久しぶり~   竜 ケ 岳        


          

  ●場 所 三重県いなべ市・滋賀県東近江市
  ●標高 竜ケ岳:1099m 
  ●山行日 1996年6月2日
  ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR名古屋駅~近鉄名古屋駅ー近鉄冨田駅ー三岐鉄道大安駅⇒宇賀渓バス停…登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 丹羽、林
  ●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
近鉄名古屋駅
近鉄大安駅
宇賀渓バス停
竜ヶ岳山頂
登山口

7:32発
8:16
8:30~9:45
9:45発
10:00頃着
12:55~13:28
15:15着

                                         周辺地図こちら    

  
 
  今日は、愛知労山の清掃山行の日。

混雑する御在所と藤原を避け、近くでふらっと行 ける所を・・・と思い、
久しく行っていない竜ヶ岳に決めた。

いつもより1時間遅らせ混雑回避も考えた。

さすが、思惑通り、名古屋駅も大安駅もバスも山も静かで良い選択だった。

大安駅を9:45に出発し、約15分で宇賀漢に着。
ここは観光地で、土産物店や食べ物屋が店を連ねている。

以前来たのはいつだったか、雪の時期の記憶がある。

シーズンでは なかったので1軒しか店が開いてなかったような記憶がある。

その時と比べると、店の数も増え、こぎれいに改装してあった。

日曜日とあって、河原でキャンプをしたり食事の用意をしたりで
にぎわっているのを左 手に見て、林道を奥まで進む。

新しく谷の工事も完成していて、しばらくぶりなんだとまたまた痛感させられた。

薄暗い林の中を進み、川のほとりで休憩。10:55~11:00。

ここからは頗斜がきつくなりぐんぐん登っていく。

腐った丸木橋は避け下からまわり、 杉林の中をジグザグに登り、谷を渡った。
休憩、11:50~12:00。

近くでギンランを見つけた。
朱色のヤマツツジが鮮やかで、新緑の中でひときわ映えていた。

ヤマフジもちょうど見頃で、薄紫の房があちこちに垂れていた。

天気が良ければ、これから行く笹原は暑くうんざりする所だが、
今日は天気予報と違って、曇りの状態か時折霧が流れるような天候となり
帽子も不要。

尾根へ出ると、足元にイワカガミが咲き、周りは霧で真っ白
一見霧ヶ峰風の景色となった。

笹の中にぽつんぽつんと立っているのはどうやらシロヤシオの木らしい。

登山道の間近にもあるが、どういうわけか花もつぼみも無い

1~2週間花の開花が遅れていることは予想していたが、
つぼみも無いと言うことは・・・?
今年は不作の年なんだ。

アカヤシオは何とか咲いていたが、シロヤシオはーつも無い。
と思ったところ、咲き終わろうとするたった一枝だけがあった。

たくさんある木のうちのたった1本の、そのまたたった一枝だけ

これらのシロヤシオが真っ白に咲けばなかなかの見ものだろうと
頭の中で想像してみた。

頂上に12:55着。

広場は賑やか。

隅に陣取りいつものココアを作る。 13:28発。

下りは木につかまって下りる急な道と、堰堤を下る長い梯子の記憶があるので、
ストックを片づけ慎重に足を進めた。

ヤマツツジが満開で、あちこちにパッ、パッ と鮮やかな固まりとなっていた。

谷は、様相が変わってしまっていた。
石がごろごろと登山道を埋めてしまったので
ぐるっと 大まわりするようペンキがべたべたついていた。

休憩、14:05~14:10。

タニウツギという名だけあって、本当に谷はタニウツギだらけ。

ピンク色が谷のあっちとこっちに群がって咲いていた。

キバナツクバネウツギも数株。
やっぱり谷沿いで見つけた。

15:55のバスに乗りたいので、滝をパス。

たらたらした登山道を早足で歩くが、意外と長い。

ヤブツバキの薄暗い木立のせいか、変化に乏しい道のせいか
いやになるほど長く感じた

登山口に15:15着。

ビールを飲む時間もとれる。

予定のバスに乗車。 15:55発


    1996年~2000年の山行記録はこちら

 
    トップページへ戻る