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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
新型コロナのため、 しばらくの間県外へ行くのは「自粛」させられていた 年間予定表は、順序がめちゃめちゃになった やっと、県外へ行ってもいいことになった7月 このコースを歩こうと思っていたが 大雨のため天気は良いのにJRが不通・・・ やむなく1ヶ月後に延期して、やっと今日を迎えた ・・・・・・・・・・ 多治見5:59発、松本行き(普通列車)に乗車 (始発なので乗客は少ないだろう・・・と考えた) 車内でも、ソーシャルディスタンス・マスク着用・大声を出さないなど 参加者の皆さんに協力を仰いだ が、久しぶりに会う面々もあって、なかなか・・・ |
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藪原駅7:59着 コース図などの資料は配ってあるので 各自、自由行動で出発 間隔を取って歩けば、マスクは外していいよ〜 |
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グループは大きく3つに分かれた |
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写真を撮るにも、今までのようにくっつくことを控えていると こんな具合 * 3枚の写真はグループではなく たまたまその場にいた人を撮ったので 今日の参加者15名より、合計数は多くなっています |
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私は、最後から歩くので 先行しているグループにまったく会えなかったり、 奈良井駅でばったり会ったり・・・などだった |
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ガガイモ:ガガイモ科 久しぶりに出会った 毛がもじゃもじゃの花 「い〜い匂い」と言う声 見て・嗅いで・触る・・・が観察の基本だが 私はついつい 見て写真に撮ることばかりに一生懸命となってしまい 反省! なるほど、香りはするが、「い〜い」と言うより 独特の香りだった |
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ユリ科 豪華〜 見事〜 道路脇に咲いていた 園芸種には疎いので?? 「コオニユリ?」と言う声も聞こえた |
キキョウ:キキョウ科 八重咲きのキキョウ 園芸種 初めて見た! 玄関先のお庭に咲いていた |
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園芸種 右 花の拡大 小さな花の集まりだった! |
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ユリ科 大きくて、これまた見事! 家の玄関先の植木鉢に咲いていた 「カサブランカ?」と言う声があった 花びらに棘のようなものがあって、驚いた ネットで調べた「カサブランカ」にも棘があったので、 ピンポ〜ンかもね |
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今日は、電車の発車する15:19まで 約7時間ある かなりゆっくり歩いても大丈夫のはず いつもはそそくさとパスしてしまう 「藪原神社」や「極楽寺」へ寄る時間も ありそうなので(1分と書いてあった) 右折して坂道を登る |
まず「極楽寺」へ 次に、隣の「藪原神社」へ |
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「藪原神社」 立派な拝殿 |
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ホタルブクロ:キキョウ科 伊吹山は白花ばかりだったが ここはこんな薄赤花だった |
ノコンギク:キク科 何だか花も大きく、立派なので 園芸種? 改良種? |
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マツムシソウの仲間:マツムシソウ科 マツムシソウそっくり しかし、なんとなく風情が違うので 外来種? 園芸種?改良種? ネットで調べたら「スカビオサ」という名前の 白花があった 「スカビオサ」は、学名からきた名前 |
ボタンヅル:キンポウゲ科 白と緑の涼し気な配色 白い花びらのような部分は、 萼(がく) 花びらは無いって 葉の形がボタンに似ていることから こんな名前が付いた・・・と 花のそっくりさんは、センニンソウ |
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調べ中 白い小さな十字型の花 |
コマツナギ:マメ科 駒(うま)をつなげられるほど 丈夫だというところから こんな名前が付いたとか これは背が低いが、 背丈よりも高くなる 花がそっくりな「トウコマツナギ」も 最近は増えてきた |
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キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科 薄黄色の花 花壇に増えすぎて、 捨てている・・・という話も出た あらまあ・・・ |
チダケサシ?:ユキノシタ科 トリアシショウマにも似ているような? 園芸種のアスチルベの仲間だって |
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「中山道 鳥居峠越えコース」入り口 9:07 ここから石畳の道になる 雨で濡れて滑りやすいので、端の方を歩いた |
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シデシャジン(四手沙参):キキョウ科-1 『神社のしめ縄や玉串などにつける白い紙(四手)のように 花が細く裂けることから』こんな名前が付いた・・・と 花びらが細く、くねくねと曲がっていて 隣の花と混ざり合っているので、 観察しにくいのが難 |
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フシグロセンノウ(節黒仙翁):ナデシコ科-1 鮮やかな橙色 暗い樹林の中でもぱっと目につく 『茎の節が黒褐色にな』るので、こんな名前が付いたらしいが、 この花の茎をの節は黒くない・・・ 他の株は黒かったので、若いうちは黒くならないのかも? |
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熊除けの鐘を鳴らして 直進 9:18 ここで旧19号線と交差する |
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イチヤクソウ:ツツジ科 花は終わって、実ができていた 実になっても、雌しべが長く飛び出ていて ぐにゃりと曲がっているのがよく分かる |
