6月の低山ハイキング  
          阿寺渓谷・ウナリ島

            2023年6月17日   長野県大桑村  

     周辺地図はこちら  地理院地図はこちら  
     コース図はこちら  (
大桑村観光課作成の地図をお借りしました)    
   『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 多治見駅6:00発に乗車
瑞浪駅で1名・恵那駅で1名乗車
中津川駅で乗り換え、野尻駅に7:12着

今日は良〜い天気!

 
 トイレの順番待ちに時間がかかる
待っている間に、衣服調整・関節回し・靴紐縛り・
今日のコース確認などをして、約10分後の7:23発

 
 線路沿いに歩いてから、踏切を渡り左折

 
 車組が待っている阿寺橋を目指す

 
 阿寺橋に着いたが、人影無し

橋を渡った向こう側の駐車場かもと思い、橋を渡る 7:43

 
 橋の途中から右手の、中央アルプスを展望
雪の白さは無し・ぼ〜んやりしていた

 
 阿寺橋を渡った所で車組と合流
そして、グループ分け

今日は殆んどピストンなので「全員集合場所」は作らず、
野尻駅発の14:30発に乗れるよう
時計を見ながら歩くことにした

A)グループ=
ウナリ島へ行き、 
時間を見計らって引き返す(
花見グループ

(B)グループ=足を延ばしてキャンプ場まで行き、
時間を見計らって引き返す(
どんどん歩くグルー

(C)グループ=ゆっくり歩いて適当な場所で休憩し、
時間を見計らって引き返す(
ゆっくりグループ

↑ これは、(B)どんどん歩くグルー) ↑

 
 ↑ これは(A)花見グループ)&(C)ゆっくりグループ
(C)(A)に合流することにした

それぞれ、グループリーダーと、サブリーダーを決める相談をした

 
 (B)どんどん歩くグループ) 11名

 
 ↑ (A・C)花見グループ) 9名
そして、最後から歩く 1名

計21名が今日の参加者
 
 
 出発〜 8:00

   
 
 イワガラミ:アジサイ科
↑ ツルになっていて、白い装飾花は1枚
阿寺渓谷は、
イワガラミの方が多かった

そっくりさんのツルアジサイ:アジサイ科
装飾花が4枚 ↓
 
  ↑ こちらもツルになっているが、数は少なかった

 
「ようこそ阿寺渓谷へ」の門を潜る 

 
  シロモジ:クスノキ科
丸い緑の実がいっぱいなっていた
こんなにいっぱいなる株は珍しい

 
  イチヤクソウ:ツツジ科
ちょうど見頃の花がずらりと並んでいた

 
  ツクバネ:ビャクダン科
雌雄異株で、これは雌花 

 
  ササユリ:ユリ科
ピンクがかっていた
川の方を向いていた こっち向いて〜

 
  タツナミソウの仲間:シソ科
タツナミソウ
は、そっくりさんが多いので
同定が難しい

 
  コアジサイ:アジサイ科
梅雨時の花で雨が似合う
これは、青色が濃い方
もっと白っぽい花もある

 
 キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科
ガードレールの外側に咲いていた

   
   
  ホタルブクロ:キキョウ科-1
そっくりさんに、
ヤマホタルブクロがある
見分け方は『
ヤマホタルブクロ萼のつけ根が丸く膨らんでいる
ホタルブクロ萼のつけ根がめくれて、反り返っている
・・・と言われている

↑ 右は萼を拡大してみたが、『膨らんでいるか?反り返っているか?
どう判断していいか困った・・・
ふくらみも無し、反り返りも無しに見えるのだが・・・
 
 ホタルブクロ:キキョウ科-2
つぼみはこんな形

   
  ヤマアジサイ:アジサイ科
今日1番多かった花
緑の葉と、白い装飾花が爽やか〜

 
  ウツギ(ウノハナ):アジサイ科
高い所に咲いていた枝が、
垂れているのを、下からパチリ

   
  ノバラの仲間:バラ科
いい香りがした

 
  バイカツツジ:ツツジ科
葉の下に咲くので、注意深く見ていたが、
これ1つキリだった

 
  アケビ:アケビ科
長径2〜3cmの実がなっていた
花がたくさん咲いていても、
実になるのは、ほんのちょっぴり

 
 「雨現の滝」 8:50
昨日の雨で、滝らしく見えた

 
  マルバノキ(ベニマンサク):マンサク科-1
こんなにた〜くさん、実がなっているのは
初めて見た!
花はたくさん咲いても、
実になるのはほんのちょっぴりの木なのに・・・
   
   
 マルバノキ(ベニマンサク):マンサク科-2
実は、丸くはない いびつな形
どちらかと言えば、ハート形

下右は葉っぱの様子
水が滲み出したように見え、水玉もできることがある
周りにある他の葉っぱでは、こんなことはない

秋の紅葉も美しい

   
   
  マタタビマタタビ:科
上左 小さな丸い実がなっている木があった
何だろうと思って周りを見回すと、

上右 白いペンキを塗ったような葉があった
なあ〜んだ!
マタタビだ!

