栂池〜白馬岳〜猿倉


 

 
白馬乗鞍岳


白馬大池
●場 所 長野県
●標高 白馬乗鞍岳:2436.5m  小蓮華山:2763.4
白馬岳:2932.3
●山行日 1996年8月3日〜8月4日
●コース 栂池自然園〜天狗原〜白馬乗鞍岳〜白馬大池山荘〜小蓮華山〜三国境〜白馬岳〜白馬山荘(泊)〜大雪渓〜白馬尻〜猿倉
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR白馬駅=タクシーで栂池ゴンドラ駅へ⇔ゴンドラとロープウェーで自然園へ・・・登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 丹羽、林、水野、佐藤幾
●コースタイム 1日目 8月3日(土)
JR多治見駅
JR白馬駅
ゴンドラ駅
栂池自然園登山口
白馬大池山荘
小蓮華山
三国境
白馬岳
白馬山荘(泊)
0:36発
5:37着
7:00頃発
8:15発
12:00〜12:20
14:45〜15:00
15:42〜15:52
17:05着
17:30着
2日目 8月4日(日)
白馬山荘
雪渓終わり
白馬尻
猿倉
7:30発
11:25
11:35〜12:15
13:40着
            周辺地図はこちら


1日目  8月3日(土)

体調の悪い人が続出  ゆっくり登る

多治見、夜中の0:36発の急行「ちくま」に乗車。

席は満員で仕方なく通路にテ ントマットを敷いて座り込む。

後から考えれば指定席に代わればよかった。
疲れとお金を天秤にかけてみたら疲れない方がいいもの。

3時間半くらいそういう姿勢で座っていたが、こんなこと2度とやりたくない

松本で、新宿から来た「アルプス」に乗り換えると(4:01〜4:32)、女性3人で4人席を占領していたので、足をどかせてもらい座る。

さすがお尻に優しい。

白馬に5:37着。すぐタクシーを頼む、が、メンバーの1人が遅いからといっていったん乗せた荷物を下ろされてしまった。

1万円札で清算をしていたから・・・だって。

前回、パスで登山口まで行った記憶があるので、タクシーならもっと早く行けると思ったのだが、ゴンドラ・ロープウェーができ、それらに乗らなければ登山口まで行けないしくみに変わっていた。

せっかくタクシーで来たのに1時間ばかり待つはめになった。仕方ない、

朝食を食べながら待つ。
7:00前に改札が始まり、4人乗りのゴンドラで「栂の海」へ。
少し歩いてロープウェー乗り場へ。
計2020円が余分にかかるわけ。

登山口は前回と変わって、栂池自然園の手前から入るようになっていて、トイレが大きく新設になっていた。

左の池にミズバショウが。ここの葉は小さいのに、上で見た葉は、お化けミズパショウだった。

ザックの背負いかた指南や準備体操をして8:15発。

空は快晴。眩しい夏の太陽を防ぐためサングラスをかける。

ミゾホオズキに出迎えられ、べ二バナイチゴ、コゼンタチバナ、マイヅルソウ・ アカモノ、イウイチョウ、ツマトリソウを足元に見なから登っていく。2番手の立候補者がいたが、足取りのゆっくりの人と交代してもらう。

休憩、8:45〜8:50。

箱入りのバナナやゼリー1袋など、重い食料を持ってきた人がいて驚かされる。

9:28〜9:38。天狗原の雪渓で休憩。
  
前回は、じめじめしていたが雪はなくチンクルマが咲いていた所。
ふりあおいで見上げると正面に残雪がたくさん残っている斜面が見える。

    
     天狗原で

重い食料を持ってきた人から、荷物を少し貰って持つことにする。
ここから少し上がっていくと、木道がず〜っと渥地帯を横切っている所にかかる。

前回は、その木道の下を、池か川のように水が流れ、木道の止め具が外れていて、すってんと転げ落ちたことを覚えている。
今日は水はなし

  
         天狗原で

白いワタスゲがよく目立つ。薄青のタテヤマリンドウもあちこちに。 ダケカンバ・キヌガサリウ・オオヒョウタンボクなどが生えている岩ゴロゴロの登山道を、ひょいひょいと渡って行きたいのだが、うまくバラ ンスの取れない人もいる。

