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梅雨のど真ん中。
天候は晴れのはずが梅雨前線が下りてきたらしく、
バス停でもうぽつぽつし始めている。
今日は「ふわく」の大団体と一緒。
彼らは、バス停の屋根の下で念入りな準備体操。
どうも「長石谷」から登るらしい。
良かった~ コースが違っていて!
リーダーはバスの中へストックを忘れた。
これで2回目。
この前と同じように、 次のバスに乗って戻ってきた。
バス停、9:12発。
少しの雨はかえって気持ちがいいので、雨具はつけず歩き始めた。
登山口に9:40。
少し歩き始めたが、雨で濡れた笹が両側から迫ってくる所で
雨具を付けることにした。
雨具を着てしまうと、誰が誰だかわからなくなるので
「ふわく」のパーティーと間違えられてしまった。
彼らは長石尾根の分岐から 右へ曲がらずに、真っ直ぐ来てしまったらしい。
登山口もわからない人を置いてきぼりにするなんて…
だいぶ戻らなければならないよ~
三ツロ谷登山口に入る。
コンクリートの堰堤がなければ素轍な山水画のおもむき。
今日は水が多く、堰堤の近くが通れず、
一山・二山超えていかなければ ならない。
さて下りようとすると足元まで水が迫っているので、少し方向を変えて下りた。
休憩、10:05~10:15。
雨のため薄暗くて、いつもの見慣れた登山道ではなく、目新しく思えた。
分岐に出た。
「直登がいい?、巻く方がいい?」とメンバーに尋ねると、
「谷にそった方がいい」という返事なので、
三ツロ滝からの直登にする。
木の根につかまり、ぐいぐいと高度を上げる豪快な登り。
登り切った所で休憩、11:05~11:15。
ここからあちこちで登山道が崩壊していて、巻き道が作られていた。
そういえばこの道はしばらく使っていない。
その間に様相が変わってしまったようだ。
所々にナンバープレートが付けてあって、
危険な状態を見つけたら電話するように・・・ と
電話番号まで書いてあった。
へえ~・・・
「ふわく」が、この道を下山路に使わな いのiはそのためか?
三ツロ谷から長石尾根へ合流して、いよいよ頂上へ。
ここの登りは疲れる。
下りに使った方が得策。
「ふわく」の団体は、長石尾根から来たらしい。ガスの中から声が聞こえた。
長い列を追い越し、前に出た。
歌を歌っている人の後ろはいやだもの。
頂上着、12:15~12:30。
寒いのですぐ下山を始める。
この前、登りに使った長石谷。
登りでは快適な道が、どういう分けか下りでは歩きにくい。
メンバーは、「膝が痛い。」と言う。
「もっとストックに重心をかけ、シ ョックを分散させるといいよ。」と
アドバイス。
彼女は今日が初めてのストック。
まだ、使い方に慣れていないよう。
スピードを落とす。
休憩、13:15~13:20。
この道も何度か川を渡りかえさなければならない。
そんな川を渡る時、足を乗せた石がぐらっときて、川の中へしりもちをついた。
雨具のおかげでズボンは 濡れなかったが、靴から水が入った。
脱いで水を出そうとしたが、それほどでもなかった。
ストックで石の様子を確かめたのだが、それだけではわからなかった。
休憩、14:15~14:20。
「しまや」に、15:25着。
びっしょり濡れた服を着替えて、ビール。
急行の直通バスで名古屋へ。
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