まだ少々春は遠かった 烏帽子岳 |
烏帽子岳山頂にて 後ろは中央アルプス |
●場 所 | 長野県下伊那郡松川町 | |
●標高 | 2194,5m | ||
●山行日 | 1999年5月23日 | ||
●コース | 鳩打峠(P)〜小八郎岳〜山頂〜鳩打峠(P) |
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●多治見から 登山口まで |
多治見=松川IC=鳩打峠(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 林昭 katou 林雅 蓑田 中山恭 |
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●コースタイム | 多治見 鳩打峠(P) 小八郎岳 烏帽子岳山頂 鳩打峠(P) |
6:50発 8:30〜8:45 9:35〜9:43 12:45〜13:35 16:07着 |
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今頃イワカガミが登山道の両側にびっしり咲いているだろう・・・ とピンクの花の饗宴が見たくて計画。 曲がり角に注意して烏帽子岳への道へ左折。 林道は朱色のヤマツツジが緑色の葉っぱの中で豪華に咲いている。 それもたくさん。 「ああ、いいなあ〜」と思わず声に出る。 所々白い花や紫色のフジも色を添えている。 途中、東京から前夜発で来たという単独行の男性を「どうですか?」と誘う。 林雅行さんの提案で。やさし〜い。 片桐から歩いてきたという。驚いた!!
登山口にはもう車が数台。8:30着。 モノレール駅ができている。どうやら小八郎岳まで資材を運び上げているらしい。 発破の時刻が1時間おきくらいに書かれた看板もある。 でも、今日はお休み。 昨年より1週間ほど遅い。 暑くて暑くて汗がぽとぽと落ちる。 木陰に入ったり風が吹いてきたりするとすうーっと涼しくなる。 麓で真っ盛りだったヤマツツジはここらではまだ固い蕾 小八郎岳の下の分岐で休憩、9:10〜9:15。 ここからぐんぐん登って小八郎岳に9:35着。 きれいな東屋は作業小屋に変身。 ここから烏帽子へと続く尾根道や、ベニドウダンの大木が見える。9:43発。
ここからは歩きやすい道に変わる。 カラマツの新芽が美しい。 中山さんから教えてもらったコミネカエデという楓は 茎が赤く中指が長いという特徴を持っているのですぐ覚えられた。 うちわほどの大きな葉っぱの楓はハウチワカエデといってこれも覚えやすい。
10:25〜10:35、オオカメノキの前で休憩。 そのすぐ先にイワカガミが濃い色をして咲いていた。 イワカガミ ツリガネツツジ これから先どんどん出てくるかと思った、が、まだまだ早かった。 ミツバツツジか?と思っていたがなんとなく違う雰囲気のミツバツツジがあった。 花と葉っぱが同居している・色が濃い・・・ トウゴクミツバツツジとあとで分かった。
キツツキ・シジュウカラ・ホトトギス・ツツドリ・ウグイスと鳥の声も多い。 コヨウラクツツジの小さな花にも出会った。 前回ツルカメ街道だったのに(ツル=マイヅルソウ、カメ=オオカメノキ) 今回はカメが多くてツルが少ない。葉っぱはいっぱいあっても花が咲いていない。 オオカメノキ 11:20〜11:30、稜線で休憩。丁度14/20の地点で。 次の休憩は頂上か?と思っていたが、 登りが急になってくると加藤さんのスピードも落ちてきて 足取りも重くなってきたようなので、あと少しの地点で休憩。12:05〜12:15。 ここらのイワカガミはまだまだ蕾も出ていないほど。
頂上直下の急登の後に、展望台着。 ここはどうしても行かなくては・・・と勧め、ザックを置いて登る。 う〜ん、いい眺め!! 12:35〜12:45。 今歩いてきた道筋が全部分かる。 加藤さんは頭がふらふらするという。 軽い高山病かも?蓑田さんに勧められて横になる。 本当の頂上からは雪山が見えるから・・・と誘って ほんの3〜4分先の頂上へ。先客が多い。 12:48〜13:35。
凍らせて持って来た牛乳でフルーチェと、アイスミルクを作り勧める。 暑かったのでお・い・し・い・・・。 「下りは自分の安全スピードで降りてきてね」と言ってゆっくり下る。 16:07、駐車場に着。 そのほかに出会った花 ヨウラクツツジ・シロバナエンレイソウ(別名ミヤマエンレイソウ)・タケシマラン・ ワチガイソウ・オトコヨウゾメ・コバノガマズミ・ギンリョウソウなど ミヤマエンレイソウ |