彷徨・・・湯の山温泉裏山 宇曽利山 |
下山したところは「福富寺」 |
●場 所 | 三重郡菰野町 | ||
●山行日 | 2007年12月27日 | |||
●多治見から 目的地まで |
多治見駅ー近鉄湯の山温泉駅=湯の山ロッジ前バス停(登山口) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、川浦 |
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●日 程 |
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12月31日まで有効の 近鉄電車のチケットをもらった それを利用しての登山計画 雲母峰へはずいぶん前 (20年ほどになるか・・・) 1度登ったことがある 今回は湯の山ロッジ前バス停から 登り始め、宇曽利山経由で 雲母峰へと縦走しようと計画を立てた |
「湯の山ロッジ前バス停に空き地があり そこの左手から山腹に取り付く」 ・・・とガイドブックにあったが 空き地の左側に それらしい気配は全くなし 他の空き地か?と 車道を行ったり来たりして探したが 該当する空き地はなし ええい!、無理やりにでも取り付いて 尾根に出ればいいだろう・・・と 木につかまりながら急斜面を登った 土砂崩れ防止?のフェンス沿いに 上へ上へ登る 足跡はひづめのある動物だけ |
急斜面を登っていくと 赤テープがあった へえ〜、では、これが宇曽利山へ続く 登山道になるのか・・・と思い 少し気が楽になった 赤テープはいくつもいくつもあり 尾根に忠実にまっすぐ上っている |
尾根に忠実に歩こうとするより たぶん獣道だと思うが 人が通ったような跡が はっきりトラバース風に続いていたので 尾根道とトラバース道と 分かれて歩くことになった トラバース道はだんだん尾根から 離れて行きそうになったので 尾根道に合流した やっぱり赤テープは べたべたについている |
平らな尾根に出た それもだだっ広い 気をつけなくては・・・と思いながらも 前進していくと ぱったり赤テープがなくなった 見落としたかも?と思い 最後のテープを中心にして あちこち探したが1つもない 探し回っているうちに 木の間から白い建物 (温泉街のホテルだと思う)と その向こうに御在所岳のキレット (だと思う)が左斜面に見えた おかしい?!なぜ左に見える?? 登山地図や1/25000地図を コンパスにあわせてみるが 雲母峰は南の方へ行かないといけない まっすぐ伸びているように見える 尾根へ進むと北になってしまう ??頭がこんがらかってきた ともかく南斜面を下っていき 林道などに出たところで 考えることにして下山を始めた |
急斜面を下りていくと 伐採など人の手がはいっている所に 出たので 何とか歩きやすい場所を探しながら どんどん下っていった たどり着いたところがこの広い林道 右へは回り込んで続いていたようだが 我々は左折して下ることにした |
飛び石で川を渡り 川沿いの道を歩いていくと お寺に出た! こんな所に?お寺? |
願かけ寺「福富寺」とあった 登山地図を見ると 「ソーリ谷」の下流にお寺のマークがある でも、名前までは載っていない |
少し歩くと 「林道 宗利谷線」の看板があった 今度は川に出た 「三滝川」の名前がついた看板があった 「三滝川」は温泉街の中を 流れている川である でも、まだどこにいるか分からない 前を歩いていた男性に 「今どこでしょう?」と尋ねると 「まっすぐ行くと近鉄湯の山温泉駅」 ・・・の返事 なんと、湯の山温泉ロッジ前から 尾根へ出てぐるっと回ってきたわけ |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 駅に着いた まだ正午前 どこか手軽にいける場所はないか? ところがバスは30分以上も待たないと発車しない 待合室で地図を見ていると、駅裏から雲母峰へ行けるルートがある 頂上まで行けなくても時間をみて、途中で帰ってくることにして出発 地図を見ながらどんどん歩くが、「雲母峰へ」の標識も「岳不動へ」の標識もひとつもない 右折する道はいくつかあるが、どれも無標識 そのうち出るだろう・・・と思いながらどんどん歩いていくとなんと! 「少年自然の家」まで歩いてしまった 登山地図は2002年発行 古い情報なので「少年自然の家」も「老人ホーム」も 「リサイクルセンター」も載っていない 今日はもう山は無理 山に嫌われたらしい 引き返してとぼとぼ駅まで歩く なんとも消化不良の1日になってしまった・・・ 標識がなければ歩けないなんて、情けなさでいっぱい 家へ帰っても心残りなので、カシミールから取り出した地図を元に歩いたルートを確認してみた これを見れば広い尾根に出ても、直進していけばいいのになぜそれが出来なかったのか 赤テープを過信し(今まで何度も裏切られたことがあるのに)、頼りすぎてしまい 赤テープが無くなったら、自力で考えられなかったのが原因 これで又、反省材料が1つ増えた・・・ |