春山合宿前の軽いトレーニング
 
       
 城山
(じょうやま)


   ●場 所 長野県木曽郡木曽町
   ●標高 1281.0m
   ●山行日 1998年4月29日
   ●コース 木曽福島駅⇒郷土館入口・・・紅葉ヶ丘・・・城址経由・・・三角点・・・権現滝・・・木曽福島駅
   ●多治見から登山口まで JR多治見駅ーJR中津川ーJR木曽福島駅⇒郷土館入口バス停(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
   ●参加者 丹羽、林、中山
   ●コースタイム JR多治見駅
JR木曽福島駅
郷土館入口バス停
紅葉ヶ丘
滝への分岐
三角点
権現滝

6:54発
8:53
9:10〜9:15
9:45〜9:55
10:55〜11:05
11:45〜12:45
13:33〜13:40
              周辺地図はこちら
  


4/26に前山へ。
5/3〜4は春山合宿で蝶ケ岳へと山づいているので、
軽い山を選んだ。

初めての山なので、「中山式手書き地図」を作り出発。

多治見6:54発、2時間かかってJR木曽福島駅に着、8:53。

歩いて30分の登山口までバスがないか案内所に聞くと、
「今は、倒木などが多くて通行止めになっている」とのこと。

どのへんか地図に書いてもらった。

「 通行止めといっても、ハイカーとは違うので大丈夫。」と言い、
「危険だからだめ。」・・・という案内のおばさんを振り切ってバスに乗った。
9:00発。

郷土館入口でバスを降り、林道に入った。
9:10〜9:15。

この辺は城山(じょうやま)町という地名。
たらたらの林道を花はないか探しながら歩くと・・・
ある ある〜
ラショウモンカズラ、イカリソウ、ユキザサ、チゴユリ、エイザンスミレ、 ヤマツツジ、
マムシグサ、ヤマブキ、ニリンソウ、スミレ
多種など。

紅葉ヶ丘で休憩、9:45〜9:55。

ここから山道に入る。

本丸や空堀などの城跡経由で下っていくと、ヤマシヤクヤ クがあった。

霊仙山ではつぼみだけだったが今年も会えて感激〜

ここからも歩きやすい静かな山道を堪能出来た。
通行止めのおかげで、人が少ないのかも・・・?
感謝、感謝。

でも、どこが危険なのかしら?確かに倒木はあるが・・・
ちゃんと手が入っていて倒木が道を塞ぐこともない。

「霊仙山ではこんなところにヤマシヤクヤクが咲いていたよね」・・・
と言いながら谷を仰ぎ見ると、なんと、ちや〜あんと咲いていた。
それも、あちこちに!
近くへ行って見てこようと急なザレ場を登ることにした。

盛りは少し過ぎたが清楚な姿。
そしてハシリドコロもたくさん 咲いていた。

そのあとも、谷にヤマシヤクヤクの葉っぱを見つけた。
多いんだ、ここは。

山頂と滝への分岐に、10:55〜11:05。

ここからが、倒木を乗り越え、潜り抜けをする難儀なルートになった。

どうやら、整備は滝の方を重点にしていて、こちらは手が入っていないよう。

お尻が汚れる・・・と思いながら何度も倒木を乗り越え、
ジグザグに登ってやっと尾根。

その間、シロバナエンレイソウ、セリ バオウレン
種になっていて、ちょうど花火のように四方に広がっていて、これがいっぱいあった。

オオカメノキ(白い花が緑に映えて美しい)は、上からが見つけやすい・・・などと観察。

尾根へ出てから右へ曲がると、すぐに三角点

通り過ぎると小さな建物があり、 その裏からは、御岳が大きく見えた。

椅子もあったがせせこましいので元の三角点に戻り、昼食とした。

今日はハイキングだと思って、ビールも持ち上げている。
牛肉のアスパラ巻き、デザート、ココアなどを作ってのんびり休んだ。
11:45〜12:45。

さあ、下り。

あのまたぎ越しや、潜り抜けが嫌で、尾根を避け谷へ下りることにした。

すると、またまた、ヤマシヤクヤクシロバナエンレイソウのお出迎え〜
同行者も降りてきて写真撮影。

しばらく涸れ谷を下っていったが、いつからか、水が流れ始め谷川となった。

尾根を歩く、もう一人の同行者の名前を呼びながら歩いていたが返事なし。

ひやりとしたが、どちらにせよ合流できるはずと思い下っていくと、
思ったとおり合流。

彼女は私達を見下ろしていたから心配はしていなかった・・・と。

しばらくして、滝へ下りる道があった。

滑り落ちるように流れる黒い岩肌の 権現滝は、
小秀山の夫婦滝よりは小型だが、充分見ごたえがあった。

  

顔もついでに洗って休憩。 13:33〜13:40。

こちらの道も、ニシキゴロモフタバアオイ、ラショウモンカズラなど花が多かった。

階段状の下りが長く続いて歩きにくいのには困った。

細い人家の横の道を通って車道に出た。

橋を渡ればもうそこが木曽福島の駅

「普通」は停まらないので、待合室で1時間ほどビールを飲みながら待っていた。

列車が来て乗ったはいいが、またまた中津川で待たされるハメ。

こんなことなら車の方がよかったかと思ったが、
車ではビールは飲めないからなあ・・・

花が多くて、満足・満足。

  

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