「足が痛い」・・・の訴えには、「一番上の靴紐をはずしてみて」・・・とアドバイス。
なんとかよくなったらしい。

いよいよ乗鞍岳への登りに入る。
大きな岩を乗り越え急な坂道を登っていく。
雪渓から溶け流れ出た水が、登山道を流れ下っていく。
上からの登山者、下からの登山者と大混雑。

雪渓を渡る手前で休憩、10:35〜10:45。

ここらは岩の陰にイウヒゲが咲いていた所。
今は、葉っぱはあるが花なんてどこにも無し。

雪渓から温度上昇に伴ってか、水蒸気が緩く立ち登っていくのが見える。

雪渓を渡ってすぐ乗鞍岳のだだっ広い頂上丘に着。

  

タカネパラと久しぶりの御対面。

右手に遭難碑を見てハイマツの間のたらたら道をたどって白馬乗鞍岳頂上着。
ケルンがあるからそれと分かるものの、ただの通過点といった所。

  
      白馬乗鞍岳

薄青のミヤマシャジン発見。 イウギキョウだと言っている人がいて、あれっ?と思ったがその場では確定できな かった。

  
     ミヤマシャジン

さあ、これからは下りで楽になるなと気が急ぐ。

  

白馬大池が見えた。青い色。今日は一 段と美しい。
それに緑の山と白い雪。青い空。それに真っ赤な白馬大池の小屋がアクセント。

  

ときおり、小蓮華にガスがかかる。

いよいよ下り。
丸い岩のてっぺんに足をかければ、ひょいひょいと難なく下りていけそうな所なのだが、足取りが重いのは、重登山靴の固い底のせいか?不慣れなせいか?バランスの問題か?

左手に雪を映している白馬大池を見なから、後から来る人に先を譲り譲り下るが、、小屋がなかなか近づかない。

やっと12:00着。3時間のコースタイムの所、約1時間の遅れ。

白馬大池山荘前で休憩。 日陰もなくジリジリと照らされる。

  
       白馬大池山荘前で

水は豊富。蛇口の前に行列ができる。
冷たい水でスキムミルクと砂糖を溶かし回し飲みする。

持ってきた1リットルのポカリ スエットはもうここで終わり。
新しく粉末を溶かして作る。

12:20発。

ここはお花畑となっていて、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラが多い。

白馬山荘まで3時間20分。
このスピードだと17:00か18:00。
まあ、明るいうちには着けるだろうとふむ。

稜線までの登りがつらかった人は、「ここから白馬大池へ戻ろうか」・・・と思ったとか。
いっとき、間が離れすぎて、姿が見えなかった時もあった。

ふと右手の方を見ると、ライチョウがいる。親と、それに子供が2羽。
「カメラで撮りたい」・・・と近づく人がいても逃げない。「雷鳥坂」という名前だけある。

小蓮華までは緩い登りが続く。
見えているのは本物ではなく手前のピークらしい。
ジリジリと暑く、今度は先程とは違う人がつらそう。足の痛かった人は回復

30分たった所で休憩。丁度リンネソウ群生もあるので。12:50〜13:00。

  
     リンネソウ

後から来る人に先を譲り、譲りゆっくりスピードで登る。

右の稜線(明日登る予定の雪倉・朝日)はガスがかかり始め、涼しくなるかもと期待するが、なかなか そうはならず。

休憩、13:35〜13:50。30分で休むことにする。

今度はまた違うメンバーが、「頭痛と吐き気」・・・高山病かも。
食欲も無し。ぐったりと座っている。まさに「パテた」格好。
荷物を少 し減らし、回復した人へ移す。これも気分の問題(軽くなったと思えば、少しの効果あり)

またまた、ライチョウに出会う。

休憩。14:10〜14:20。

  

