雪のない 伊吹山


   ●場 所 滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町
   ●標高 1377m
   ●山行日 1994年1月3日(日)
   ●コース 3合目・・・5合目・・・7合目・・・山頂・・・3合目・・・登山口
   ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR近江長岡駅=登山口→ゴンドラで3合目へ
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
   ●参加者 伊東、林、中山、丹羽
               周辺地図はこちら  


2月の南アルプス合宿のためのトレーニングのはずだったが、
谷口さんは欠席。
犬飼さんは、乗遅れで合流できず。
1電車待ったが姿がないのでタクシーで出発

今日の冷え込みは厳しく、雪かと思うほど真っ白い霜

しかし、下から仰ぎ見る山 肌は、土が9、雪が1といった割合。

ゴンドラから見下ろす景色も、曇っていてどこが琵琶湖かもはっきりしない。

頂上はガスの中

ゴンドラの終点駅で身支度。9:30~9:40。

一応、雨具のズボンとロングスパッツは付けたが、
終わってから考えればそれも必要無かったほど。

解けた泥どろがカチンコチンに凍っている道を緩やかに登って
4合目へ行くのだが、 なぜかしらえらくてしかたない。

林さんに言わせると、雪がなくて景色が良くないから・・・だそうだ。

こんな緩い登りでえらくなるなんてと自分自身に腹も立った。

5合目で休憩。10:05~10:10。

下に見えるスキー場は見るも無惨な姿。

5合目からの登山道は、雪が8、土が2といった割合になり、
かろうじて解け残っている雪道を登ることができた。

7合目で休憩。

8合目のあたりから、木が白くなってきた。
霧が凍ったものか、えびのシッポも少々できている。

これからいよいよ本格的な凍った道になるかとアイゼンを着けたが、
すぐに後悔したほど。

頂上付近もなんと土や岩が見え、キーキーとアイゼンが嫌な音をたてる。

我慢できなくてすぐはずした。

以前来たとき、滑落停止の練習をしていた斜面も雪はなし。

周遊コースのロープもしっかり存在が分かる。

頂上からの展望なし。12:00~12:45。

店の陰でコーヒーでも沸かそうと陣取る。
近くにテント2張。
じっとしていると寒いので我々もツエルトを出し
頭から被ってガスを点けるとあ・ た・た・か・い~

早々に頂上発とする。

下りは登山口まで歩く。

プラブーツの林さんは、歩きにくそう。

しかし、ズックは、 捻挫しやすいからと1合目まで雪のない草原を歩く。

この草原は、膝に力が掛かるので明日は痛むかなと心配しながらだったが・・・

1合目で靴の泥を落とし、ズボンもスパッツも取り身軽になって下山。
登山口、14:50着。

バスがなく、タクシーを呼んで駅まで。

去年の1月4日に行方不明になった男性のちらしがある。
もう1年経った。


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