にも巻く
この写真、近くにあった枝まで巻き込んでしまっている

 クサボタン:キンポウゲ科

   
 コナスビ:サクラソウ科

 クサタチバナ:ガガイモ科

   
 コバノミミナグサ:ナデシコ科

 キンポウゲ(ウマノアシガタ)
:キンポウゲ科


   
 イブキシモツケ:バラ科

 マユミ:ニシキギ科

    
 ニガイチゴ:バラ科

 イブキフウロ:フウロソウ科
  
 イブキトラノオ:タデ科

 伊吹一口感想

 この日は曇りちょっと晴れの天気、この時期の伊吹山登山には最適な天候だったと思います。
 
 晴れていたらと思うとゾッとします。照りつける日差しは、大敵、汗だくで体力消耗。
 
 伊吹は、花の山、たくさんの花に出会えました。時期をかえればはまた違う花に出会えます。
 
 多くの人が登山にやってくる理由がわかります。
 
 たくさんの人でにぎわってました。    (白木)

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