好天・硬い雪・パワーで登頂 御 池 岳 |
御池岳山頂 11月21日の御池岳山頂 |
●場 所 | 三重県いなべ市藤原町 | ||
●山行日 | 2005年2月11日 | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見=春日井駅=春日井IC=関ヶ原IC =藤原町山口・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、林、高田、八槙、若尾 | |||
●日 程 |
地図はこちら |
こがね橋を渡ってから 山口の登山口を探してあちこちへ 何度も引き返して やっと「東海自然歩道」の標識を見て 小道へ入る しかし登山口へ行くには道が細すぎ やむなくいのしし避けの扉を開いて 農道の端に停めさせてもらう そこから10分ほどで登山口 車が入れる道も少し先にあった 先客が2台 身支度を整えている人たちに 挨拶をする 彼らはスノーシュー どうやら行き先は同じ・・・と分かる |
今日のコースは 登山地図にも 、2万5千分の1の地図にも 載っていないが れっきとした登山道 我々は「中電の見回り道」とよんで 何回も下山に使っているが 登りは初めて 2万5千分の1の地図に ここかな?と思われるルートを 蛍光ペンで引いてきたが 本当かどうかを確かめることも 今日の課題 登山口から20分ほどの谷で休憩 |
谷を登り詰めた所で尾根へ取り付く 左に尾根を見上げながら 右に伊吹山や三国岳を見ながらの るんるん歩き |
尾根の下をトラバース気味に歩く だんだん雪も増え、 薄っすらした足跡のみ 雪は、太陽にきらきら光って グラニュー糖のよう 硬い雪とは言っても 先頭はけっこう沈むらしい わかんを着けることにする その間に単独の男性が 追い抜いていった |
鉄塔の下が見晴台になっている所が 2ヶ所ある 振り返ってみると 遠くに伊吹の白い姿が見えた |
鉄塔と高圧電線 私の古い2万5千分の1の地図には この高圧電線がついていない これらがあれば、現在位置も分かるし ルートも分かりやすくなるのに・・・ |
坂本谷との合流点に着いた 『土石流対策工事中につき 坂本谷へは立ち入り禁止です』 の紙が貼ってある 中電の尾根通しにも 白瀬峠へも踏み跡は残っている こんなに雪が硬ければ 尾根へ上がらずとも ぐるっと回って行ける ・・・と判断して出発 |
白瀬峠への道には 斜面のトラバースという難題があった わかんの2枚の刃だけで 斜面の雪をとらえて 通らなければならない 藤製のわかんは シュリンゲで結びつけているが こんな斜面になると緩む・・・らしい 不安定な所で結びなおし |
白瀬峠に着いた 尾根通しで藤原方面へ向かっている 踏み跡はあるが 御池岳方面の稜線には 踏み跡はなし!! 真の谷へ下りる方向には 踏み跡があった・・・というが こんな雪の時に谷へ下りるのは テント泊の場合だけ 鉄塔で休憩していた男性を 追い抜いたが 彼も峠に着 |
カタクリ峠までの稜線歩きの 快適なこと!! 真っ白な雪面をわかんですたすた歩き 頭上には樹氷のトンネル!! |
冷川岳まで登ってしまえば 後はるんるんに下るだけ |
ちょうど白瀬峠から樹氷ができ始めた |
あんまりきれいなので 立ち止まって何枚も写真を撮る |
真っ白の中にカラフルな色彩が入ると とても効果的 |
カタクリ峠に着いた 標識もずいぶん埋もれている 片隅にあったベンチは雪の下 かろうじて記憶の中にだけある 「6合目」と標識にあるが これはコグルミ谷から登ってきた場合 我々は山口から登っているので 感覚から言えば8合目 |
カタクリ峠から 真の谷手前までの登りがきつかった!! 夏道はぐるっと回りこんでいるが 踏み跡は尾根を目指している 突然踏み跡が出てきたのは コグルミ谷を直登してきた跡らしい しかしそれも、丸山の登り口まで 踏み跡は、左へ大きく 入り込んでしまった 御池岳は右方面 |
真の谷へいったん下りて また登り返し これがまたきつい!! 若尾さんはダブルストックで 至極快調にどんどん登り姿を失うほど 彼のパワーには驚く! 疲れ知らずでどんどん 登っていってしまう 5分ほど遅れて山頂着! 樹氷も大きく育っている |
山頂は見慣れない風景に変わっていた 本当にここが御池岳?とおもうほど 標識も雪で半分くらい埋もれ 周りの岩も隠れて 木々の葉は落ち樹氷の世界 |
頂上付近 風は比較的ないが青空がなくなった |
これも頂上付近 う〜ん、どう見ても 記憶にある頂上が浮かんでこない 20分ほどのんびりしてさあ下山 単独行の男性も少し後から登頂 |
下りは早い早い! 時々大穴をあけながら どすどすと下る 35分でカタクリ峠通過 1時間で冷川岳手前まで来てしまった |
白瀬峠へ通じる稜線 御池岳が右手に遠く高く見える |
1時間35分で白瀬峠 峠からのトラバースは嫌だが 鉄塔まで登るよりはまし・・・ と考え、来た道を下る 坂本谷との分岐点からは 地図のどの辺りを歩いているか 考えながら下る 途中、右手へ誘う赤や青のテープを 数回横目に見ながら 来た道を下る もしかしてあのテープに 誘われて下れば 養鱒場に着くのかも? 今度行ってみよう! |
登山口にあった車2台はなくなっていた 御池岳へ行くと言っていた男性達は どうやらカタクリ峠までだったらしい スノーシューの跡が残っていたから やはり急坂を登ったり 急斜面のトラバースにはわかんがいい 今度から、靴が前へ出すぎないように 調節しなくては・・・ と考えながら車まで いのしし避けの扉をまた開いて車へ 今日はよく歩いた 行動時間は8時間半 |