9月会山行 木曽駒・宝剣 (北御所登山口〜木曽駒〜宝剣〜桧尾岳〜中御所登山口) |
桧尾岳山頂 |
●場 所 | 長野県 | |
●標高 | 木曽駒 2958m 宝剣 2931m 濁沢大峰 2724m 桧尾岳 2728m |
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●山行日 | 1999年9月11日〜9月12日 | ||
●コース | 北御所登山口〜うどんや峠〜乗越浄土〜駒ケ岳頂上山荘〜木曽駒〜宝剣〜濁沢大峰〜桧尾岳〜中御所登山口 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=駒ヶ根IC=駒ヶ根高原(P)⇒北御所登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠ロープウエー 》》》船 |
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●参加者 | 丹羽、早川、加藤律。林雅、加藤敦、川浦、加藤幸 | ||
●コースタイム | 1日目 9月11日
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2日目 9月12日
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会山行で今まで通ったことのないルートを通って木曽駒へ行こうと計画する。 前夜は強い雨と雷。 何度も起きて天気予報を電話で聞くがよくなっていきそうなので決行とする。 1台の車は落ち合うはずのSAにも来ないし、降りるはずの木曽駒ICでも姿がない。 事故でも起こしたかと事務所へ聞きに行こうとしているところへばったり。 話が弾んで伊那ICまで行ってしまい、そこから引き返したということが分かった。 それ以来2台の車で行く時は無線を持っていくことにしている。
満員の臨時バスに乗車。北御所で下りたのは我々のみ。 雨少々の中林道を歩き始める。 新しいルートは嬉しい。 傘を差しながら歩いていくと熊の糞と足跡があったと聞く。 5合目の下辺りからシラタマノキがたくさんある。 休憩時に加藤さんと川浦さんが地面に横になってしまう。お疲れらしい。 1丁ケ池とは細長い水溜りのことだった。
稜線に出る前に雨具を着る。雨と風が強くなると思って。 7合目の辺りからコケモモがたくさん色づいている。 雲の動きが早い。雲間から今歩いてきた道筋、馬の背尾根などが一瞬見える。 前方から1人の女性。「どちらへ?」と聞くと「木曽駒」という返事。 こちらではないと言ったが、乗越浄土で標識を見間違えたらしい。 濃いガスのため分かり難かったのかも。 単独で始めて登ってきたという。ロープ伝いにいくといい旨を知らせる。
左側のガスの切れ間からロープウエー駅が見え隠れするのでもうすぐ乗越だとわかる。 風は強い・ガスは濃いで条件が悪い。 後ろの人と間を開かせないように、ときどき後ろを待ちながら小屋を目指す。 稜線から向こう側へと下り始めると今まで以上に強い風が吹きまくる。 手や足が冷たかったと後で聞く。 雨具のズボンや手袋をつけていなかったかららしい。 風に吹きまくられながらやっと小屋との分岐に着。 小屋が見えなかったので遠く感じたがつい目と鼻の先ほどの距離。 小屋に15:30着。
水はトイレの蛇口から飲料水が出ている。 自炊場は玄関先の狭い所。まあまあの条件下夕食を作ろうとするが、 ガス使用可の場所が狭く、お湯沸しとご飯つくりと焼肉焼き係りに分担する。 自炊組も夕食時に机と椅子を使ってもいい・・・とのことで1コーナーを占有する。 7人の食事つくりは大変だったが女性群の手際よさと 川浦さんの差し入れのおかげで豪華夕食の出来上がり。 部屋は2階の突き当たり。我々のみで使用なので気が楽。 布団をびっしり敷き詰め後は寝るだけ。
雑炊の味噌がないので塩味とする。 ザックは置いて頂上へ、6:10発。 昨日ほどではないがやはりガスと風で天候はよくない。 何も見えないところで記念写真をとって引き返す。
ガスと風の中をトップで歩くトレーニングを順番に行う。 宝剣に登るかどうかでSLと相談。 宝剣の下へ来ると風が強くないので予定通り前進。 ストックを片付け、赤ペンキを探しながら登る。 べたべたといっぱい赤ペンキがついていて間違えようがない。 頂上に7:25着。 宝剣を下りた所でまた交代でトップの体験をしてもらう。 濁沢大峰、何も見えない。 時折今来た道がサーっとみえる。 桧尾岳、10:25、何も見えず。 桧尾岳山頂 ガスのため視界悪し
下山を始めるとものの5分下った頃、ぱあーっとガスがきれ青空が見えてきた!! もう1度頂上に引き返したいほど・・・。 桧尾岳を下りて5分後にはこんな青空 下りきった所に石積みの小屋跡。 雨具を脱ぎ、アラビアンスタイルとサングラスの世界になってしまった。 すぐ近くには新しい避難小屋もできている。 |
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ここからの稜線歩きは快適そのもの。 遠くに空木・南アルプス。昨日ぐるっと歩いたコースも全部見える。
ながあーい、ながあーい下山の始まり。 まだか、まだかの思いが募るがなかなか着かない。 川浦さんは脚用のスプレーをかけている。 やっと登山口に14:50着。ここからバス停まで少々ある。 橋の手前の広場で待っているとすぐバスの音。ラッキー。 横になっていた林さんも起きて満員のバスに乗車。 少々の我慢で終点に着。 温泉を探して汗を流す。さっぱりして帰る。 |