クリーンハイク   八曾山〜岩見山



もみのきキャンプ場にて

●場 所 多治見市・犬山市
●標高 326.9m
●山行日 2006年6月11日(日)
●コース 八曽の里キャンプ場〜八曽山〜岩見山〜もみの木駐車場〜八曽キャンプ場〜八曽の里キャンプ場
多治見から
   登山口まで
多治見=北小木=八曽の里キャンプ場(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 早川、赤井、荒木、大西、梶田、勝尾、Katou、川井、近藤、高田、丹羽、長谷川、水野公、水野正、水野マ、蓑田、森下、若尾潔、若尾良、玉置、瀬戸、KT、KJ
●コースタイム
多治見
八曽の里キャンプ場(P)
八曽山
もみの木駐車場
八曽キャンプ場
八曽の里キャンプ場(P)
7:25発
7:45〜8:10
9:20〜9:35
11:50〜12:20
12:55〜113:25
13:50頃着


多治見市と犬山市の
境界線近くのキャンプ場に駐車
昨年と同じコース

ここには、テニスコートもある
今シーズンにはプールもできそう


まずは準備体操

可燃物・紙類のグループ
可燃物・プラスチック類のグループ
金属グループ
ガラスグループ
・・・の4つに分かれて出発
テニスコートの上の小道を
小さな沢に沿って登っていくと
急斜面に空き缶!

今日は昨年急斜面にあって
見逃したゴミも
補助ザイルを使ってでも
すべて拾ってきてしまおう・・・と
意気盛んなので
迷わず拾いに下りる場面も

山道で
ササユリの可憐な姿を見つけ
ゴミを拾う楽しみ以外にも
楽しみがあってほっとする




モミジイチゴに似ているが
もみじ型の葉っぱではないイチゴ

味はまあまあで
おいしいとはいえない
果実の周りには
毛がもじゃもじゃと生えている

大きな株があちこちにたくさんあったが
どれもまだ完熟にはちょっと早め




ツルアリドオシ

たくさん咲いていた
ネジキ

通り過ぎる時、仄かに匂ってくる

花が道にいっぱい落ちているので
やや遅め
ガンピ

小さな薄黄色の花で目に留まりにくい

樹皮は雁皮紙の原料になるが
こんな細い木の皮ではちょっと無理?

たくさん咲いていた


『みぎ うつつみち ひだり たじみみち』
と、書かれている石

今井村・・・ともあるのでもう愛知県である
ゴルフ場の横を通りすぎると
こんな案内板があった

我々は左に×がついている方から
歩いてきたわけ

一の門方面へ左折した
先頭グループはまっすぐ行ったらしいが
途中で合流し八曽山(黒平山)へと
続いていた

分かりにくい地図である





(撮影 T.Kozakai)
これが先頭グループの通った道との
合流点

『一の門』とは、どこだったのだろう?


黒平山頂 327m・・・とある
別名、八曽山のことだとは
後でわかった


八曽山(黒平山)山頂で全員集合写真

合併前の多治見の最高点
弥勒山(436.6m)より低いんだ・・・




八曽山(黒平山)より
左右のシダの間を縫って緩く下っていく
今年の新しい葉の黄緑色と
古い葉の濃い緑色の対比が美しい


林道に出た

ここにも『黒平山』とあって
八曽山とは書いてない

ここまでですれ違ったのは
マウンテンバイクの若者だけ
従ってゴミも少ない




林道でも車は通れないように
なっているらしくゴミは少ない

パノラマ展望台へ向かう
左 黒平山歩道   右 展望台
・・・の標識に従って展望台へ


八曽休養林は国有林だけあって
とても広い
そこを縦横に遊歩道や小道が
通っているので
頭の中で概念がなかなかつかみにくい


右も見て、左も見て
ゴミを見つけたら急斜面も厭わず
拾いに下りていく

ビニール袋もだいぶ重くなった




また出会った  ササユリ

こんな道の端に咲いていて
人通りも多いのに大丈夫?


立派な地図

でも、我々の出発点は県外(圏外)で、
歩いてきた県境の道も描かれていない
図の右下のあたりからぐるっと回る予定

黒平山遊歩道
一の門遊歩道
八曽マス池遊歩道
岩見山遊歩道
巌頭洞遊歩道
八曽滝遊歩道
そして、東海自然歩道などが
描かれている




パノラマ展望台

雨がぱらついてきた
傘を出したが、ひどくはならず
すぐ畳んでしまった

この下には広いヘリポートがある
パノラマ展望台から見る山々

あいにく雨が降ってきたので
これ以後カメラはザックの中に
しまいこんでしまった
岩見山を経由して今度は巌頭洞へ

川沿いの薄暗い道を進んだ
左手の高いところに大きな洞穴


ミヤマヨメナ
たくさん咲いていた

今度は少し引き返してから
もみの木駐車場へ向かう




コアジサイ

薄紫でつつましい美しさ


このあたりから斜面のゴミが
多くなってきた

川の中に落ちているものも




急斜面を厭わず
見つけたら下りていく
空き缶や

ペットボトルや
(中身の入っているものもある)




雨でずっしり重くなった服
(何でこんなところに?)などを拾う



画面をクリックすると大きく見えます
もみの木駐車場

たくさんの車が駐車してある
ここから近いためにゴミも多いのだろう


もみの木駐車場前にあった地図

ここから川べりに下りるのは有料となる

今日は曇り空だが
かなりのファミリーで賑わっていた

ここらのゴミは管理者に任せることにする


テイカカズラ

つる性で根を出しては
木や岩を這い登っていくしっかりもの

花はスクリュー状にねじれて
一風変わった形をしている

いい香りがして一斉に咲いていると
それはそれは見事!




八曽山キャンプ場

ここまで車が入れないこともあってか
人影なし

八曽滝へ行く人と
留守番する人とに分かれる




全員そろって出発したら
川の中にペットボトル発見

迷わず広いに下りる


東海自然歩道との分岐手前の林道に
ゴミが埋め立てて?あった

土の中から少し顔を出している
空き缶などを掘り返す
八曽の里キャンプ場に着いた

各自が持っていたビニール袋から
水色のボランティア袋に分別



そして、それぞれに計量

汚れた金属やペットボトルは
どちらにしろ資源にはならないので
ゴミになるしかない


ゴミは自然保護担当が家へ持ち帰り
ゴミとして出す予定

昨年は、ここの管理者の好意で
駐車料金も無料
ゴミも引き取ってもらったという・・・が




参加者の声(抜粋)

平坦で歩きやすいコースだった

林道が多く、かなりの距離歩いた

ビンや濡れた服は重く、行きに拾うと
ずっと持って歩かなければならない

商業施設を含まないコースを選択すると
いいのではないか

ゴミをたくさん拾い
ボランティアができてよかった
結果

燃えるゴミ 14.5s
ペット 2.5s
金属 6s
ガラス 5s
自然保護担当からの挨拶

昨年も同じコースでゴミを拾ったが
今年の方が多かったのは
拾う範囲を広くしたから・・・と


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