11月の雪山 |
霊仙山(柏原駅〜北霊仙山〜醒ヶ井) |
北霊仙山からの下り 3合目のあたり 紅葉がとってもきれいだった |
●場 所 | 滋賀県米原市上丹生 |
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●標高 | 北霊仙山 1084m |
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●山行日 | 2007年11月24日(土) | |||
●コース | 柏原駅〜北霊仙山〜お虎ケ池〜汗フキ峠〜醒ヶ井養鱒場バス停 | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見駅ー金山駅ー柏原駅・・・登山口 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、中山、守山 | |||
●コースタイム |
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駅から約45分 橋を渡ったところを登山口としている 登山口を過ぎたあたりからボツボツ雪が出始めた |
登山口から約35分で1合目の2本杉に到着 ここまでは登山道に残った ガリガリの凍った雪だった |
2合目からは、いつものようにぐんと雪が増えた 白い雪の上に紅葉した葉っぱが落ちている 木々の葉も11月の雪には驚いただろう |
4合目 避難小屋の戸は開けっ放し ここから又雪が増えるのでスパッツを着ける |
4合目から見える伊吹山 列車の中からその白い姿を見て 『伊吹であの白さなら霊仙山もきっと多いだろう』 ・・・と楽しみにしていたが予想通り |
5合目 ふわふわの雪になってきた ヒノキは雪の重みで倒れたり傾いたり 葉が多い分、雪も重くなるわけ |
6合目へ連なる稜線を目指す |
もうすぐ6合目 |
新しい6合目の標識も曲がってしまっている 霊仙山は雪が多い 何度ここから引き返したことか・・・ |
7合目までは夏道で進む こんなに雪が多いのなら雪を楽しむことにして 夏道からはずれ尾根道へ進む とたんに踏み跡がなくなり膝まで位の深さを進む 先頭は疲れるので、交代しながら進む 鹿の足跡がずっと続いている それと並行するように先頭を歩いていると 「キュイ〜ン」というような声 ???なんだろうとあたりを見回すと 数頭の鹿が飛び跳ねていた!! |
何度も方向違いの尾根に引き込まれたことがある 要注意の場所も無事クリアして 尾根へ尾根へと進む 雪の上には、樹氷がいっぱい落ちている それをカリカリと踏みながら進む |
マユミ いったん夏道に出会い、それを横切って なおも尾根へ尾根へと進むと 「谷山」の三角点がある尾根に出る そこを右折すると赤い実がいっぱいなった木に出会った |
霊仙山の避難小屋が はるか遠くの山の上に小さく見えてきた |
ここからの眺めは大好き とても鈴鹿とは思えない景色 ここの下りで鹿を見た!・・・と 先頭と2番目の人には鹿の姿が見えたそうだが 私は写真を撮っていて残念!見えなかった |
「谷山」の三角点 ここから「うるし滝」分岐に向かって下っていく |
「北霊仙山」と「霊仙山本峰」と「霊仙山最高点」が見える 「谷山」から左側はかなりの急斜面 そのギリギリの尾根を下っていけば ぴったり分岐にでるが テープはかなり右にふれて付いている どちらにせよ、歩きやすいところを選んで下れば 夏道に出られる |
オレンジ色の木の実 ツルウメモドキ 夏道に合流したところで |
「うるし滝」との分岐 ここから谷山谷を下山する計画だったが 思いのほかの雪で谷道は避けることにした |
まずは避難小屋までの登りが待っている 後ろを振り返ると さきほど「谷山」から下ってきた尾根が見える |
ここの登りはきつい 足が重くなる |
日暮れが早いのでいつもより1本速い列車で来ている そして、15:40発のバスに乗るつもりで 休憩も、5分以上10分以内とあわただしく歩いてきた いつもなら避難小屋で休憩・・・というところだが それもパスして頂上を目指す なんとか間に合いそうではあるが 微妙な時間配分となった |
北霊仙山(経塚山ともいう)の山頂を目指す |
山頂に着いた! 風はまあまあだがじっとしていると寒い 後ろには避難小屋と「谷山」が見える |
山頂で記念写真 |
こちらは霊仙山の本峰 急いで下ればバスに間に合うかもしれないが どうしたものかと相談する 下山で急ぐと事故や膝の不調にもつながるので 次の17::00のバスにしようと決める それならゆっくり休憩しようということになった が、じっとしていると寒くて寒くて長くは居れない そうそう、そんなときのためにツエルトを持ってきている 今までの緑色のとは違って もっとコンパクトでもっと軽量タイプの黄色 底がないので3人でも入れる ツエルトの端をお尻の下に敷きこんで座る 「あったか〜〜い」と口々に言い合う |
ツエルト内で30分は休んでから出発 雪山の景色を楽しみながら下る |
笹薮の中の道 |
霊仙山の本峰を振り返る 今度はあそこまで登って 帰りは北霊仙山を通らずにショートカットして 下山路に合流しよう・・・と考えながら歩く |
「キュ〜ン」という声が聞こえた 「鹿がいますよ」の声で、どこどこ?と探すと いたいた!! 先ほど見た鹿を合わせて今日は3回も出会ったわけ |
お猿岩 最近ここから右折する新しいルートが出来て 岩ごつごつの急な旧道はさびれてきた でも、問題はどろどろぐちゃぐちゃぬるぬる道にかわりはないこと かえって旧道よりひどいかも?? せっかくの琵琶湖を望む展望のいいコースなのに 滑らないよう尻餅をつかないように必死で 足元ばかり見ていなければならない 久しぶりにこんな泥ぐちゃ道を歩いた |
お猿岩から延々30分以上 滑らないように必死で歩いた こういう歩き方は膝に来る・・・ やっと枯葉の積もった道になり まわりも秋らしい景色になってきた |
今日は雪も紅葉も楽しめた〜 |
汗フキ峠に着いた ここから「かなや」はすぐ 「かなや」の前の水場で泥靴を荒い 少しはさっぱりとさせた そこから10分ほどで登山口 そこから1時間ほど林道を歩けばバス停に着く |
シロダモ(クスノキ科)の実 のんびりと久しぶりの話をしながらの林道歩き 林道脇に赤い実が沢山なっていた 初めて見る深い赤色のおいしそうな実 1粒ちぎった実の匂いを嗅がせてもらった 「ショウノウ」みたいな匂い・・・と なるほど、悪い匂いではない 突然、「キーイ」という大きな声が聞こえた ぱっとその方を見ると木の枝が大きく揺れていた 「鳥?」 また鹿でもいるのかな?と左側の沢を覗き込むと 「いた!」「鹿?」「サル!」 私はお尻を見ただけで、姿が消えてしまった 尻尾がくるっと上を向いていた こちらの岸の木の枝から、ぴょ〜んと向こう岸に飛んだらしい 突然の人間に驚いたのか・・・ まだバスの発車まで時間がある・・・と のんびりバス停近くまで来ると あれ?バスが止まっている! それもエンジンをかけて?? 運転手さんに「醒ヶ井駅まで行きたいのですが」と言うと 「行きますよ。すぐ発車です」・・・飛び乗る あれ?バスが増えたのかな?と 不思議に思いつつ醒ヶ井駅で下りた 思いがけない雪山が楽しめた1日だった! |