烏帽子ケ岳へ |
●場 所 | 長野県下伊那郡松川町町 |
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●標高 | 2194m |
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●山行日 | 1998年5月10日 |
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●コース | 鳩打峠・・・小八郎岳・・・シロハゲ沢源頭・・・烏帽子岩・・・烏帽子ケ岳山頂・・・烏帽子岩・・・鳩打峠 |
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●多治見から登山口まで | 多治見=中央道=松川IC=鳩内峠(登山口) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、林、平野 |
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●コースタイム | 鳩打峠(P) 小八郎岳 烏帽子岩 山頂 鳩打峠(P) |
8:15〜8:30 9:15〜9:20 11:40〜11:45 11:55〜12:35 14:55着 |
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中央線、朝1番の下りで多治見駅へ降りた名古屋からのメンバーを迎えて、 7人乗りの車で出発。 高速を快適なスピードで飛ばして、松川ICに約1時間で着。 そこから登山口までの記憶があいまいで、 右へ行くべき所を左に行ってしまったりした時間のロスさえなければ 20分ほどで登山口の鳩打峠に着。 林道は、今ちょうど、ヤマツツジの朱色が見事だった! 植林も着々と進み、行き止まりだった峠も 今では立派な舗装された林道となって先へと続いていた。 鳩打峠、8:15〜8:30。 標識も立派になって、あちこちに「10分のいくつ」とか、 右へ行っても左へ行っても合流するような地図が描いてあったりと親切。 町民登山でもあったような雰囲気。 ギンラン・ウメガサソウ発見。 小八郎岳までの登山道は笹も刈り取られ、 整備が行き届きハイキングコースとい ったところ。 登るにつれ、ヤマツツジがまだ固いつぼみとなり、 春はまだまだとい った具合になってきた。 小八郎岳に9:15着。先客有り。 屋根付きの立派な休憩所ができていた。 一望 に伊那谷が見渡され、別荘地(小八郎の)には適地。 今日は蒸し暑くなくさわやか〜 9:20発。 烏帽子への道は、イチヤクソウの葉っぱがびっしりなのに、 花にはまったくお目に かからなかった。 上高地ではいっぱいつぼみが出ていたというのに・・・ たった一輪のベニバナイチヤクソウを、同行者が発見。 あとにも先にもこれっきりだった。 カラマツの柔らかい新芽や、ギンリョウソウがいっ〜ぱい。 イワカガミも咲き始めたころ、シロハゲ沢の源頭付近で休憩。 イワカガミの葉っぱがびっしり。 10:10〜10:20。 ここから 烏帽子は近くに見えるけれど、ぐるっと回り込むのでまだまだ先は長い。 この後、苔がふんわり着いた八ヶ岳風の道や、 越百山風のぐいぐい登る道や、 オオカメノキ街道と名づけられるほどの白い花が見事な道が続いた。 足元にはずう〜っとマイヅルソウの葉っぱ(下の方は咲いていたが、上はまだまだ)の道と 変化に富んだ快適な歩き。 同行者の「頭の上にはカメで、足元にはツルとは縁起のいい道だね」 ・・・の言葉に思 わず笑ってしまった そのうち、バイカオウレンも現れて、 やっぱり、まだここの春は本番ではないと分かった。 イワカガミもますますびっしりと現れてくるが、つぼみはまだまだ小さい。 頂上直下で休憩。11:20〜11:25。 烏帽子岩の左をまわっての道は急で、 岩も不安定。 針金が張ってあった。 帰り道は嫌だなあ・・・と、登りの時から心配になった。 烏帽子岩へは、ザックを置いて登った。 わ〜い!素晴らしい眺め〜! 11:40〜11:45。 のんびり昼寝ができるほどの穏やかで暖かい日和。 頂上は、すぐそこ。 11:55着。 ここはまた、見える景色が違って、残雪の中央アルプスが眺められた。 越百・仙崖嶺など。 同行者が持ってきたガスとコッフェルでお湯を沸かし、ココアタイム。 のんびり休んで12:35発。 下りは急峻なので、注意しながらゆっくりゆっくり足を出した。 もう一度ベニバナイチヤクソウが見たくて足元ばかりに注意して歩いていたが、 再び出会うことができたのは、ずいぶん下の方だった。 帰りは巻き道で帰った。 ワラビを少々お土産に持って帰ることができた。 駐車場に14:55着。 その他の花として、ウスギヨウラクツツジ、ツクバネソウ、コヨウラクツツジ、タケシマラン などを、確認した。 |