下左 このくらいべたべたに白ければ、
遠目でもすぐ分かる

下右 近づくと、い〜っぱい実がなっていた
まだつぼみばかりだった

本当に「猫が喜ぶ」・・・と
猫を飼っている友人に、
この木を差し上げたら、猫は身もだえした・・・と聞いた

   
  ショウマの仲間
サラシナショウマ
ではない
トリアシショウマかも?
ヤマブキショウマかも?
判別が難しい・・・

 
   キイチゴの仲間:バラ科

 
    イロハモミジ?:ムクロジ科
翼果がぶら下がっていた

 
 阿寺川の水際まで下りる場所があった 9:28
ワンちゃんもいて、泳いでいた(イヌカキだった)
「狸ケ淵」「狐ケ淵」 ↑ ↓
 
 この色!この青さ!
ここはいつ見てもいいなあ〜

   
  キブシ:キブシ科
花は、かんざしのようにぶら下がって咲くが、
実も、同じようにぶら下がっていた

 
  調べ中
この赤い実、初めて見た!
何だろう??

 
  ヤブムラサキ:シソ科
葉っぱはビロードのように滑らか〜

 
 「犬帰りの淵」 9:47
橋の上から見下ろした
橋の反対側の河原に釣り人
さっきのワンちゃんたちの主らしい

 
「樽ケ沢の滝」を過ぎた所に、大きな休憩所 10:12
手洗の水も流れていて
休憩適地・トイレもあるし

 
 今日は早朝発だったので
おなかが空いた・・・
軽く昼食を食べた

 
 ここから吊り橋を渡って遊歩道へ 10:21

 
 吊り橋を渡る時は、
前の人と同じ側の足を出すと揺れが少ない

 
 やっと土の道になった! 
ここまで舗装路歩き 約3時間!

 
 「六段の滝」
「どう数えても六段にはならない」・・・と口々に

この滝まで下りる鉄の階段は、
以前に比べると、頑丈になり
手すりもついてうんと安全になっていた!

 
 元の遊歩道に戻り、「ウナリ島」を目指した
↑ この谷川が、さっきの「六段の滝」になる
谷側に架かる橋を渡って反対側へ

下りは大きなジグザグになっていて、
緑色のロープが目印になっていた

最後から2人で歩いていたが、
下の分岐で待っている人影を見たので
「ウナリ島」の位置が分からないかも…と思って
「ちょっと先に行ってくるね」と言い置いて
速足で下りて河原へ

「左だよ〜 歩きやすい場所を探しして
樹林の中へ行って〜」
「梯子を登った所が、“ウナリ島”だよ〜」・・・と
声で案内をした

 
 崖の際まで行くと、深〜い淵
 
 ここも、少し離れた所にあって、
見下ろせる場所
い〜い色だねえ・・・

 
 イワウチワの群生地をぐるっと回って、
「さっきの梯子の所から降りて〜
”下山路”と書いてある札は間違いだから〜」と注意

元の河原に降りた 11:40

 
 この河原を11:50に出発することにして
慌ただしく飲んだり食べたり

このきれいな色の川をバックに
写真を撮ってから出発〜

 
 2つ目の吊り橋を渡った舗装路の所で、
先に出発していた3人と一緒に
Aグループ全員で集合写真

時々、左手を流れる阿寺川をのぞき込んだり
説明板を読んだりしながら
遊歩道出発点へ

この先は、来るときに歩いてきた道

朝の道は日陰で涼しかったが、
帰りの道の日向はジリジリ

おまけに土曜日のせいか、車が多い!
今の車は音もなく近くまで来るので、
ビックリさせられる

 
  ウメガサソウ:ツツジ科
行きに、「狸ケ淵」「狐ケ淵」を見下ろす所へ下り、
舗装路まで登り返す際、
「い〜いもの見つけた〜」の声で振り向くと
この花がすぐ足元に咲いていた

近くを探すと、1・2・3・4株もあった!

帰りに撮ろうと思っていたので、パチリ
なかなかピントが合わず「う〜ん」と唸ってしまった

5〜6枚撮ったうちの一番いいものでこんな感じ・・・

 
 もう、阿寺渓谷ともお別れなのでパチリ

今回で3回目
1回目の大きな感動は、3回目は少なくなってしまった・・・

 
 阿寺渓谷の門に着いた 13:32
野尻駅までは余裕で着くはず

 
 「阿寺渓谷の清流」についての説明 ↓要旨です
『“阿寺川はどんなに雨が降っても濁らない”と言われている。
森林を支える山全体が、非常に硬く風化しにくい
濃飛流紋岩(のうひりゅうもんがん)でできているため
安定しているとともに、こすれ合っても
簡単には微粒子になりにくいので、
透明度を維持していると考えられる。』と

ふ〜ん、なるほどね!

 
 阿寺橋の駐車場からの展望

ここで車組とお別れ

朝よりうんときれいに中央アルプスが見えた

 
 阿寺橋の上からの展望

蒼っぽい水の色が阿寺川の色と似てきた・・・
朝は緑色っぽかったのに

野尻駅14:10頃着

全員、14:30発に乗車できた
・・・・・・・・・・・

 歩いた距離 14km
歩いた歩数 約2万2400歩(スマホ ヘルスケアより)

行動時間 約6時間50分


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