準公開山行 鎌 ケ 岳 |
(湯ノ山温泉〜稲森谷〜鎌ケ岳〜武平峠〜湯ノ山温泉) |
●場 所 | 三重県三重郡菰野町 | |
●標高 | 1161m | |
●山行日 | 2002年10月27日 | |
●コース | 湯ノ山温泉〜稲森谷〜きらら峰分岐〜頂上〜武平峠〜湯ノ山温泉 | |
●多治見から登山口まで | 多治見駅ー四日市駅ー湯ノ山温泉駅=三交湯ノ山温泉バス停(登山口) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
|
●参加者 | 守山 丹羽 katou 川浦 川井 中山 一般参加者1名 | |
●コースタイム | 多治見駅 湯ノ山温泉バス停 自然歩道との分岐 「きらら」からの道へ合流 頂上 頂上下 登山口 |
6:42発 8:50〜9:10 9:55〜10:05 11:25〜11:35 12:30 12:45〜12:55 14:20〜14:30 |
今回の公開山行は電話連絡がなかなかつかず参加者なしと思っていたら 間際になってやっと連絡がついた。 男性1名の参加。彼は車で登山口へ行くとのこと。 湯の山温泉のバス停には若い細身の男性一人がベンチに座っている。 声をかけると本人だった。「御在所は来たことがあるが鎌はまだ。 しばらく山へ行っていない・・・」などの情報を得る。 パーティーを4人と3人に分けて、出発。9:10。 後をついていかなくてもいいように時間差で出発し、できるだけ離れて歩くようにする。 沢にかかる橋の上で休憩して今はどこでしょうと言ったりして。9:45。 先発が分岐下で休んでいる。 我々は堰堤を基準に鎌ケ岳 にコンパスを合わせて、先に出発。 沢を確認しながら稲森谷へ入る。 堰堤の下へ入る赤テープが見つけにくいのでまっすぐ進んでいきたくなる。 すぐ、二股に着く。 ここが前回青テープに惑わされて馬の背尾根へ導かれてしまった問題の二股。 今回は青テープはなく、どちらにも赤テープがついている。 鎌の方向をコンパスで見ると左。で、左をとる。 大きな分岐に出るまでどんどん沢を詰めれば良いわけ。 トップを交替する。身軽に沢を渡っていく。 岩場も軽々。3キロ体重を落としたせいか?こういう所は好き・・・のせいか。 2段の滝にはやはり古いザイルが垂れている。 ちょっとためらうほどだが、これがないと体が持ち上げれないので思い切ってぶら下がって登る。 以前にあった「きらら」への標識がなくなっている。
去年左へ避けた突き当りの崖を、今回は登ることにする。 大きな岩を乗っ越すのに、一般参加者に手を引っ張ってもらう羽目。 足元の木の枝に足をかけて体を持ち上げたはいいがそこからは難儀。 手足を突っ張って・・・と地図には書いてあるが 今回は簡単な人手に頼ってしまった。 メンバーの1人が岩から尻持ちをつきそうになったことはあったが、結構涸れ沢を登るのは面白い。 「左に稜線が見えたら『きらら』からの登山道だからそこを登ってねー」と声をかける。 去年と同じ場所で左斜面を登る。 みな不安そうだったが「大丈夫だから登りやすい所から登って〜」 と檄を飛ばし登山道へ。11:25。 狭い道で休憩。すれ違いには、身を片寄せてやり過ごす。 ここからまだ鎌は遠い。 紅葉がきれいになっている稜線を宮妻からの分岐へと進む。12:00着。 現在地を確認。 鎌の頂上への登りが見える所で驚いた。 数珠繋ぎとなって人が登っている。後から分かったが「近ツリ」の団体だとか。 岩場で手間取るので渋滞するわけ。 頂上(12:30)も休める雰囲気と場所ではなく、 素通りして武平峠へ下ることにする。 鎖場では登る人と下る人が混雑して待ちながら下っていく。 少し下った所で休憩12:45。ガレ場を避けて。 稜線は風が冷たい。早々に出発。少し行くと三ツ口谷への分岐。 ここを通り過ぎると休憩に最適の場所もあったが、 なんといっても寒いので風の来ない所へ早く行こうと先を急ぐ。 いつも下ってくる鎌からの道を今日は眺めて下るのもまた風景が違って面白い。 武平峠を間にはさんで御在所から下ってくる人がよく見える。峠、13:30着。 後ろのパーティーが来るまで待ちながら休憩。顔を見てから出発。
武平からの道はずーっと昔来たきり。懐かしい。 登山道はまっすぐスカイラインの下を通って下る。 三ツ口谷との合流点の堰堤からまた人が多くなる。 後は登山口までいつもの道。武平からの道は坦々として面白みに欠ける。 滝もなし、沢もなし。 登山口14:20着。後を待つ。約10分ほどで到着。 「先に行って『しまや』でビールを頼んでおくから〜」といって出発。 バスの時刻まで。「しまや」で。 直通バス15:15発。車で参加した彼とはここでお別れ。 道が混んでいて、いつもなら1時間でいける道のりを1時間半かかって、名古屋に16:47着。 |