八ツは6月がいい
赤岳〜横岳〜硫黄岳
     (美濃戸口〜行者小屋〜中岳〜赤岳〜横岳〜
                 硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸口)



赤岳頂上



横岳頂上


●場 所 長野県
●標高 赤岳
横岳
硫黄岳
2899m
2829m
2765m
●山行日 2005年6月18日(土)〜6月19日(日)
●コース 美濃戸口〜行者小屋〜中岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳
〜赤岳鉱泉〜美濃戸口
●多治見から
 登山口まで
多治見ー塩尻ー茅野=美濃戸口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 丹羽、林
●コース
   タイム
1日目 6月18日 
多治見〜赤岳頂上小屋
多治見駅
塩尻駅
茅野駅
美濃戸口
南沢分岐
行者小屋
阿弥陀鞍部
赤岳頂上
赤岳頂上小屋
7:27発
8:56〜8:59
9:20〜9:30
10:07〜10:25
11:30〜11:40
14:05〜14:20
15:10〜15:15
16:30
16:35着

2日目 6月19日
 
赤岳頂上小屋多治見
赤岳頂上小屋
横岳
硫黄岳山荘
硫黄岳 
赤岳鉱泉
南沢分岐
美濃戸口
茅野駅
多治見駅
5:45発
7:35〜7:45
8:20〜8:35
9:00
10:50〜11:00
12:50〜13:00
13:55〜14:48
15:40〜16:04
19:28着

地図はこちら


1日目(6月18日)

土・日はバスの本数も多く便利
シーズン前なので
土・日でもいいか・・・
と思って、花の多い八ヶ岳を計画計画

美濃戸口でバスを降りる


美濃戸へ向かう
林道脇には、
ベニバナイチヤクソウ
あちこちに咲いている

ちょっと遅い


シラバナノヘビイチゴ
この実がなる頃、
来たことがないのでおいしいか
どうなのか?である


マタタビ


ヤマツツジ
鈴鹿では5月に満開だったのに・・・


レンゲツツジ
大きくてオレンジ色で
ヤマツツジとの違いは一目瞭然である


イカリソウ
林道脇にひっそりと咲いていた


ベニバナイチヤクソウ
このあたりだと満開状態
その上、群生している

マイヅルソウ
まだ咲き始め


ツマトリソウ


バラ科だとは分かるが
シモツケか?カマツカか?

美濃戸から赤岳を眺める
今日だけしか見えないかも・・・
と思いながら


美濃戸山荘
ここから南沢と北沢に分かれる


ミヤマハンショウヅル
ここらに咲いているはず・・・と
記憶を頼りに探すとやっぱりあった〜


ズダヤクシュ
まだ咲き始め
グンナイフウロ
見落として通り過ぎたところを
林さんに呼び止められる


ホテイラン
初めて見た!
ミヤマハンショウヅルを
写真に撮っていると、
「花好きの人になら教えましょう」・・・と
詳しく場所を教えてもらった


ミヤマカタバミ
鈴鹿では3〜4月の花



キバナノコマノツメ
いっぱい咲いていた

シロバナエンレイソウ
白花ばかり
紫花は見なかった


コイワカガミ
咲き始めたばかり
ほとんどは蕾にさえなっていなかった


コヨウラクツツジ
いっぱい生っていた


もうすぐ行者小屋

稜線が見える


行者小屋のテント場
まだ2時だというのに
早くからビールを並べて
飲んでいる人に出会った
まだまだこれから夜まで長い・・・
我々はこれから本格的な登りに入る


タカネザクラか?
阿弥陀岳分岐の手前あたりから
あちこちに咲いていた

この高さが好きらしい

下山路では、
赤岩の頭を過ぎる頃から現れた


ヒメイチゲ
今日はどういうわけか
腰が痛くて痛くて
足が前へ出ないバテの状態
登山道の左右に
目を向ける余裕がなくなってきた
これも林さんに教えてもらって
やっと気づく有様

シナノキンバイ
咲き始めのたった一輪
コメバツガザクラ
まだ花の数は少ない
ハクサンイチゲ
咲き始めたばかり
キバナシャクナゲ
ハイマツに埋まるようにして
咲いている


赤岳への登り
膝は痛いし、腰は痛いし
でも、休まずゆっくり歩いていれば
着実に距離は伸ばせるし
コースタイムも
遅くならないので不思議


ミヤマキンバイ 文三郎ルートとの分岐から
中岳と阿弥陀を振り返る



一度は大部屋へ入ったが
騒然としていて、
日頃静かに暮らしている2人なので
とても耐えられない
個室が開いている・・・と分かり移動する
静かで落ち着けて
お金で快適さを買ったわけだが
いい買い物だった

川浦さんに勧められて持ってきた
ピップエレキバン

腰が痛くて仕方がなかったので
貼って一晩過ぎたところ、
翌日起きてみたらけろっと直っていて
ルンルンで歩けた



ミヤマタネツケバナ? 赤岳頂上に着いた

「16:30までには
到着するように」・・・・
と言われたが、バスを使っての入山
確言はできないが
「努力します」とは答えておいた

まあ、ぴったりには着いたわけ

それにしても
小屋の前に誰もいないのは何故?


