だだっ広い所では、磁石も頼りない |
藤 原 岳 |
頂上を目指して磁石を合わせたが こんな広い所ではさっぱり分からず・・・ |
●場 所 | 三重県いなべ市藤原町 | ||
●山行日 | 2005年2月5日 | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見ー名古屋ー近鉄富田ー西藤原駅・・・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、林、 | |||
●日 程 |
地図はこちら |
西藤原駅から大貝戸登山口へ 今日は土曜日だが、高校生の姿がある 三岐鉄道線は、通学列車の体で 高校生が下りてしまえば 残るは3人のみ 登山姿は我々2人のみ 運転席のワイパーが動いている ええっ?雨? 列車内で全て装備を整えすぐ出発 |
大貝戸登山口へ 登山口へ向かう いつもの道は車両全面通行止め 歩行者のみ川を渡れるように 迂回路がある 坂本谷の土石流工事の次は この河川らしい 小さな川だったが、 しばらく来ないうちに 大掛かりな工事が始まっていた |
大貝戸登山口へ お墓の所で曲がっていた道も 広く真っ直ぐに変わっていた |
工事現場 確かこの辺りは・・・雑木林だった? |
登山口の鳥居が見えてきた ずっと前に立てられた立派な休憩舎と トイレは、今日も使用禁止 |
駐車場にはたくさんの車 既にこれだけの人が入っているなら 踏み跡もしっかりして 山荘からもっと先まで行けるかも? と期待する |
登山口 大きな堰堤が出来上がっている 雨も止んだので雨具の上だけ脱ぐ |
3合目で休憩 まるで春山のような 雪が溶けた登山道を登っていく やっと2合目から雪道になり 3合目で休憩 2人パーティーに抜かれる |
6合目付近で休憩 ショートカットの道へと 踏み跡が続いている だんだん雪が多くなり 雪質もさらさらしてきた 2人パーティーが下山してきた 早いですね・・・と声をかけると 「8合目で先頭になり わかんがないと先へ進めないから 引き返す・・・」と |
9合目下で休憩 8合目手前で若者と中高年の 混合パーティーを追い抜く(2回目) 彼らは白瀬峠へ向かい 御池岳や鈴北岳・ 鈴ケ岳へ行く・・・と なるほど8合目から 一段と雪が深くなり 雪で隠れた踏み跡はあるものの ずぼりずぼりと1足1足が潜る だが、踏み跡をたどれば それほど沈むこともないので つぼ足のまま進む |
9合目下で休憩 休憩しているうちに後ろから追い抜かれる 大きなカメラを首から提げた男性 ピッケルはもっているものの こんなふわふわ雪では使いようがない 夏道との合流点に着くと 凄まじい風が右から来る 雪はさらに深くなったので わかんを着けたい所だが こんな風の吹きすさぶ所ではできない |
9合目上でわかんを着ける とうとう、先ほど追い抜いて行った 男性に追いついてしまった 彼はわかんなし 先頭を変わろうにも、つぼ足よりは 絶対わかんの方が便利 わかんを着けることにする ついでに目出帽も 後ろの2人パーティーも ここで着ける・・・と |
9合目上 その間に2人追い抜いていった 彼女は、夏用の帽子に ヤッケ(雨具)も着けない気軽な装備 小屋の下で3人に追い付き 先頭を代わる 踏み跡は雪で隠れているものの ちゃんと分かるので ルートを探す手間は省けた こんな深い雪なのに 輪かんを持ってこない人が多いのには 驚く |
避難小屋に到着 中から話し声が聞こえる 踏み跡が消えていたのは風のせいだった 小屋の中では昼食作りの真っ最中 だが、次から次へと登ってくる人がいるので たちまち満員 入れず、外で我慢している人も いるほど 大場所を取る食事作りは考え物・・・ |
避難小屋前で さて、天狗岩へ行くか? 頂上を目指すか? 頂上へは踏み跡無し わかんは下りが快適!! |
頂上目指して 真っ白でふわふわの雪面を どこでも自由に歩きまわれる!! 木々はガラス細工のようで き・れ・い! 辺りは、視界が悪くなってきた 稜線が見えれば なんてことはないのだが 見えないと どちらへ進んだらいいか さっぱり分からず 藤原岳頂上へ磁石をあわせ 再出発 |
頂上目指して 磁石の通り歩いてみるが 木々に阻まれ前進できない 歩きやすそうなところを探して 入ってみるが またまた邪魔物が現われる 記憶にある夏道は いったん下ってから左の方へ 回リ込む・・・ はずだが、藤原岳頂上へは泥道なので それを嫌ってパスすることが多かった まじめに下見してないので こんなときは裏目に出る・・・ |
引き返す 何度もあちらこちから トライしてみるが 結局、分からず・・・ 後から来た男性は 12月に来たばかり・・・ と言っていたが 雪が積もって嵩が高くなり 景色が変わって見えので 我々の足跡をたどって来るには来たが やはり分からず引き返した 天狗岩方面はどんなかな?と 小屋横から1歩稜線に上がると ビシビシバシバシ!と 強烈な風と共に雪が顔に当たる!! 痛くて目が開けられない!! 諦めて下山・・・・ |
稜線下 稜線を外れると嘘のように風が収まる ガラス細工のように 光る木々が美しい! |
稜線下 ちょうど、ふうーっと 息を吹きかけたような所だけ 真っ白になっている 下山は楽々 苦労して踏み跡をたどって 登ったのとは大違い 雪を蹴散らした踏み跡が あちこちにある 重力に任せて足を出せば するり、するりと下りていける |
8合目下 9合目からの冬道も あちらこちらに下山の跡 ショートカットに次ぐ ショートカットで 周りはいつしか杉木立になった こんな景色はどうやら 8合目下らしい・・・と分かる ここでわかんを脱ぎ 滑りやすい道をどんどん下る 白い道がだんだん茶色になり そのうち土が見え始め 水溜りができ 土ばかりの登山道になったころ 登山口に着 大貝戸道は フィニッシュがよくないので 坂本谷をよく使ったが 登山禁止になったので本当に残念! |