積雪期の谷山谷を下山  
                霊 仙 山      
 

        

  ●場 所 滋賀県米原市・犬上郡多賀町町
  ●標高 霊仙山:1094m 
  ●山行日 1997年3月20日
  ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR名古屋駅JR柏原駅…登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
  ●参加者 林、丹羽
  ●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
JR柏原駅(乗り越し)
JR柏原駅
登山口
1合目
4合目
6合目
8合目
うるし滝分岐
うるし滝
登山口
バス停

6:38発
7:20~7:29
8:30着(の予定だった)
9:12発
9:50~9:55
10:30~10:40
11:15~11:25
11:58
12:45
12:55
13:40~13:50
14:55
15:45発

                                         周辺地図こちら    

  
 
  前回は藤原、前々回は御荘所とくれば、当然今度は霊仙となる。

まだ積雪期に下りたことのない谷山谷を下山ルートとした。

今日は名古屋周りで大垣へ。
この方が朝の出発が遅くていい。

久しぶりの気の置けない2人パーティーなのて、
ついつい話が弾んで降りるべき駅を乗り過ごしてしまった。

仕方なく近江長岡駅で反対電車を待ち、柏原駅へ戻ることになった。
で、柏原駅発が9:12といつもより約30分遅くなってしまった。

登山口手前の新しくできた林道で、土砂崩れがあったらしく
補修している所を通らせてもらった。

登山口、9:50~9:55。

雪がどのあたりから現れてくるか期待しながら歩いていくと
1合目の手前からだった。

北側斜面にはまだまだどっさり雪が残っていた。

杉の木が何本も何本も倒れたり、ねじ切られたりしていて無残な姿・・・

杉の根もごっそり抜けてしまっていて、いかに雪が多かったか、
いかに杉が弱いかを目の当たりこ見せ付けられた。

倒れた木を跨いだり、潜ったり、迂回したり、
こりゃあ時間がかかるなあと覚悟した。(・・・が、心配したことはなかった)

1合目、10:30~10:40。
2本杉の根元はすっかり雪が無くなり、小型の懐中電灯を拾ってしまった。

きっと冬ここでテント泊した人のだろうと察しがついた。
(しかし、越百へ行く途中、土岐のパチンコ屋さんの駐車場で
今度は私が懐中電 灯を紛失・・・
拾ったり無くしたりは、よくあること!

春山のようなうららかな道をたどって4合目へ。11:15~11:25。
伊吹は霞んでいた。

5合目へは、夏道をトラバースすると、雪が解けてじゅくじゅくの道に
なっているだろうと考え、雪の斜面を直登で稜線まで出ようとした。

笹の間からひょっこり登山道へ合流でき、6合目へ。
11:58通過。

夏道がしっかりついているので雪を楽しみながらたらたらと進む。

林道もまた工事がすすんだらしく、先へ先へと続いていた。

雪の多そうなところで休憩。12:20~12:32。

8合目、12:45通過。

うるし滝の分岐、12:55。

さあ、これからが楽しみ~

やはり谷だけはある。
が、雪は多いが期待していたより少なかった

谷の一番底は、石ゴロゴロと分かっている。
その上に雪が腐って乗っかっているのだから、
ずぼっといくのは覚悟の上

リーダーは、「入れたはずのスパッツが無い!」・・・と。
まあ、靴の中に雪が少々入るくらいですみそうで良かった。

雪に足を乗せて、1秒の何分の1か後に、
ずぼっと落ち込む「最中(もなか)」の状態が続くので、
いっそのこと雪の斜面をトラバ-ス」した方が楽しくて楽だと思い、
足を踏み入れた。

うんうん、この方が面白い。

滑り落ちてもたいしたことはない高さなので、気楽に足が出る。
雪山気分も味わえるし・・・

こんな調子で水場まで下りた。

水場からは岩ゴロゴロになるので慎重に下った。

下から登山者1人。

苔の緑と雪の白
それに水しぶきの白のコントラストがとても新鮮で美しい。

苔は 今が新鮮なときなんだ!

うるし滝に13:40~13:50。
今日は早く感じる。

いつもは涸れ谷のところに、ドードーと水が流れ
「あれ?こんな所あったかしら?」と思えるほど、景色が一変していた。

登山口に14:55。

うるし滝から1時間ちょっとで着。

花は、ユリワサビ・フサザクラ・キブシ・ネコノメソウくらいで、
まだ春には遠かった。

バス停の手前でビールを買い、15分の待ち時間に飲んだ。

15:45発のバスで醒ヶ 井駅へ。
15:57発の列車にすぐ乗車。
大垣で乗り換え、名古屋周りで帰った。


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