久しぶりの竜ヶ岳(ホタガ谷〜ヨコ谷)


 ●場 所 三重県いなべ市・滋賀県東近江市
 ●標高 1099m 
 ●山行日 1993年9月5日(日)
 ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR名古屋駅ー近鉄富田駅ー三岐鉄道大安駅⇒宇賀渓キャンプ村・・・登山口
 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
 ●参加者 丹羽、林、中山、佐藤
 ●コースタイム 宇賀渓キャンプ村
登山口
竜ヶ岳山頂
堰堤
長尾滝
登山口
大安駅
9:10発
9:34
12:13〜12:35
13:50〜14:15
14:50〜15:00
15:30〜15:55
16:30発
                               周辺地図こちら    


来週、西穂へ行く事になっているが、
新しい靴の調子と佐藤さんの足が気に掛かり、
リハビリと、山歩きに慣れるため計画する。

登りはホタガ谷、下りはヨコ谷(この道は初めて)とする。

バスの時刻を問い合わせると、いつもの急行にちょうどうまく連絡している。

バスはやっぱり 「ふわく」風の中高年がどっさり。
いつもの事ながら騒々しい。 

店の間、キャンプ場をすぎ、林道終点へ。

かかとが上下していたのを調整し、登りに入る。

この道は数回利用 しているが近頃はずっと御無沙汰なので、
記憶に欠けているところが たくさんあり、
初めてのような感じも多々受ける。

炭焼き跡の近くでは、ヒナノウスツボ・ミカエリソウ・テンニンソウなど。

鞄が堅く、足に馴染んでいないので、
つるつる滑りやすい橋では緊張のしっぱなし。

30分ほどたつと、佐藤さんの足が休憩を要求するので、
それにしたがって休むことにする。

30分はあっというまだし、楽々登山といったところ。

この夏に、「竜」で一人女性が亡くなっているので、
一体どこでだろう・・・と考えながら歩く。

笹原に入る手前の細い道、左下は川。
ここかしら・・・などと思いながら、 足元を確かめながら気をつけて歩く。

笹原は、風にそよぎ白く光ってうねり、爽快!

青い空、白い雲、緑の山々・・・
これが今年の夏に見れたら最高だったのに!と口々に言い合う。

尾根へ出てからは、頂上までの道が笹の中にくっきり見え
あそこ までだな・・・とよく分かる。

頂上着。12:13。
風が強く、半袖では寒い。

  

ガスを点けることもできず行動食を食べるのみ。

中山さんは、近頃余裕を持ってカメラや双眼鏡を持 ってくる。

「中道」と書いてあるヨコ谷を降りる。

急な下りであっというまに頂上が遠くなる。

林の中の道をぐんぐん下り、
軍手をはめた手で左右の木々に掴まりながら
「おっとっと・・・」 という感じ。

あっというまに、尾根取り付け地点に着。

川に沿って下って行けば 良いわと考えたのが大間違い。

堰堤が幾つもあり、そこを乗り越えるのではなく乗り降りるわけ。

山に入り、巻き道を通るのやら、
堰堤のコンクリートに打ち付けてある鉄の足場を下るのやらで
なかなか時間が掛かる。

その鉄の足場も真っ直ぐならいいが
曲がっているとくる。

下を見るとはるかはるか下に道が続いていて「うわあお〜」となる。

何度堰堤を越えたか忘れてしまうほど。

水のある風のないところでコーヒータイム。

靴の甲の辺りが痛い。

せっかく来たのだからと長尾滝へも寄るが、
バスの時刻を考え、砂山経由は止めて幹線道路にする。

途中、花の供えてあるところがあった。
もしかして・・・と思うと、やっばり。

少し行ったところに谷川があり、ぴょんと飛び越える所を
誤って落ちたという状況にぴったり。

水の勢いでゴロンゴロンと落ちていっ てしまうところ。

林道へ出ると、ぎりぎりの時間。

瓶ビールは飲めないが、トイレ へは行けそうな時間。

しかし、大安駅のほうがきれいなので我慢。

乗車。

車内で軽く乾杯。

他のパーティーが、「あと少し待って貰えないか」と頼んだのに対して、
運転手さんは冷たい返事。

「電車との接続があるから」・・・と。

ところが、その電車には延々と待ち時間がある。

名古屋で中山さん達とはぐれる。
もしかして何か起こったかと気に なってTELすると、
自動販売機のトラブル。

一緒にビールで打ち上げ。
これがないと寂しいもんね。

佐藤さんは、さすがにつかれたとのこと。


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