冬合宿前トレーニングへ |
南木曽岳 |
13:30 南木曽岳展望台から 手も足も凍えて下りてきて やっと一息ついたところでの集合写真 |
●場 所 | 長野県木曽郡南木曽町 | ||
●山行日 | 2007年12月12日 | |||
●多治見から 目的地まで |
多治見駅ー南木曽駅=タクシーで上の原登山口へ ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、川浦、渡辺、川井、水野マ |
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●日 程 |
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8:30 上の原登山口 南木曽駅では、ぱらぱらと少しの雨だったが タクシーで登山口へ向かう途中から 雪に変わった まだ降り始めたばかりのようだが 木々の上には綿帽子状態の雪が 積もっていた タクシーの運転手さんから 「女性だけで大丈夫?」と心配されてしまった |
8:55 第1鉄塔 ふわふわの雪が静かに降り続き 木々や葉の上にふんわり積もっている |
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9:45 途中の休憩地点で まだここらのササは膝より低いので かき分けて進むのは、たいしたことはない |
10:20 曲がり角に着いた 先頭の、雪の上に第1歩を記す楽しい役割を 交代で担うことにした ・・・とっても楽しいので みんなで体験しあう・・・というわけ |
登山道に覆いかぶさる笹の葉 雪のため重くなって行く手を阻む 体ごと突入していくか ストックで雪を払いながら進むかのどちらか 背丈を越すほどになると頭から突入するしかない 先頭の頭から胸まで雪まみれ! 登山道が笹で覆いつくされていても なんとなく笹がへこんだところがある そこが登山道 御岳展望台も、難所の大岩も通過し 南木曽岳避難小屋上の展望台に到着!! 今日はツエルト体験もするつもりで 持っている人には装備に入れるように言ってある 避難小屋へ入らず、ツエルトを被る(3人用と2人用) すばやく被らないと体温がどんどん奪われ寒い寒い!! 3人用のツエルトもうまく裾を敷きこんで押さえないと 風にあおられ暖かくない 何とか行動食を食べ終わり、即出発 オーバー手袋もストックの紐もカチンコチンに凍り 冷たい冷たい! 指の曲げ伸ばしをして冷たさを少しでもしのぐ 先程の雪より、降る量も増え、 踏み跡は消されてしまっている とにかく早く下山しようと急ぐ |
13:30 やっと手先に暖かさも戻り ゆとりがでたところで、集合写真 なにしろ、カメラは首から提げ懐に入れているものの オーバー手袋のままではON/OFFのスイッチが押せない 押しても感知しない オーバー手袋を取って中の手袋でなら、押せるが 雪がどんどん降る寒い中でごそごそと それをするわけにもいかず今日はたったの7枚だけ! 下山も交代で、楽しい先頭の役割を果たしながら 雪の下の木の根や岩をうっかり踏んだり、 濡れ落ち葉と雪がミックスした 滑りやすい所に足を置いたり・・・などで 何回も何回も、みんなずるっと転んだ 転んでも痛くないが なんで滑った?と原因を探しながらの下山 |
*今後の雪山に向けて ●手袋はウールかフリースなどを替えを入れて2〜3枚必要。 どこで換えるか・・・考えることも重要。(換えようかどうしようかと 考えながらとうとう換えずじまいで下山したが、換えていれば もっと快適だったと思う) ●オーバー手袋も替えが必要。(雪まみれになるときは、 オーバー手袋でも万全ではない) ●寒い中での靴紐縛りは、ロングスパッツを下ろして しなければいけないので時間がかかる。 その間にどんどん体温が奪われるので 下山するまでほどけないようしっかり縛っておく。 ●雪の降る中での素手の作業はできる限り避ける。 内手袋のままで出来るよう2枚重ねがいいし、 日ごろ手袋に慣れておくことも重要。分厚い内手袋は不向き。 手袋をはめたまま紐が結べたり、細かい作業ができる物がいい。 ●靴底が磨り減っていると転ぶ数も多い。(何度も転んだ) 靴底が新しいと転びにくい。 ●高価で機能のいいシャツ(レギュレーターワン〈R1〉・パタゴニア社) は、本当に暖かい・・・と。 暖かすぎてもつらいが、ジッパーを開けることで 調節するしかない。(もっと標高の高い山向きかも) ●雪や風のあるときは、すばやい行動が基本。 ザックにまず押し込んでおいて歩き出す。 整理は駅か、駐車場か、自宅で行えば 他のメンバーを待たせることはない。 ●雪山は、アイゼンをはじめ装備が増えるので 大きめのザックがいい。 ●寒い中で何かを探すことに時間がかかると 体温が奪われ、自分も他人もつらい。物の定位置を決めておく。 (どこへ入れたか思い出せないのであきらめたこともある) ●ビニール袋を活用し、濡れては困るものは しっかり別にしておく。(ツエルトをビニール袋に入れずに ザックに入れてしまった・・・ ●雨具のポケットに飴などを入れておくと、すぐ口に放り込めて便利。 (近頃の雨具にはポケットがないという。大変不便!) ●ウエストポーチもザックの中に入れたほうが濡れないですむ。 または、ウエストポーチの中にビニール袋を入れ防水させる。 ●新しい100%防水の袋(エアスペース・グラナイトギア社・薄手の 生地で半透明・つるつるしてパッキングがスムーズで驚くほど沢山 入る・ザックの中がすっくりする)も便利。 ●古くなった雨具はやはり防水機能が落ちている。 ●雪山は人数が多いと心強い。 1〜2人なら「もう止めて帰ろう」と言いたくなる。 ・・・自戒を含めながら考えました・・・ |
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14:25 曲がり角に着いた ここから80分で登山口に着く ここからも、何度も滑りながら下山 雪から雨に変わった中を駅まで歩く 駅の暖かい待合室で山の装備を片付ける 暖かさが身にしみてありがたかった・・・ |
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