ゆっくり花を見ながら
 舟 伏 山
                        いつもとは反対の左回りで




頂上から見る能郷白山


舟伏山は春の花の山!
ここをクリックすると大きく見えます

●場 所 岐阜県山県市美山町
●標高 1040m
●山行日 2006年5月3日
●コース 美山あいの森登山口(P)・・・小舟伏山・・・舟伏山山頂・・・みのわ平・・・さくら峠・・・美山あいの森登山口(P)
●多治見から
  登山口まで
多治見=関市=美山町=美山あいの森(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 林 中山 佐藤
●コースタイム 多治見        
美山あいの森登山口(P)
舟伏山山頂
みのわ平
美山あいの森登山口(P)
7:00発
8:35〜8:50
11:55〜12:30
13:30〜13:40
14:50着



『   』は、図鑑の説明にあったところです。

駐車場にまだ咲き残っているサクラ

連休中はずっといい天気らしい

山の評判が伝わって
大勢でがやがや登る山に
なっていないか少々不安だった

まだ空いている駐車場に停める

今年の大雪のせいか
サクラの枝がしなっているのが哀れ




ミヤマキケマン

今日は川沿いの左回りの道を登りにした

下る際、膝への負担が
少しは軽減されるかと思って

白っぽい葉のミヤマキケマンが
いっぱい咲いていた
シロバナネコノメ

あれ?ハナネコノメ?
と思ったが、シロバナネコノメ

図鑑には『全体に白い軟毛が多い』・・・と
なるほど、ふわふわの毛がたくさんあって
白っぽく見える


やっと日が差し始めた樹林の中

少し小寒くて肌が引き締まるような空気

あ〜あ、山へきてよかった・・・と




ボタンネコノメソウ

種ができ、茶色と黄色と緑と
華やかな彩り
シャク

図鑑には『若芽が食用になる』・・・と
なるほど、柔らかくておいしそう


フタバアオイ

まだ開ききっていない花が数個


ウスバサイシン

沢から離れ、杉・桧林に入ると
めっきり花が減ってきた

そこを抜け、陽がさす広葉樹林になると
ウスバサイシンの花

特徴のある葉っぱの下の
枯葉をどけると・・
きれいとは言いがたい独特の花があった
花の咲き始めは
もう少しきれいな色のようである

フタバアオイより花が大きい




フイリシハイスミレ

葉の裏が紫色
そして筋が入っているように見えるので
フイリ(斑入り)シハイ(紫背)スミレ

観葉植物にでもなりそうな
きれいな模様の葉っぱ

頂上への稜線を望む

今日は素敵な青空



キバナイカリソウ

まだ蕾のものもあったが
清楚なクリーム色が美しい




新緑の中を歩く

足元には次から次へと花が・・・

ヤブレガサ

ここからオートをマニュアルにする
白っぽくなってしまうのは
こまめに設定を変えないからだと
アドバイスを受ける

でも、小さな文字が見にくくて
思うようにいかない・・・




タチツボスミレ

なんだか濃い紫色になってしまったが
実際はもっと薄い色
コクサギ

「臭い木」なんて失礼な命名
さっぱりとした香りがする




ユキザサ



ヤマルリソウ

ぺたっと張り付くようにして
茎を横へ伸ばし、放射状に広がっていく

薄い青紫から、ピンクがかった色、
白に近い色などさまざま




ヤマルリソウ

ワスレナグサにそっくりで、同じムラサキ科







新芽がまだ出ていない木が増えてきた

遠くの山もよく見える




ニシキゴロモ

紫色の葉
ニリンソウ



ニリンソウ




ニリンソウ



ニリンソウの群落を見る

葉っぱは多いが、花はちらほら




エイザンスミレ

葉に切れ込みがあるのが特徴

白い花、ピンクがかった花など
たくさん咲いていた


エイザンスミレ

どういうわけか
2つ並んで咲いているのが目立った

図鑑には『ときに芳香がある』と
書いてあるが、それを確かめるには
無理な体勢をとらなければならないので
パス・・・




エイザンスミレ

白:ピンクは8:2くらいの割合

エイザンスミレ





ミヤマカタバミ

朝、つぼんでいた花も
太陽に照らされぱっと開いていた





ルイヨウボタン

蕾ばかり、花はまだ


ヒトリシズカ

ひょろっとしているものが多かったが
たくさん咲いていた


エンレイソウ

数は少ない

ヤマエンゴサク

透き通るような青磁色
ピンクがかったものも、あるがこれは青色




ユリワサビ





ナガバノタチツボスミレ?
スミレサイシン?


スミレサイシン・・・
『日本海側の多雪地帯に多い』
『太くて節の目立つ地下茎を横に伸ばす』
『葉の上部は深い心形で上に巻き込む』

ナガバノタチツボスミレ・・・
『西日本の太平洋側に生え』
『根生葉は円心形、
茎葉は細長い三角状楕円』

・・・となると、スミレサイシンかな?
根を掘って調べてくればよかった・・・




カタクリ

くるっと巻き上がっている

カタクリ

これも、くるっとよく巻き上がっている




舟伏山頂上

バックは能郷白山

くぼ地に少し雪が残っていた




舟伏山頂上

今回しっかりした標識がいくつもあった





キクザキイチゲ

群がることがなく
1つずつポツンポツンと咲いていた
登りルートにはなかった・・・


まだ溶け残っている雪


カントウミヤマカタバミ?

『ミヤマカタバミの花は白色』

では、このピンクは?
『コミヤマカタバミの花は、
基部に黄色斑が入る』
入っていない・・・

では、
『カントウミヤマカタバミ』?
名前は関東だが
『東海地方にも分布する』そうである
『葉裏の毛がミヤマカタバミより少ない』
・・・といわれても、
まだ葉が出ていなかった・・・

ぎざぎざの葉は、アザミの葉




スミレサイシン?

このスミレは何?
下唇の筋がはっきりしているし、
葉っぱの先がとがって大きいが・・・


イワザクラ

いつものところに咲いていた
株は大きいが全体に昨年より少ない



イワザクラ

無事な姿に会えてうれしい!!

そのほかに咲いていた花

ラショウモンカズラ・シハイスミレ・マルバスミレ・ハルトラノオ・シロモジ・ヤマブキ・ムラサキケマンなど

  山行記録 2006年〜2010年に戻る
 
  トップページへ戻る