下呂御前山 山頂 |
●場 所 | 岐阜県下呂市 |
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●標高 | 1646.4m |
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●山行日 | 1997年4月12日(土) |
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●コース | 登山口・・・5合目・・・9合目・・・山頂・・・林道終点(登山口) |
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●多治見から 登山口まで |
多治見=中津川IC=飛騨萩原=林道終点 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 脇野、水野裕、丹羽、青木 |
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●コースタイム | 多治見 中津川IC 登山口 6合目 下呂御前山山頂 8合目D 登山口 |
6:30発 7:00 9:05発 10:00 11:35〜12:25 13:10 14:25着 |
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木曜日の例会で隣に座った会員から「御前山へ行きませんか」と声がかかった。 初めて登る山なら、万全を排してでも行きたくなるのが私。 勿論「行きたいです。」と返事をする。 いつもの駐車場に6:25集合。 多治見駅で他の山岳会の会員を乗せ出発。6:30。 土岐のICから入り、中津川で下りる。7:00ちょうど。 有料の橋を通って下呂方面へ。 下呂7:50通過。 コンビニ探しで少し手間取り、登山口までのわかりにくいガイドブックの解説に手間取って、 やっと駐車できたのが9:00ちょっと前。 林道もここで終点。 ふもとは桜や梅の花盛りだったのに、ここいらはまだまだ芽吹きもしていない。 登山口9:05発。 今日もお願いしてトップを歩かせてもらう。 登山口の橋を渡ると、もう、4合目の標識に出合う。 初めての道は期待で胸が膨らむ。 幅のあるしっかりした道を、谷に沿って登っていく。 丸木橋を何度も渡り、石の上を跳んで渡るところもあった。 今は雪解け水で水嵩があるのかも。 メンバーの一人が谷川へ帽子を落とすというハプニングも。 6合目、10:00。 7合目、10:10通過。 10:25休憩。滝の流れている橋の手前で。 休んでいると寒いが、身が引き締まるようで心地よい。 橋を渡って回り込むと、屏風岩が見えてきた。まさに字の通りの岩。 登山道の雪も多くなり、凍っているところもあるので油断ならない。 「ツバメオモト群生地」という看板がある。 でも、まだまだ周りは雪の下。 足元の岩と岩の隙間を水が流れているらしく、ちょろちょろと音がする。 凍った雪の下や苔がついた岩の下からちょろちょろという音を聞きながら登るのは、 なかなか乙なものである。 稜線から少し歩いて頂上。11:35着。 岩の上に登ると御岳と乗鞍がぽうっと白く見えた。 背中からぽかぽかお日様。 しばらく眺めてから食事にする。 岩の下には、お社。 リーダーの不思議なトースト作りを見学して、 スープをご馳走になって下山を始めようとすると、 中年の夫婦パーティーが登ってきた。 彼らはリーダーとは違うガイドブックを持っていて、ぐるりと周れるルートを取ると言い、 我々にも勧めて下さる。 そりゃあ、同じ道より違う道の方が刺激も楽しさもあるので そっちの道を下ることにする。12:25発。 「小坂・白山神社」方面の標識の方へ下りる。 少しの間だが鎖がついていて急。 すぐたらたらの稜線歩きになり、こんなにたらたらといつまでも歩いていて 最後はぐんぐんと急降下になるのか?と後のことが心酷になった。 (予想通りの結末だった) 後ろを振り返りながら、御岳の頭の白きを惜しみながら9合目、8合目と歩く。 8合目の標識を過ぎて(13:10)、すぐ右へと曲がる分岐。 三角形の元の頂点まで戻るためには相当な急な下りが待っているかと覚悟する。 見晴台まではまあまあの道。 そこから踏み跡が薄くなり、考えながら考えながら進んだ。 落ち葉がたくさん積もり、雪が解けてからばあまり人も入っていないよう。 ゴヨウオウレンが日当たりのいいところを選んで咲いていた。 7合目、13:30。 6合目、13:45。 5合目、14:45。 標識はしっかりついている。 分岐、14:20、 登山口14:25着。 頂上からノンストップで登山口まで降りてしまった。 メンバーの一人の女性は、靴擦れで痛かったとか、 でも、彼女は黙って耐えて歩いていた・・・と。 駐車場、14:40発。 中津川IC、16:15通過 |