2日目(6月19日)

これから出発
先回来たときは
どうやら県界尾根へ下りてしまったらしい

ずっと以前の
『トイレ脇から下山』・・・
という記憶がインプットされていて
何の疑いもなく
そのルートへ踏み込んだらしい


赤岳頂上小屋を見上げる
ここからが花いっぱいの
すばらしい道だった!



イワウメ
ぺたっと張り付いている
たくさん見かけた
イワヒゲ
これも多かった


赤岳展望荘
続々と登ってくる人

ガスが出てきた


赤岳を振り返る
チョウノスケソウ
まだ咲き始め
数としては少ない


チョウノスケソウオヤマノエンドウ
白と紫の艶やかなこと!
ウラシマツツジ
小さくて地味な花色なので
注意していないと見過ごす
秋の素敵な紅葉とは
打って変わった地味さ


今年は見ごろ!ツクモグサ
それも特定の場所にどっさりと!
先回はくたびれたような花が
2輪あっただけだった・・・


オヤマノエンドウ
固まって咲いていると豪華!
チョウノスケソウ
数少ない花だったが
ここだけ固まって咲いていた
イワウメ
カーペット状に咲いている

横岳頂上
今時は、花もこのあたりまで

硫黄岳
硫黄がこんなにはっきり見えるのは
ずいぶん久しぶり


大同心を横目に見ながら
あと3週間もすれば
ここらはピンクのカーペットになるが
早咲きの一輪もなし・・・


ウルップソウ
まだ咲き始めで数も少ない


ハクサンイチゲ
やっとここでまともな花に出会った
まだまだこれから


チシマアマナ


硫黄岳山荘
山開きが最近行われたばかりらしい
万国旗かと思っていたが
近づいたら違っていた

ネパールで見たような旗に似ていた


ミネズオウ
小さな小さな花
硫黄岳山荘を過ぎたら現れてきた


硫黄岳頂上
硫黄岳がこんなに風もなく
静かなのも珍しい

タカネザクラか? コミヤマカタバミ
硫黄岳から下り始めると
また現れてきた


オサバグサ
行者小屋からの登りは
まだつぼみの方が多かったが
ここでは咲き始めていた


コイワカガミ
数少ない咲いている株


シロバナノヘビイチゴ
ジョーゴ沢


ミヤマガラシに似ているような?
ジョーゴ沢のそばだったし・・・?


ヤマハタザオ?
赤岳鉱泉
シーズン前とあって静かなもの


ミヤマキンポウゲ 北沢
赤っぽい川床


マイヅルソウ
まだ咲き始めで数も少ない


キバナノコマノツメ
これは南沢にも北沢にも
たくさん咲いていた


カラマツソウ
まだ咲き始めで数も少ない
オガラバナ

ゴゼンタチバナ
まだ咲き始めで数も少ない


ウラジロヨウラク
美濃戸へ行く林道脇に
たくさん咲いていた


バラ科だとは分かるが
シモツケか?カマツカか?


美濃戸に着いた
ぐるっと一回りしたわけ


ヤナギの仲間
この綿毛がいっぱい飛んでいて
鼻の中に入りそうだった

美濃戸から美濃戸口まで
同じ道はつまらない・・・と思って
途中から道幅の広い新道へ
左折したところ
暑いわ、花がないわ、
ベニバナイチヤクソウの群生地を
通り過ぎてしまったわ・・・で
いいことなし!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出発時、八ヶ岳山荘で、感じのいい女性から声をかけてもらった

いろいろ尋ねると、彼女と彼女のご主人は退職してからこちらで別荘住まいをしながら
週3日、この山荘でアルバイトをしている・・・とのこと

私も退職前、そのような生活を夢見て、履歴書を山小屋へ送ったことがあったが
すべてボツ・・・だったことを話すと、「ぜひいらっしゃい」とうれしいお言葉

帰りに、名刺ももらったが、すでにのんびり生活2年目
いまさら家を放っておいてのアルバイトはちょっとひるむ・・・・

せっかく、声をかけてもらったが残念
あと2年早かったら、その気になったかも・・・


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