タカネナデシコ、ミヤマアズマギク、イワツメクサ、タカネヤハズハハコが目立つ。
頭痛と吐き気の人は、それらに目を向ける元気が出てこない。

14:45〜15:00。あれが小蓮華かと何度もだまされたが、やっと小蓮華山に到着。

シナノキン パイ、ミヤマキンポウゲ、ヨツパシオガマ、チングルマ、イブキジャコウソウ、ウサギギク、チシマゼキショウ、イウギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ(別名コガネギクというほど黄色が鮮やか)などがお花畑を作っている。

足元に白色の5弁の星形の花、何だろう?と思いながら歩く。後で、ホソバツメクサと分かる。

小蓮華山頂上には「剣」が立っている。後は三国境へ下って、白馬へ登るだけ。

3分の2は来たわけ。

白馬大池へ戻ろうか・・・と思っていた人は、「気持ちが悪い」といっている。
頭痛と吐き気の人は、食欲無し

稜線漫歩のはずだが、体調の悪い人がいてはそうそう楽しめない。
たらたらと下ってたらたらと登る。

  

あのピークを登れば三国境。
「今休んで後は一気に登る?」・・・と頭痛と吐き気の人に聞くと、「休まない方がいい」との返事。
「ではゆっくり行きましょう」・・・と言いな がら1歩1歩登っていく。

期待していたウルップリウはトウモロコシのような穂先 だけ。 休みも無しで15:42、三国境(長野・新潟・富山)に到着。

頭痛と吐き気の人は、疲労困憊といった様子。
ザックを背負ったままで上向きに寝転んでいる。
ここから1時間登れば白馬岳。

15分歩いたら休ことにするから」・・・と言ってまた出発。15:52。

ここからはたらたら登りではなく、傾斜がきつくなる。
スピードも、もっとタウンする。

右側の斜面にはコマクサの群生。
前回来た時はガスガスの中で足元しか見えなかったので、こんなに咲いていたとは知らなかった。

タカネツメクサ、イワツメクサも。

後から来る登山者もバテているのか、「お先にどうぞ」といっても断られる。

ミヤマクワガタ、ミヤマシオガマ、イワオウギ、ウサギギクなど、右も左もお花畑。

遠くの山々は緑の山に白い雪渓とさわやかな配色。

「これを見たさに登ってくるんだけどね」・・・頭痛と吐き気の人の言。休憩16:12〜16:17。

少し荷物を減らす。(分担して持つ)

また15分で休憩、16:35〜16:40。

ガスと風が出始め、寒いほど。 もう頂上が見える
1歩1歩足を引き摺るようにして白馬岳山頂着。17:05。

  
     白馬岳山頂

記念写真の後、比較的元気が戻った2人に、一足早く行ってもらって手続きを頼む。

ポカリスエットを飲んでから調子が良くなった人もいた。 へえ〜、御利益があるんだ。

残った2人も、白馬山荘に向けて出発。
最後で気を抜かないようゆっくりスピードで。 17:30着。

予想したとおり、6時間20分のコースタイムの所、9時間15分。

白馬山荘は超満員布団1枚に4人

朝日から蓮華温泉への道は、「橋も流され登山道も崩壊し、下山は無理」・・・と言われガックリ。

でも、まずピールで乾杯。大缶780円。頭痛と吐き気の人は少しだけ。

おなかも空いたので下の自炊場へ行く。
今までの山小屋の中で一番快適
まず明るい。食堂の横。ついたてで仕切ってある。きれい。食堂風。水が豊富。蛇口から自由にどうぞ。それに空いている。
もう、この時間、自炊のピークを過ぎていたからかも。

マーボー野菜を作ろうと野菜を切り始めていると、頭痛と吐き気の人が「気分が悪い」・・・といってしばらく帰ってこない。
帰ってきたらしゃがみこんでいる。
これはいかん、休ませなくては・・・と指定された部屋へ行くと、もうそこは超満員

