冷気が上がってくる |
国見尾根〜国見岳 |
(国見尾根〜国見岳〜一の谷新道) |
●場 所 | 三重県菰野町 | ||||
●標高 | 1210m | ||||
●山行日 | 2002年5月3日 | ||||
●コース | 三交湯の山温泉バス停〜藤内小屋〜国見尾根〜国見岳〜一の谷新道 〜三交湯の山温泉バス停 |
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●多治見から 登山口まで | 多治見駅ー名古屋駅〜近鉄湯の山温泉⇒三交湯の山温泉バス停・・・登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 中山 林 | ||||
●コースタイム |
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2週間前、馬の背尾根でアカヤシオ満開(下のほうは終わって上のほうだけ) イワカガミ咲き始め(下のほうで)だったので 今日こそシロヤシオとイワカガミの満開を期待して計画した。 下界では暑いほどの気温上昇というはずだったのに、 電車の中から見る鈴鹿の稜線は厚い雲の中。あ〜あ。
連休にもかかわらず電車の中は登山客が少ない。 9:05バス停発。 裏道も人が通ってしまえば静かなもの。 日向小屋、9:35〜9:40。テーブルの上にはなんと、町で売っている花が飾ってある。 窓の下にはマーガレット。 小屋の主の品格を疑うねえ。 しかし、みごとなシャクナゲが活けてあって期待がふくらむ。
藤内小屋の前は大勢の人、10::00通過。 国見尾根への直登の道ができている。 数名の若い男性達がそちらへ行った。 沢沿いの道も沢を渡らなくてもいいような新しい道が作ってあった。 私は流れの音が好きなのでいつもの沢沿いの道を通る。
ミツバツツジがやっと蕾の状態。 花はイワカガミが一輪とチゴユリの咲き始めが少々。 なんで?期待が外れる。 いつもの沢を渡ったところで休憩、10:20〜10:30。 寒くて風のこない所を選ぶほど。 私は雨具の上を着て防風。
国見尾根へのガレ場に取り付くとアカヤシオの花が一輪落ちている。 枝先にまだ一輪二輪残っているのが見える。 直登の道と合流してもイワカガミはつぼみにさえなっていないし、 シャクナゲは蕾すら見当たらない。 なんで??ここはそんなに寒いのかなあ?? と不思議に思いつつ展望台まで登ると やっとあちこちにアカヤシオの桃色の固まりが見えるようになってきた。
ガスがどんどん上昇してくる。丁度冷蔵庫の扉を開けているようで寒い。 ゆるぎ岩に子どもの声。 藤内壁のほうを覗いてもガスで見えず、アカヤシオもたいしたことはないので 通過して次の岩陰で休憩。11:25〜11:35。吐く息が白い。12℃。
上から続々と人が降りてくる。 こんな所へ??と思っていたらやっとわけがわかった。 「御在所岳トレッキング」臨時の案内板「NO、5」とあった。 ふーんそれでか・・・と納得。 ロープウエー会社がぐるりと稜線を周らせているらしい。
国見岳はうるさそうなので敬遠して左折。 人がこなければ静かな山。 アカヤシオの桃色の固まりが斜面のあっちにもこっちにもあって 2人は「今年初めて」といって喜んでいる。でも、馬の背尾根には負けるよ〜。 国見峠からロープウエー乗り場、頂上公園までは人の波。ガスで何も見えない。
一の谷新道の降り口で後ろを待つが、どこにいるか分からないほどガスが濃い。 風のないところで休憩しようと少し降りることにする。 尾根への分岐で休憩、12:15〜12:25。まだシロモジが芽を出したばかり。 鎖場を通らない巻き道ができている。 ロープやテープもいたるところにある。
見晴台に13:10〜13:15。 下は晴れているが稜線はやっぱりガスの中。 降りる途中でやっと、シロヤシオ1本、シャクナゲ1本発見。 下へ降りるにつれイワカガミが花を開き始めた。やや色が薄め。 御在所山の家ではバードウオッチングができるほど小鳥がやってきた。 オオルリ・ホオジロ・首にネクタイの鳥。 しまやに14:30頃。3人でビール3本。汗をかいたあとのビールはおいしい。 |