静かな 伊吹北尾根へ |
●場 所 | 滋賀県米原町・岐阜県揖斐川町 |
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●標高 | 御座峰1070m 国見岳1126m |
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●山行日 | 1998年4月12日 |
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●コース | 北尾根登山口・・・静馬ケ原・・・御座峰・・・大禿山・・・国見岳(ここから引き返し) |
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●多治見から登山口まで | 多治見=名神=関ケ原IC=伊吹山ドライブウェイ=北尾根登山口(P) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 林、丹羽、中山、平野秀、平野明 |
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●コースタイム | 北尾根登山口(P) 御座峰 大禿山 国見岳 ランチ休憩 御座峰 大禿山 北尾根登山口(P) |
9:50発 11:20 11:40 12:10 12:25〜13:15 13:30 13:50 15:00着 |
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花の多い伊吹北尾根。 6月には行ったことがあるが、この時期はない。 どんな花に会えるかと期待に胸を膨らませて出かけた。 名古屋からのメンバーは、多治見駅8:00ぴったり着の電車で合流。 1時間45分くらいで頂上駐車場に着。 里は春たけなわで桜が見頃。 車から降りると、風が強い。 トイレをお借りしてから、北尾根登山口まで戻った。 先客は3台。 今日は暑くなると思い、服は1枚きりにしてきた。 こんなに風が強いと判断を間違えたか?と心 配になった。 帽子が飛ばないよう、バンダナで上から押さえて縛ることにした。 これがなかなか快適。 耳も暖かいし、日焼けからほっぺも防げるから。 9:50発。 びゅんびゅん吹く中へ足を踏み出した。 丁度風の通り道だったらしく、風にもまれながら歩きはじめた。 途中、ドライブウェイを歩いていた男性は、古屋から歩いて来たと言っていた。 鹿に会えるほどの静かな道だ・・・と、聞いた。 ふ〜ん、いいところだねえ・・・ 尾根から少し下って樹林帯に入ってしまえば、 風の影響も無くのんびりと歩けるようになった。 これならガスも使えそう。 ショウジョウバカマの群れ、カタクリの群生地。つぼみがい〜つばい。 咲きそろうと、御池より、藤原よりすごいだろうなあ〜と思える程。 石灰岩のゴロゴロした下り道や、 両側にミヤマカタバミやエンレイソウを見ながらの歩きやすい道を進んだ。 1時間ほど歩いて風の来ないところで休憩、10:50〜11:00。 極小のヒトリシズカやフッキソウのある所で。 イブキハタザオ(多分)の白い十字花 が、あっちにもこっちにもいっぱい。 同行者の1人は、ヤマトグサが今日のお目当て。 目立たない花なので見つかるかどうか? 11:20、御座峰通過。 その手前で、ホソバノアマナの群生。 皆、ぱあっと花びらを開き太陽の光の方を向いているのは見事! 11:40、大禿山通過。 「おおかむろやま」だと思ったら、「おおはげやま」と読 むそうな。 行って帰って4時間の軽いコースだと思っていたが、 のんびり花を見ながらなので、 これは予定より時間がかかるかも?と思いながら歩いていた。 右側は急な斜面、風がビュービュー吹く風の通り道を足早に通り過ぎた所で、休憩。 11:50〜12:00。 アップダウンが何度もあったが、国見岳はすぐそこ。12:10着。 先客は静岡からのファミリー。 展望のいいところを陣取られてしまっているので、 記念写真を撮った後、 すぐ出発して昼食場所を探す事にした。 12:20発。 同行者の1人は、パラボラアンテナまで行くつもりだったらしいが、 今日はここまでにした。 5分ほど歩いて、道の脇で、昼食の用意。 入会間もない同行者とは、初めての山行。 山の楽しみの一つ、作って食べる経験を味わってほしく、 メニューは未踏の定番、マーボー野菜。 マーボー豆腐の素が一つしかなく、 朝、コンビニで買ってきたトマト味が第2段。 どちらもなかなかイケル。 12:25〜13:15。 虫ブンブンが飛び回って うるさいこと。 手際よく片付けて、出発。 いつのまにか、ぎらぎらの太陽は顔を隠し、曇り空になってしまった。 行きの強い風も心なし弱まり、アマナは花びらを閉じ、 伊吹の頂上はガスに隠れ、来た時とは大違いの帰りの道。 13:30、大禿山。 13:50、御座峰通過。 雨の降ってこないうちに・・・と思い、足早で歩いた。 結局、帰りはノンストップ。 ガスは登山道の周りにも出てきて、 左から右へと強い風に乗って流れるようになった。 入会間もない2人は、「すごい、すごい!」と言って喜んでいた。 駐車場までの登り下りがやっぱり風の通り道。 追い越していった静岡の子供たちが座り込んでいるほど・・・ 15:00丁度に駐車場着。 風に追われるように車に入った。 中は暖か〜い。 15:10発 |