布団に枕をならべて、「ほら、もう余裕はないわよ」・・・と言われてしまう。

「何番?」・・・と聞かれ、手続きをした先行者を呼びに行く。

部屋も間違いないし、番号もあっているが、とても寝られる状態ではない

で、受け付けへ行って「気分の悪い人がいるので何とか体を休ませれる所を作ってもらえないか」と頼むと、「こちらへどうぞ」と先にたってくれた。

他の3人の寝る場所も、「廊下であろうと構わないのでどこかに確保するために、ザ ックを持ってきて置いておいて」・・・と、サブリーダーから頼まれる。

すぐ自炊場へ戻り食事の道具は そのままにしてザックを持って1階の比較的空いている所へ置いていると、またサブリーダーが、「2階の方が我々も休めそうだ」・・・というので、またザックを持って2階へ行くとそこは個室の前

頭痛と吐き気の人は、もうお布団を出してもらっていた。
敷布団1枚で2人、掛け布団1枚で2人が休めるように場所を確保してから、また自炊場へ戻り、片付けをして2階へ戻る。

その間にも、部屋からあぶれた人たちか1階の廊下に布団を持ち出して既に寝ている。

2階は丁度個室のドアとドアの間が空いているのだが少し狭く、頭を打つか ドアが開きにくいかになってしまうので「どこかもっと快適な場所は?」・・・と探すが、そういう所は既に先客がいる。

あきらめて元に戻る。
するとサブリーダーがいいことを考え付いた。
廊下に斜めに布団を敷けばドアの邪魔にならない」・・・と。賢い!
その方法をとり、以後頭こっつんということもなく、「足の方またいでいってください」・・・ということで1階より涼しく静かに眠れた

明日の行動を相談する。

朝日岳からの下山は無理

大雪渓を下りるのが最短距離

回復していれば雪倉往復もできるが、今日の様子を見ていればとても無理・・・と判断して布団に入る。

サブリーダーはツエルトを布団代わりに、私はフリースを布団代わりにして寝る。

夜中、小屋の人が見まわりに来て、布団をかけてくれた。

私は寒くないので断り、「他の人にあげてください」・・・と言うと、サブリーダーはツエルト1校では寒かったようなのでもらい、2人で使うことにしたが、私には重くて暑くて足先にちょっと掛けるだけですんだ。

それでもまだまだ暑く て、靴下を脱いだくらい。

夜中トイレに立つと、テント場の灯りがきれいに見えた。

ここのトイレは大変快適
中にあるし、きれいだし、あまり臭くないし。

2日目  8月4日(日)

貸しアイゼンで、大雪渓を降りる

朝3:00頃からうるさくなる。
御来仰を迎える人たちらしい。我々には無縁。

外の様子を見に行くとひどいガスと風
また布団に戻り、5:00起床。

精神安定剤を飲んでいた人は、起こすまで目が覚めなかった。

荷物を全部持って自炊場へ下りる。

煌々と電気がつき、その上がら空き。
食事の用意をする。

頭痛と吐き気があった人の体力も国復してきているよう。しかし、食が細い
それに引き換え、回復した人の食欲がすごい。食欲があるということは元気な証拠

食事が終わってから、ミーティング

頭痛と吐き気の人の食欲はあれで普通だそうな。
昨日のえらさは「なくなっている」という。

雪倉往復の白馬大池泊まり」は6時間。

2人の歩きを考えると8時間みておかなければならない。
その8時間に耐えられるかどうか

せっかく来たんだから行きたいのはやまやま。
でも、昨日の歩きを見ているとちょっと心配
「じゃあ、下山」とは誰も言わないので、「三国境まで下りてから考えましょうか」・・・と雪倉説に決定。
出発の用意にとりかかる。

