千畳敷ロープウェイ駅から 木曽駒〜宝剣岳へ |
●場 所 | 長野県 | ||
●標高 | 木曽駒2956m 宝剣岳2931m |
||
●山行日 | 1992年9月6日(日) | ||
●コース | 千畳敷ロープウェイ駅〜木曽駒〜宝剣岳〜濃ケ池〜駒飼いの池〜千畳敷ロープウェイ駅 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=中央道=菅の台バス停⇔千畳敷ロープウェイ駅(登山口) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他 |
||
●参加者 | 佐藤、中山、丹羽 | ||
●コースタイム |
|
||
|
2、3日前にリーダーから急なお誘いがあった。 「僕は、次の週の空木岳山行に行けれないから、今週の日曜日に木曽駒へ行かないか」と。 勿論、私は今週も来週もOK! 多治見を5:00に出発。約1時間半で菅の台に着。 バス停の前にはずいぶんの人の列。 定時のバスの前に臨時バスが出て、運よく座れた。 バスの中からでも、いろいろな花が見られる、が、あっというまなので確定できない。 ロープウエーも1台待っただけですぐ改札を出る。
8:00、千畳敷発。 浄土乗越まで、花を見ながらゆっくり登る。 8:40、浄土乗越着。 空は快晴! 大団体が出発する前にと早々に発つ。 しかし、他の団体もいて、横を追い抜いて前へ出る。公開山行らしい。 中岳も、あっというまに過ぎ、木曽駒をめざす。 昔はこの辺にもコマクサがあったそうだが、いまでは人工的に柵の中に植えて保存してある。 木曽駒ケ岳山頂着、9:20。
双眼鏡で「槍」を見たり、「御嶽」を見たりしてゆっく りしていたが、 あの騒々しい大団体が来たのをしおに濃ケ池をめざす。 「馬の背」にはコマウスユキソウが、あちこちに見られリーダーの念願がかなった。 雷のような音も聞こえたが、近付いてこなくてほっとする。 満々と水を湛えた大きな池を想像していたが、予想を裏切られ、 「濃ケ池」は、ただの茶色の水溜まり だった・・・ ここからは、延々とした登り。 途中で川が二筋。どこから流れて来るのだろう?? 上には、川なんてなかったのに・・・ 「駒飼の池」も干上がってしまっていた。 左上に、浄土乗越こいる小さな人影を見ながら、宝剣荘に着く。
この頃からガスが出始め、宝剣岳頂上に着いて、暫く待っていても晴れず、 しかたなく下山。 初めて登ったときの恐怖感はなく、あの感動はどこへ行ってしまったのだろう。 登りより、下りに結構時間がかかった。 三の沢岳への分岐付近でコーヒータイムとする。 後は下るのみ。 夏の花と秋の花が仲良く咲いているのを見ながら千畳敷駅へ。 発車を待つ間、千畳敷カールを散歩。 しかし、目新しい花はなし。 ウサギギク・トリカブト・コマウスユキソウ・ウメバチソウ・チングルマの実・ ミヤマリンドウ・クロトウヒレン・ミヤマコウゾリナ・トウヤクリンドウ・ミヤマホツツジ・ タカネヨモギ・ミヤマアキノキリンソウ・オオヒョウタンポクの実、など |