撤退の コグルミ谷 |
●場 所 | 滋賀県犬上郡多賀町 |
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●標高 | 鈴北岳1182m・鈴ケ岳1130m 途中引き返し |
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●山行日 | 1993年12月19日(日) |
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●コース | コグルミ谷登山口・・・コグルミ谷・・・引き返し・・・コグルミ谷登山口 |
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●多治見から登山口まで | 多治見=JR勝川駅=R306=コグルミ谷登山口駐車場 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、林、中山 |
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●コースタイム | JR勝川駅 コグルミ谷登山口駐車場 コグルミ谷登山口 引き返し地点 コグルミ谷登山口 駐車場 |
7:53 9:15~9:32 9:40 11:55~12:35 13:40 13:52着 |
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中山さんにとっての未踏峰である鈴北岳・鈴ケ岳へ行くことにした。 藤原からの往復は、日が短いこの頃では無理なので 車でコグルミ谷から登ること にする。 みとう通信に、『泥でぐちゃぐちゃだった』という報告がしてあったので ロングスパッツを用意したところ、必需品となった。 脇之島まで迎えにきてもらい、勝川で林さんを迎え、 高速に乗り、四日市 ICで降り、地図を見ながら鞍掛峠近くまで行くと、 だんだん雪が多くなってきた。 金峰山へ行ったとき、谷口さんの車がツツツーと滑って 「あわや~」の思いをしているので、「もうこの辺で止めようよ」と勧める。 今は良く ても、登っている間に雪がどっさり降り積もったら怖いので、 登山口より歩いて10分くらい手前の小広場に駐車することにする。 冬季交通止めになっているにもかかわらず、 我々も含めどんどん車が入っていくし、降りてもくる。 山ヤと言うより、猟犬を連れたハンター達。 登山口には大きな記念碑。 もう、そこから雪道。 最初5cm位の雪が登るにつれ、10cm、30cmとだんだん多くなり、 前の人の足跡を踏み外すとズボッと太ももまで埋まってしまう程。 ナダレの跡か、それとも猟犬がやみくもに走って蹴散らした跡か、 雪のなだれたような跡があちこちにある。 長命水の水場を過ぎてからすぐに急登が始まり、 どう考えてもこれは登山道ではないと思われるところをぐんぐん登っていく。 谷間の登山道は雪が深 いので、 あえて稜線に出るルートを作ったらしいと後で分かった。 (帰りは正規のルートをラッセルした) 雪を避けて、雪の浅いところを選んで足跡が付けてある。 最初のラッセルをした人に感謝。 白瀬峠への分岐点が格好の休憩場所。 ここから少し登って降りれば、 真の谷から来る道と合流するはずと記憶にある、 まあ、この雪では鈴北や鈴ケ岳は無理だろうけれど、 御地くらいまでは行けるだろうとたかをくくっていた。 ところが、最初のラッセルをしてくれた3人組に追い付いてしまった。 そ の3人組も登山道が分からず難渋しているらしい。 あれ?おかしい。 分かるところまで戻って(木にテープがついている)みても それから先が分からない。 途中までしっかりテープが付いていて迷うと ころもないのに、 ふっとテープが無くなり、どこを探しても何にもない。 暫く探していたが分からないので、さきほどの3人組が休憩していたところ まで行くと、 ラッセルの跡が迷いながらも上へ上へと続いている。 感謝しながら跡を辿ると、またまた稜線で休んでいる姿にぶつかった。 林さんのロングスパッツもないので、今日はここで打ち止めとする。 ココアを作り、30分ほど休んで下山開始。 下りは楽々。 私は軽アイゼンを持ってきたのでそれを付けたので余計楽々。 1時間10分ほどで登山口に着。 樹氷が綺麗だった。 下ってきたらさっきまでの曇り空が眩しいばかりの青空となり、 余計不完全燃焼感が強くなった・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *登山地図に、「R306は冬季通行止め」となっていたので、 SLが桑名土木事務所へ電話して確認した所、 「途中まで行けるが凍結している」とのことだった。 *通行止めの標識を通過。 やはりところどころ凍結しているが、上から降りてくる車が何台もあるので 前進。 *シャーベット状の箇所もあったが、登山口の少し手前の駐車場まで行くことができた。 |