早めに用意して受け付けの所へいくと、今日・明日の天気予報が掲示されている。

それを見ると、午前は曇りガス、午後は雨と雷
その次の日も同じ

こりゃあいかん。「下山した方がいい」と思い、新しい情報を流し決定。

アイゼンを持っていない2人は、貸しアイゼンを借り、7:30、ガスの中へ出発。

村営の小屋は余裕があったそうな。

大雪渓からの方が登りやすいので、そちらの方が混んでいるとふんだのだが、違っていたらしい。

隣接して立っているのだから、お互いに情報を交換してやりくりしてくれればいいものを・・・と利用者の立場から思う。

回復した人は、下りにどうも弱いようで、足がはかどらない。

今年はよく花が咲いている。
前回のように登りに見た光景と、下りに見る光景はまったく違う ので楽しい。
左右の花を見ながらの私にとっては楽しい散歩。

だんだん天候はよくなってくるかと思ったり、強い風が吹いたりとめまぐるしい

休憩。8:00〜8:10。雨がパラパラ

相変わらずのお花畑。クルマユリ、ハクサン フウロ、ミソガワリウ、イワオウギ、メタカラコウ、オタカラコウなど。

休憩。水場で。暑くなって雨具を脱ぐ。8:30〜8:40。
雪渓がパックにある。

ミヤマダマキの1株。その横に、ハゴロモクサ。頭にパッと名前が浮かぶので不思議。

すぐ、小雪渓アイゼンを着け横切る。
アイゼンに慣れていない人は、こわごわ。
渡って、アイゼンを外し、後からの人に先を譲り、譲り、ゆっくり下る。

9:35〜9:55。大雪渓の入り口で休憩、兼アイゼン装着

延々と連なる人・人・人

登る人と下る人が引きも切らず続く。

     
              大雪渓で

アイゼンに慣れていない人へ、「ストックをしっかり使って、アイゼンを打ち込むようにして平らに足を置く」・・・とアドバイス。でも、こわごわと いった所。

登り優先で、下る我々は少し脇に退いていなければならないが、待っていてはちっとも進めないので、歩きやすそうな所を選んで下っていく。

休憩10:20〜10:30。落石のないところで。

白馬の頂上はガスの中
しかしその外の山は快晴の下。仕方ない。こんなこともよくあること。

11:25、やっと雪渓が終わりアイゼンを外し、登山道に入る。

ここはまだ雪解けが終わったばかりの春。
エンレイソウやコミヤマカタバミ、サンカヨウが咲いている。

アイゼンに慣れていない人が捻挫! 白馬尻の小屋のすぐ手前で。
白馬尻小屋で休憩しながら様子を見る

靴下をとって見たが、みるみるまに腫れてくることはないので軽い捻挫だろうと判断。
しかし、もう少し様子を見るために大休憩とする。11:35〜12:15。

新しい小屋が建っていた。快適そう。水も豊富。

幸い、それ以上腫れてこないので、湿布を持ってきた人から貰い荷物の重そうなものを分担して出発。

後ろから来た人に「靴紐をしっかり締めて」と声を掛けられ締め直して出発。

林の中に、ニリンソウ(今ころ)、オオウパユリ、オオレイジンソウ、オオイタドリ、オ二シモツケ、ズダヤクシュ、ヤグルマソウなど。

林道へ出てからは木陰がないので暑くて暑くて、ジリジリ。

傘のあることを思 い出して捻挫の人に貸す。

振り返り見る白馬はいい天気。
真っ青のきれいなアジサイ、どうやらエソアジサイと後で分かる。
クガイソウ、ホタルブクロ、ミヤマアカバナも。

やっぱ、下山してよかった。
捻挫がもし、まだ三国境当たりで起きたなら、延々何時間もかかって下山しなければならない。
白馬尻で良かった。

どんどん追い抜いてもらって、登山口に13:40着。

パスのエンジン音が聞こえていたがすぐ出発する臨時パス。ラッキー。

「5分待って」とみんなを呼びに行く。

白馬駅まで。
途中の温泉で降りる人もいる。

駅前でアイゼンを返し、歩いて行ける温泉を教えてもらい出発。

10分ほど歩いて「みみずくの湯」へ。山ヤが多い。

日焼けがひどくて腕が入れられないといって、温泉パスの人も。

出た後のビールのおいしいこと。

帰りはタクシーで快適に駅まで。

普通を乗り継いで多治見へ。

その他の花
オンタデ、コイワカガミ、クモマ二ガナ、シロバナクモマ二ガナ、ミヤマタンポ ポ、テングクワガタ、エゾシオガマ、ミヤマリンドウ、ミヤマホツツジ、アオノツガザクう、オンタデ、シナノオトギリ、クロクモソウ、ヤマブキショウマ、ミヤマキンパイ、ミヤマダイコンソウ、ウラジロタデ、クモマミミナクサ など


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