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ナンバンハコベ(南蛮はこべ):ナデシコ科-1 ナンバン(南蛮)と名前が付くが、帰化植物ではないって 白い部分は花びら 真っ直ぐではなく、カクッと曲がっていて、 先端が2つに分かれている 中央の丸い部分が雌しべの子房 ここが膨らんで実になっていく |
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オトコエシ(男郎花):オミナエシ科 白い小さな花をたくさんつける 同じ科のオミナエシ(女郎花)は、黄色い花 |
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測候所跡へ左折 |
階段を登って行くと、 | |
ツルリンドウ:リンドウ科 薄紫の花 |
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測候所跡に着いたが 雨が降りそうだったので、 あずまやで休憩 ここで蚊取り線香を点けた ここまで車で入れる |
車から降りた男性が、 「害獣除けにバクチクを鳴らします」 ・・・と、注意喚起 どんな大きい音がするかと 身構えていたが 子どもの夜遊びくらいの音が1回きり これで、害獣は来なくなるのだろうか・・・? |
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ミヤマママコナ(深山飯子菜):ハマウツボ科 夏にこの花に出会えるとは、意外だった 秋の花だと思っていた ずいぶん花期が長いんだ |
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オヤマボクチ(雄山火口):キク科 丸山公園にたくさんあった まだ、つぼみ |
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ヤマシロギクかな?:キク科 花びらがまばら |
オオバギボウシ(大葉擬宝珠) :キジカクシ科 |
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円山公園の次は、 御嶽神社への急な階段 |
キンミズヒキ(金水引):バラ科 |
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キイチゴの仲間:バラ科 大きな葉っぱ ちょうど食べごろ |
ミヤマママコナ(深山飯子菜):ハマウツボ科 丸山公園と、御岳神社下に 大群生 |
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御嶽展望所 今日も展望無し |
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ゲンノショウコ(現の証拠):フウロソウ科 赤花と白花 白花の方が多かった |
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ミヤマキケマン(深山黄華鬘) :ケシ科 |
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)かな? :キキョウ科 萼片の間が盛り上がっているような・・・ |
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ツリフネソウ(釣船草):ツリフネソウ科 8月に会えるとは思っていなかった 秋の花だと思い込んでいたから ↓ キツリフネは、葉の下に隠れるようにして咲くが この花はどちらかと言えば、葉っぱの上で咲く また、『花の後ろに伸びる距の先端が渦巻き状に巻くこと』も キツリフネとの違い ↓ キツリフネの距の先端は巻かない |
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2つの色のツリフネソウに出会えてラッキー 葉っぱもいっぱいあったので、これから次々に咲きそう |
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タマアジサイ(玉紫陽花):アジサイ科-1 つぼみからだんだんと咲いていく順に並べてみた 紫色の部分は、雄しべと雌しべのある両性花 外側にある白っぽい部分は、装飾花 |
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タマアジサイ(玉紫陽花):アジサイ科-2 左 つぼみ 右 両性花が開いた |
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ダイコンソウ(大根草):キンポウゲ科 あちこちで咲いていた |
シデシャジン(四手沙参):キキョウ科-2 ここにも咲いていた 旧国道19号線に交差する近くに 群生・・・だが、花の盛りは過ぎていた |
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旧国道19号線との交差場所 赤線は、峠山方面へ右折 青線は車道歩きで鳥居峠・峠の茶屋へ あとから分かったが、ここで別方向へ行ったグループもあった |
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調べ中 ミズタマソウかな?と思ったが… 薄青の小さい花を先端につけていた |
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調べ中 背丈20cm程 |
調べ中 左の花と似ているが、 葉っぱの形が違う・・・ |
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オカトラノオ(丘虎の尾):サクラソウ科 盛りは過ぎていた |
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マツヨイグサの仲間:アカバナ科 透明感のある蛍光色だった |
ヒヨソリバナ:キク科 アサギマダラの好物 1頭(蝶の数え方)のアサギマダラに出会った ふわふわ飛び続け ちっとも翅を休めなかった |
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タマゴタケの仲間かな? つるりとして、背丈5cm程のキノコだった |
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ツルリンドウ(蔓竜胆):リンドウ科 |
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中部電力「峠山中継所」 11:21 誰か、峠山から下ってくるかと思いながら 登って行ったが、姿なし で、ここから引き返すことにした |
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シデシャジン(四手沙参):キキョウ科-3 花びらは5枚のように見えるが、『5つに深く裂けている』・・・と |
