公開山行の下見 |
金勝(こんぜ)アルプス |
(鶏冠山〜天狗岩〜竜王山) |
天狗岩で |
●場 所 | 滋賀県大津市 | ||
●山行日 | 2007年2月25日 | |||
●多治見から 目的地まで |
多治見=多治見IC=草津田上IC=上桐生駐車場(登山口) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 水野公、川井、丹羽、渡辺、水野マ、若尾潔、八槇 |
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日 程 |
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公開山行当日はJRとバス利用の予定 お得な青春キップがまだ使えないので 今日は車で下見 当日は、上桐生のバス停で降りて 大きな駐車場まで歩く 今はオフシーズンなので、 駐車料金は無料 バスも下山する頃には 1時間に2〜3本はある 小さいがバイオトイレもある |
「近江湖南アルプス自然休養林」 の看板 1300年も前から、近江の森林は、 宮殿や社寺の造営資材のために 伐採されてきたそうである また、その後も燃料採取などのために 乱伐が進んで、江戸時代には ほぼ禿山となった 明治時代になって本格的に 治山事業が始まり、 今ではほぼ緑が甦った・・・ と書かれている |
ここから登り始める 駐車場の奥が登山口 |
しばらくは立派な道を歩いて行く |
道路の左右には 「砂防樹木講習会」に参加した 小学生の手書きによる名札も ぶら下がっている |
ここから「落ケ滝線」に入る |
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小沢を渡ったり 落ち葉いっぱいのふわふわ道を 歩いたりと楽しい |
いったん、「たまみずきの道」に出るが そこを横切って「落ケ滝」に向かう |
「たまみずきの道」とは 歩行者・車椅子専用の道路 ハイキング用の道は 主な道が描かれているのみ |
いくつもの別れ道があり 標識のない所もあるので 要注意! |
立派な道標もある | ウラジロの道を軽く登って |
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落ケ滝の分岐へ 滝を見たらまたこの分岐まで戻ってくる |
落ケ滝 つるつるした1枚岩を水が落ちている 水量は少ない |
尾根に登る途中で町並みが見えた |
大津市消防局への連絡は この「コールポイント」で あちこちにこんな紙が貼ってあり 緊急の際は、現在地をこの数字で表す |
薄氷が張った岩の広場 休憩ポイントになりそうな場所 |
小沢に沿って尾根に向かう |
もうすぐ尾根 |
尾根に出た 「落ケ滝線」と「鶏冠山」・「天狗岩」の T字路 鶏冠山は左折 天狗岩は右折 ちょっと足を伸ばして鶏冠山へ向かう |
見事なアセビの大株 真っ白に満開状態で咲いていた ほかのアセビは、まだちらほら咲き |
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鶏冠山頂上 490.9m 先ほどの分岐から、 とても急な登りの後に到着 標高が低い割に、「落ケ滝線」からだと けっこう登り応えがある |
鶏冠山山頂付近から見下ろした | 琵琶湖も見えてきた 分岐からは、尾根歩きで展望がいい 花崗岩の岩があちこちに見える |
あの岩山が天狗岩らしい |
振り返ると・・・鶏冠山が見える | 天狗岩が近づいてくる 岩・岩の山 |
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ちょっと見には、取り付きがわからない |
小ピークからいったん降りて 天狗岩の裾をぐるっと左に巻いて 少し登ったところが登り口 |
天狗岩の直下 「足場が悪く危険 鎖場も老朽化が進んでいるので 十分注意して自己責任での行動を」 ・・・・と注意書きがある |
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十分注意して登ると・・・ 大岩の上に立てれる |
大岩の上 あとから、小学生も おじいさんと一緒に登ってきた |
これから「耳岩」方面へ向かう |
天狗岩を振り返る |
耳岩 高いところを見ると 登ってみたくなるのが人情? |
耳岩 |
耳岩 ここはちょうどT字路になっているが ここから左折して竜王山に向かう |
花崗岩の岩はまだあちこちに散在し 岩の間を潜り抜けたりして進む |
コールポイントが、 「北峰縦走線」になっている 連絡先も大津市消防局と 湖南消防本部の2つになった |
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この分岐からまっすぐ進むと竜王山 下山はまたここまで引き返して下る |
茶沸かし観音 | 金勝寺八大龍王本殿 ここから1分で竜王山頂上 この広場は大きいので 休憩なら頂上よりここがいい |
竜王山頂上 604.7m |
元の分岐に戻ってから 整備された階段を下って 狛坂(こまさか)寺跡(磨崖仏)に向かう |
最後の展望台(国見岩)を振り返る |
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石段をどんどん降りて行くと |
狛坂(こまさか)寺跡(磨崖仏)に着いた 小さく見えるが、縦6m・横4..5m 金勝寺の別院として建てられたが 明治に廃寺になって 今では高い石垣の跡と この磨崖仏が残っているだけ |
ヤブツバキの間をどんどん下る 時折、椿の花が落ちている |
バス停の標識を確かめて |
広い林道を歩く | バス停へは、広い林道を 赤と黄色のテープのところから右折 まっすぐ広い林道を うっかり進んでしまわないように注意! |
どんどん下ると 第二名神の工事中のところに出た 人と、水路の両方のトンネルに入り |
トンネルを出て少し進むと | 真正面のガードレールに 「上桐生バス停」の表示 それに従って左折 川沿いの道をゆるく下っていくと |
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「逆さ観音」 「金勝寺への横参道として 作られた道の所々に 磨崖仏が彫られているが これは、ずり落ちたために逆さになった」 ・・・と説明板に書かれている |
「逆さ観音」 ここを過ぎると駐車場はもうすぐ |
「オランダ堰堤」 「奈良時代から寺院・仏閣の造営のため 大量の樹木が伐採されたために 禿山となった森林は、 たびたび大洪水を引き起こした そこで、明治6年、 オランダのヨハネス・デレーケ氏の 指導で作られたのが このオランダ堰堤である 割石積堰堤で 今なおその機能を発揮している」 ・・・・と書かれた看板があった そういえば、 岐阜県に馴染みのある木曽三川の 工事も彼の功績である こんなところで、彼の名前に接するとは 思いがけなかった! ぐるっと回って駐車場に着いた 沢あり、尾根あり、岩場ありの 変化に富んだコースであった 花時には、どんな花が咲くか楽しみ! |