秋の公開山行
       ハライド〜国見岳



ハライドの頂上で
後ろは国見岳方面


●場 所 三重県
●標高 ハライド 908m  国見岳 1170m
●山行日 2003年10月25日
●コース 希望荘下東海自然歩道入り口〜風越峠〜
ハライド〜腰越峠〜国見岳〜国見峠〜
湯ノ山温泉バス停
●多治見から
    登山口まで
多治見ー名古屋ー四日市ー近鉄湯ノ山温泉 Ж 
希望荘下東海自然歩道入り口

※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス  Жタクシー
●参加者 丹羽 守山 林 鈴木 鶴賀 高田 中山 
一般参加者3名
●コースタイム
多治見駅
近鉄湯ノ山温泉
東海自然歩道入り口
風越峠
南コブ
ハライド
国見岳
裏道登山口
6:41発
8:40頃
9:15発
10:05通過
10:30〜10:35
12:10〜12:45
14:15〜14:30
16:30
地図はこちら


笹とロングコースの公開山行

今回の公開山行は、登り4時間10分、下り2時間という健脚向きのコース。
その上、笹が多く掻き分けていくところや道が分かりにくいところもある・・・
といったコースでもある。

問い合わせのTELで、コースタイムを知らせると、
「ちょっと私では無理かも・・・」といって参加を諦める人もいた。

結局3人の参加者と7人の会員が今日のメンバー。

湯ノ山温泉からのタクシーは、先日の下見の時なかなか来なかったので
前もって予約をしておいた。


身支度を整えて出発

今日はさわやかいい天気

東海自然歩道の入り口で降りるつもりが
もう少し先の橋の手前まで入って下車。

挨拶・注意事項・ストレッチの後、9:15出発。
い〜い天気。風もそれほどではない。

靴底がぺらぺらに・・・

右手に井戸谷を見ながら自然歩道を風越峠へ。

後5分ほどで風越峠・・・というところで、
一般参加者のJさんより「靴底がはがれた・・・」の声。

あらあら、足先だけ残してぺらぺらとはがれている。
話には聞いていたが、これがそうか・・・と目の当たりに見て
きれいにはがれていることに驚く。

早速、テーピングテープで包帯のようにぐるぐると巻き、
その上から鈴木さんが持ってきた薄手の布を巻く。
(この処置で最後まで歩くことができた)

ついでに休憩を取る。


今年の紅葉は渋い色が多いが
ここだけは鮮やかだったので
・・・


笹から顔をかばって歩く

気を取り直して、風越峠は通過してコブ尾根へ。
ここから25分は急登。我慢して南コブへ、
10:30着。

ここまではまだ登りやすかったが
ここからハライドまでは笹が登山道を隠すほどに茂り、
その上急登で迷いやすいときている。
笹の背丈が高く体が隠れてしまうので、
後ろとの距離が離れないよう気をつける。

右側には釈迦が岳が大きくそびえ、
朝明の建物がずーっと下のほうに見える。

い〜い眺め・・・でも紅葉は渋すぎる・・・

ツツジ科の葉っぱがちりちりと縮んで茶色に変色している。
きれいに染まらないまま枯れてしまうらしい。
山全体は秋色だが、パアーッとした派手やかさがない。

1回の休憩ではハライドは無理・・・と思って2回目を取る。

やっと、ハライドの頂上に着、12:10。
前方はこれから登る山が、切れ込んだ谷の向こうにそびえている。
ところどころ赤色はあるが、渋い色の紅葉。
国見岳はまだまだすっと向こうの山の上・・・・。


ハライドから行く先を望む
一山越え
二山目が国見岳
はるかはるか先・・・・


頂上で味噌汁つくり

公開山行で天候のいい場合は、何か作ることにしている。
今日は味噌汁。

5人分ずつ、2つのガスとコンロとコッフェルで作る。
それぞれに材料も分けてあるので、分担してすばやく作り始める。
守山・高田・林・中山の4人の慣れた手つきで
あっという間に出来上がり。
そのために会員は、テルモスにお湯を入れてきている。

風もなく温かい陽の下で、紅葉を見ながらの昼食はいいねえ〜〜。

片付けもさっと終わり、まだまだ先が長い行程に出発、12:45。


ハライドからの下り
腰越峠へ



下ってからは長い登り・・・

急な坂道を下って腰越峠へ。
下った後には登りが待っている。
さっきのハライドよりもっと登らなければならない。

みんな口を開く元気が無くなり静かになってしまった。
1081mあたりまでの登りが、今日1番の長いつらい登り。

今日は中山さんがつらそう・・・。
前回の下見のときは快調だったのに・・・
仕事が多忙のせいかも??


黒色を混ぜたような暗い赤
ドウダンツツジの紅葉


国見岳まで1回休憩の後、14:15着。

大岩の上に登って展望を楽しんでもらった後、
コーヒーブレイク。
持ってきてもらったお湯がまだ残っているはず・・・と計算して。

さあ、もう登りはなし、下るのみ。14:30発。
事故は下りにあることが多いので、
ストックを持っていないKさんに1本貸す。

Uさんは元気に2番手を維持。
Jさんは、ストックも断り確実な足取りで下山。

今度はもう片方もぺらぺらに・・・

6合目の辺りで、今度はJさんのもう片方の靴底が
ぺらぺらとはがれた。
おやおや。今度は林さんのテーピングテープを全部使って修理。
(両方とも多治見まで破れずにもった)

藤内小屋で、岩トレに来ている会員4名と出会う。
彼らはアルコールが入っていいご機嫌。
我々はまだ気を抜かずに下山。

バスの時刻が迫ってきた。
トップの守山さんに「バスの時刻を考えて歩いてね」と頼んだら、
ぴったりその通りに歩いてくれた。
ありがとう〜。

ぎりぎりで下山

登山口に16:30着。ここから10分のところを6分に縮めてトイレへも行ってと、
希望者を募って走っていくことにする。

バスに乗車。
近鉄湯ノ山線の電車の中で反省会。

後は下見どおりの時刻で多治見まで帰る。

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