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新しくできた「鳥居峠」の碑 「木曽川 水の始発駅」と書かれた文字が面白い 川の流れも、 鳥居峠を越えると変わる(太平洋と日本海) |
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「峠の茶屋」=あずま屋と水場・トイレのある所で 3人と合流 ここから下りになる 『大雨の影響により、道が荒れている場所がある・・・』 と、書いてあったが、石畳が土で埋まっていて かえって歩きやすいと思った |
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ウバユリ(姥百合)?:ユリ科-1 ウバユリとオオウバユリはそっくりの顔をしている 違いは、背丈と花の数 (オオウバユリは、1.5m〜2mくらいになり 花の数は10〜20個くらいつける・・・とか) この花は1mほどで、花の数も少なかったので ウバユリとしたが、どうかなあ? |
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さあ、下って行こう 12:06 トチノキの大木群ともお別れ |
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マタタビ(木天蓼):マタタビ科 凸凹した虫こぶの実がなっていた 正常などんぐり型もあった 葉っぱが白くなっていないものもあった 猫を飼っているという女性は、 これをお土産にするとか・・・ 猫は大喜びするらしい |
クサボタン(草牡丹):キンポウゲ科 まだ、咲き始めたばかり |
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調べ中 |
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フシグロセンノウ(節黒仙翁):ナデシコ科-2 とっても鮮やか! |
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ナンバンハコベ(南蛮はこべ):科-2 花が咲き、花びらが落ち、丸い実ができていく ・・・の順がよく分かった もうしばらくすると、実は黒色になる |
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調べ中:マメ科 |
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調べ中:マメ科 オオバクサフジかと思っていたが、違うような・・・ |
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オオアマドコロかな?オオナルコユリかな?:ユリ科 大きな葉っぱのついた茎がしなだれていた くるっと裏側をひっくり返すと 丸い緑の実がぶら下がっていた 右 |
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オオアマドコロかな?オオナルコユリかな?:ユリ科 上段の葉っぱに比べると 葉が細長い これも くるっと裏側をひっくり返すと 丸い緑の実がぶら下がっていた 右 |
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調べ中 つるになっていて、丸い実をたくさんつけていた |
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ヨメナ?ノコンギク?:キク科 |
ノブキ(野蕗):キク科 拡大したら可愛い顔をしていた! |
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ウバユリ(姥百合):ユリ科-2 |
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「中山道 鳥居峠越えコース」出口に着いた 13:00 ここから舗装路歩きになる |
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チダケサシ(乳茸刺)?:ユキノシタ科 チダケサシは白い花だと思っていたが、 これは薄紫 |
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ショートカット道へ左折 |
奈良井の宿へ入る 鎮(しずめ)神社の前を通る 13:07 |
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調べ中 家の前の大きな植木鉢に 変わった実がなっていた |
クサノオウ:ケシ科 雌しべの先がぐにゃりと曲がっているので つい、覗き込んでしまう |
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電車は15:19発に乗るつもり 皆と別れて、日陰で缶ビールを飲んでいると レトロなバスがのろのろと走ってきて 私の前で停まった 丁度バス乗り場の前だったらしい 「無料」の文字に誘われ運転手さんに聞いてみた 「15:19発の電車に乗りたいんですが、 ぐるっと回ってきても間に合いますか?」・・・と 「大丈夫です」の声で 缶ビール片手に乗り込んだ 何度もここへきているが、このバスに出会ったのは初めて |
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車内にあったチラシを読むと 「重伝建周遊バス」というバスらしい (家へ帰って検索して分かった) 何の略語かいろいろ考えて、思いついた言葉は、 「重要伝統建造物」・・・かな? 右の赤いバスは、「塩尻市地域振興バス」の文字 |
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青空フリー切符を使って、使用可能な ギリギリの駅「木曽平沢駅」から「藪原駅」まで歩いたことがある 左 奈良井川を渡り、 右 「木曽漆器館」へ立ち寄り・・・ |
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また橋を渡って、奈良井川に沿って進み 木曽平沢駅よりもっと先へ |
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「道の駅木曽ならかわ」まで行って また同じ道を奈良井へ戻る 右 漆器店の前を通り・・・ |
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「奈良井駅」に到着 ここでバスを降りた 14:30 面白い経験だった でも、お客は少なく 塩尻市の予算が心配になった・・・ |
発車までまだ時間があったので プラットホームの待合室で 時間待ちをしていた 「早い電車で帰ります」メールが 2組5人から届いた 他の10人は、同じ電車で帰った |