冬山トレーニングで 富士見台へ |
●場 所 | 岐阜県中津川市 |
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●標高 | 1739m |
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●山行日 | 1997年1月15日(水) | ||||
●コース | ケヤキ平(P)〜強清水(登山口)〜神坂峠〜山頂〜神坂峠〜途中少し林道歩きで強清水へ〜ケヤキ平(P) |
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●多治見から 登山口まで |
多治見=中津川=ケヤキ平(P)・・・強清水(登山口) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 浦本、丹羽、蓑田 | ||||
●コースタイム |
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地図はこちら |
冬山合宿に向けてのトレーニングに富士見台へ。 多治見を7:35発。 リーダーは土岐市に住んでいるのに、逆方向の多治見までわざわざお迎え・・・ 申し訳ない! ケヤキ平までの道は積雪もあり、凍っている所もありで、 緊張して口数も少 なくしていたが、リーダーはのんきそうに後ろを振り向いたり、 冗談を言ったりで余裕しゃくしゃく。 ケヤキ平に8:57着。 ロングスパッツが始めての新人に、懇切丁寧に教えている。 世話焼きなんだ。 その脇をタクシーが追い抜いていった。 やはり登山者が乗っていた。 登山口までは林道歩き。 凍った道に注意しながら、生まれ故郷の和歌山の話や、 新し物好きで高級品好みの話などを笑いながら聞くうちに、登山口の強清水に到着。 10:00〜10:08。 登山口手前で、先程のタクシーはもう1台を待つために待機していた。 2台に乗り合わせたグループのよう。 前回より雪が多く、天候はいうこと無しの上天気。 エビノシッポというより、タイのうろこのような雪を始めて見てそのきれいさに驚いた。 ガラス細工か貴石で作っ た工芸品のような薄い雪片が、 斜めに持ち上がった状態で、それはそれは美しい光景だった。 始めて見る物への感動! それがまた、たくさんたくさんある! いつものように私がトップを歩かせてもらった。 私のペースで歩くので疲れ知らず。 リーダーのピッケルの持ち方は、愛知労山で覚えた持ち方と違っていた。 訳を聞くと、とっさの際に制動がかけられるのは、長い方を後ろにして持つのが正しい・・・と。 なるほどね。 峠の下の林道で休憩。11:07〜11:15。 峠からは、1人分のトレースが付いていた。 その足跡へあわせようとしたが、私の歩幅より大きくて歩きにくい。 よほど背の高い人かと思ったほど。 (あとで謎が解けた。下りなので必然的に歩幅が広がっていた・・・と分かった) 稜線へ出る手前で休憩。12:20〜12:25。 雲一つ無い青空〜 日焼け止めを休みごとに塗る事にした。 「ここからば僕が先頭で」とリーダー。 「ええっ、走っていきたいから?」 と聞いたが違った。 ここから左が急斜面になるので、安全を期してトップを交代したのだと分かった。 おみそれしました〜! ここの斜面にもタイのうろこがいっばい。 それに昼の月も見えた。 太陽と月の饗宴〜 稜線に出ると、それはそれは長いエビノシッポができていた。 伊勢えびほどもあった。 ここは風が強いのだが今日はそれほどでもなかった。 スノーボードのような跡が付いていた。 「頂上の手前で新人さんにトップを代わってください」とリーダー。 「ハハ〜・・・ なにからなにまで行き届いたお言葉!おみそれしました!」と感服。 頂上、12:55〜13:05。 さすがに寒い。 新人は記念撮影をしていた。 こんなに南アルプスが近いとは!驚き! あいにく富士山は見えなかったが、 御岳・乗鞍・北アルプスまでぐるっと見えてしまうこの展望のよさ! 寒いので休憩は下の避難小屋まで下ることにした。 13:10〜13:30。 小屋の前で、雪に埋もれたテーブルに腰を下ろし、 太陽を背にして、ぽかぽかと良い気分で昼食を摂った。 頂上直下で休んでいたパーティーが、頂上も踏まずに帰っていくのを見送った。 へえ〜、どうしたんだろう・・・? 峠へ着く前に、また休んでいる先程のパーティーを追い越した。 ???どうし たんだろう。 峠に14:00。 まだ、タイのうろこが溶けずに残っていた。 峠の下で「お〜い、お〜い」と呼ぶ声が聞こえた。 何だろうと思っていたら、先程 のパーティーの一員らしい。 (あのタクシー2台で来た登山者たち)。 足が痛くて遅れてしまった彼を、前に歩いている仲間は待ちもせずに、 頂上近くまで行ってしまったらしいと分かった。 ええ〜っ、どうなってるの!・・・と驚いたが、 「もうすぐ来ますよ」と言って分かれた。 下りは早い早い。 つるつるっと滑りながら下れてしまう。 途中、難儀している車の若者を見たが、 リーダーは、「見捨てて良し。」・・・というので そのままにしてどんどん下った。 彼なりの理由を後で聞いた。 登山口に14:45着。 駐車場のに15:25着。 15:38発。 リーダーの家のある土岐を通り過ぎて、多治見まで送ってもらった。 申し訳ない |