早春の 霊仙山へ


   ●場 所 滋賀県米原町
   ●標高 霊仙山 1094m
   ●山行日 1998年4月5日
   ●コース JR柏原駅・・・1合目・・・4合目・・・避難小屋・・・谷山谷分岐・・・うるし滝・・・谷山谷登山口・・・バス停
   ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR大垣駅ーJR柏原駅・・・登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
   ●参加者 丹羽、林、平野明、平野秀
   ●コースタイム JR柏原駅
1合目
4合目
谷山谷分岐
避難小屋
水場
うるし滝
登山口
バス停
8:45発
10:05〜10:10
10:45〜10:55
12:00
12:15〜12:50
13:35
13:55〜14:05
15:15
15:41発
              周辺地図はこちら
  


今年の春はいつになく早い。
霊仙の谷山谷の花が咲いている頃だろうと計画した。

例会に計画書を10枚ほど持っていくと、「行きたい!」という人が2人(夫婦カップル)いた。

春休みの最後の日曜日だが、
今年の春休みは、休みに入る前から記念誌の仕事で大忙し。

まだ、完成もしていないが、山が呼んでいるので行かなくちゃ!

青空フリーキップを使うことにした。本当にお得。

列車は座れないほどの混み具合。
大垣からの乗り換えは、「とにかく走って乗り込んで柏原で降りてね」・・・とアドバイス。

しかし、柏原駅で降りたのは我々と数名?のみ。
みんなどこへ行くんだろう。
8:45発。

今日の鶏小屋はいつも以上によく臭った。

登山口手前の切り開いた斜面に、吹き付けた花の種か?珍しい花を発見。
きっと、外来種だろう。

登山口で休んでいると、もう、降りてくる若い女性の姿。

「早いですね」・・・と声をかける と、
昨日はビバークだった」・・・との返事。

詳しく聞かせて」・・・といろいろ聞きただした。

「7合目と8合目の間、右へ入った」・・・と。
「ふんふん、きっと継子岩のあたりだろう」・・・と見当が付く。

それにしても、7合目で12:00ならずいぶん長い間さまよってい たんだねえ。

「雨具を着て夜を過ごしたが、寒かった」・・・と。

「ガイドブックと地図を見て、見当を付けて戻ってきた」・・・と。

誰も彼女がここの山へ来ていることを知らない ので、
探しようがないのが一番の不安だった」・・・と言う。

一人住まいで寮生活なら、さもありなん。
よかった。よかった」・・・と握手をして、
「でも霊仙はいい山だから、また来てね」・・・と言って分かれた。
9:27〜9:37。

1合目、10:05〜10:10。

2合目付近のカタクリはもうつぼみがたくさん。今年は当たり年かも。
まだ、 朱色のボケは咲いていない。

4合目、10:45〜10:55。
日焼け止めを塗る。

「5合目は道が悪いので 靴下の中にズボンの裾を入れると良いよ」とアドバイス。
(本当にぐちゃぐちゃ)

7合目、11:35〜11:40。

「快調なので、北霊仙まで行けるかも」・・・と伝えた。

12:00、分岐

名古屋からのメンバーは、「体調は良くないが一人で待つのは嫌だ」・・・と
避難小屋まで一緒に行くことにした。

避難小屋、12:15〜12:50。

  

  

夫婦カップルは、ザックを置いて出発。

何度も来ている我々は、小屋の前でココアタイム。

また、元の分岐に戻って、谷山谷へ。

ズボンの裾は靴下の中へ。

こちらはまだ、芽吹きも始まっていなかった。
山全体がまだ、茶色の世界
(こりゃあ、まだまだだったか〜)と一時はガックリ。

ネコノメソウが咲いているく らいだった。

しかし、水場(13:35)からは、春の花が咲き始め、
ニリンソウ・キクザ キイチゲ・ハシリドコロ・ミヤマカタバミ・ミヤマキケマン・ワサビ
・ユリワサ ビ・カキドオシ・ヒトリシズカ・ヤマエンゴサク・ヤマルリソウ
等が
目を楽しま せてくれるし、ヤマシヤクヤクはいっぱいつぼみを付けてた。

  

うるし滝、13:55〜14:05。
休憩、14:55〜15:00。

どうせ、15時のバスには間に合わないから とのんびり休憩を取っていたが、
夫婦カップルは、「どこも痛くない」・・・と言う。

初めての人を連れてくると、たいていこの辺で「疲れた〜」という場所。

日頃のジョギングの効果だわ、きっと。

登山口、15:15。

もしかして15時台のバスに乗れるかも?と思い、早足で歩き
時刻表をみると15:41。

よし!、間に合う!

しかし、「ビールを買う暇がな いかも・・・」と言うと、
「走って行きます!」と夫婦カップル。

本当に走って行ってしまった

見つけにくいお店だから・・・と、私もあとを追った。

結構走れるもんだと自分に感心した。

ちゃんとお店を見つけたのを見て安心〜

あとは歩いてバス停へ。

4人目のメンバーは、走りもせずに、ちゃ〜んとぎりぎりで間に合った。

帰りの電車も100%以上の乗車率で座れず。
立ってビールを飲むはめとなった。

1〜2週間あとは見事だろうなあ〜と思いながらビールを飲んでいた。



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