スリルのある本谷     御在所岳


●場 所 三重県菰野町
●標高 1209.8m
●山行日 2002年6月22日
●コース 三交湯の山温泉バス停〜御在所山の家〜朝陽台〜中道〜三交湯の山温泉バス停
●多治見から  登山口まで 多治見駅ー名古屋駅ー近鉄四日市駅ー近鉄湯の山温泉駅
⇒三交湯の山温泉バス停
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 林 平野 川浦 
●コースタイム 多治見駅発
名古屋駅
三交湯の山温泉バス停
御在所山の家
朝陽台
中道登山口
三交湯の山温泉バス停

6:42
7:31発
9:00発
9:35〜9:50
12:05〜12:25
14:00
15:15発


変化のあるコースへ

平野さんが久しぶりで山へいけるという。
日曜日は彼女は日本語講師の任があるからダメ。

土曜日なら・・・ということで鈴鹿へ行ったことのない彼女のために、
岩あリ・沢ありの変化に富んだコースを考えた。

いつもの電車で湯の山温泉へ。9:00バス停発。

前回は夢中で記憶に無し

9:35、御在所山の家へ。スパッツを着けて9:50発。

ここはずいぶん前中村さんと来たコース。
夢中でついて行ったし、体調がいまいちだったので山行については記憶にございません
・・・・といったコースである。

すぐに沢に降りる。
矢印やペンキに案内され、石伝いに沢をどんどん登る快適ルート。

確か以前は沢の左岸を歩いたなあ・・・と思うが、今回は沢の中の石伝いになっている。

初ルートに感じられる

台風か大雨で一時期通行止めがあった年もあったのでそのせいかな?とも思う。
まるで初めてのルートのように思われる。

大きな岩の平らな面を登るのにフリクションを使ったが。ほかのメンバーは迂回路で。

右岸の急な登りの後、沢を渡る手前で休憩。10:25〜10:35。
後ろから犬連れのパーティーが来た。
犬は器用にひょいひょいと岩を登る。

「上級者用」を右に見て

我々はペンキに忠実に左岸の登山道へと進む。

涸れ沢を渡り、「上級者用」と大書きされた沢を右手に見て左の沢へ入る。

ここのとっつきは、ピトンに足をかけてえいっと体を持ち上げて登る岩が待っていた。
林さんは記憶にあると言っているが私はない。
こんな特徴のあるところを思い出せないなんてね・・・・。

平野さんも同じようにえいっと登り、川浦さんは身軽にさらりと登ったが、
林さんは安全性を探して岩の左横から来た。

今回は尾根へ出る

その後、ザイルが垂らしてある岩場が出てきた。
ザイルに体重をかけえいっと体を持ち上げる所が出てきて面白い。

登った所から左の沢に入りどんどん詰めた記憶があるが、
今回は右の尾根へ出てみることにする。尾根で休憩、11:00〜11:10。

ここからは鎖の梯子の連続で危なっかしい。

後でしまやのおばちゃんに聞くと、
『あそこは鉄塔の見回り用についている梯子で手入れされていない』・・・そうである。

手入れされなければ傾いてぶらぶらしていた梯子も朽ちていくのかなあ・・・と寂しい。

見回り用の梯子

いくつもいくつも登って、『こりゃあ北岳の梯子の何倍もきついなあ』・・・と思いながら
ほとんど垂直にぐいぐい登って、滑りそうで嫌なトラバースも渡った。

ホント、落ちれば下まで〜〜という嫌な所。

そこを過ぎると、なんとキンコウカの群生した湿地に着いた。

へ〜え、御在所にこんなところがあるとはね〜。

展望台から見下ろしている人の姿が見える。
広場に出たあ〜、風が来ないベンチに座って休憩。12:05〜12:25。

中道は軽い軽い

さて、下山。
中道は何度も来ているので余裕で下る。
途中、珍しく若者の集団に遭遇。老教授を先頭に登っている大学生といったところ。

岩場も軽くこなし(こっちがいいかなと違うルートを取った所、立ち往生する羽目にもあったが)
負バレ石の下で休憩、13:30〜13:35。

登山口に14:00着。
勿論しまやでビールを飲んで高速バスの15:15で帰る。

スリルに富んだ涼しいルートでお気に入りに入れよう。 

 
 

見つけた花など


テイカカヅラ サルナシ(実) タツナミソウ ヤマツツジ ササユリ
ベニドウダン アブラツツジ


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