里はハナモモの真っ盛り・・・笹を掻き分けて 
春山合宿トレーニング 南木曽岳



南木曽岳展望台  


●場 所 長野県木曽郡南木曽町
●山行日 2008年4月19日
多治見から 
  登山口まで
多治見=19号線=南木曽岳登山口(P)
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 高田、渡辺、加藤眞、若尾良、丹羽、長谷川、曽我、蓑田、中島富、川浦、西部、早川、katou
 日  程
多治見
南木曽岳登山口(P)
第1鉄塔
曲がり角
展望台
頂上
展望台
曲がり角
南木曽岳登山口(P)
6:00発
7:40〜7:55
8:25
9:45
11:45〜12:10
12:30頃
12:40発
13:45
15:25


南木曽岳登山用駐車場

庭先にも畑にも
ハナモモが花盛り



1つの株でも
1本の枝先でも
染め分けのあるハナモモ

畑にいた人の話では
このハナモモの木が
このあたりのすべての親木らしい



これも染め分けのある
ハナモモ


これも染め分けのある木だが
緋色が鮮やか



さあ、出発



ヤマブキも花盛り

国道19号線沿いも
黄色に溢れていた



登山口と第1鉄塔の間には
こんな木の実のようなものが
たくさん地面に落ちていた
・・・
木の実ではなく、
「ホコリタケ」の仲間の「
ツチグリ(土栗)」
別名「
ツチガキ(土柿)」とも言うキノコ

この仲間には、キツネノチャブクロや
タヌキノチャブクロがあって
どれも丸い部分から
煙のような胞子を放出する

星形の部分は湿っているときは開き
乾くと閉じて丸い形になり
風に吹かれると転がって移動し
別の場所で湿気を帯びると
また星型になるらしい

人に踏まれる以外にも
乾いて閉じたとき、丸い部分を押しつぶし
胞子を放出することもできるそうである



もうすぐ第1鉄塔

このあたりの笹はまだ
背が低く可愛い


ダンコウバイ

シロモジに似た花なので
区別がよく分からないが
今のところシロモジは
葉がつんつん上を向いて
その下に花がぶら下がるように咲く

ダンコウバイは葉が出る前に咲き
かなりボリュームがあるように見える
・・・と覚えることにしている



シロモジ
ミツバツツジには違いないが
これは雄しべが5本

多治見にたくさん咲く
コバノミツバツツジの雄しべは10本
そういえばなんとな〜く花が大きい・・・



これも、ミツバツツジ








これも、ミツバツツジ

麓に近いところでは満開
だんだん登るにつれ、蕾になっていった



通称、「曲がり角」の標識

ここまでは笹も膝辺りまで

来る度ごとに
倒木が多くなっているような気がする
ここらの笹はまだ背丈が低い



木の間越しに見える中央アルプス

これも中央アルプス
いくつもの尾根が伸びている



ゴヨウオウレン

まだまだ蕾が多かった



御岳
山頂は雲の中



南木曽岳展望台

休んでいる間にガスが出て
すっかり展望が悪くなってしまった

頂上往復しないメンバーは
ここでツエルトを被って待機
薄い1枚だが本当に暖かい



登りにカメラを取り出す余裕が
なかったので
下山時に撮ることにする

残雪は大岩から多くなった



こんな時期より
深い真っ白な雪が楽しめる
2月頃が最適




雪が融けると笹が置き出し
顔をかばって歩かないと切り傷ができる

タオルは頭から被ったり
首元からの埃を防いだり出来るし、
帽子とサングラスで笹と埃を
避けることが出来るので便利

笹を掴むので手袋も必需品



大勢でのトレーニングだから来れたが
泥つきの笹の海が嫌になって
引き返したこともあった
あの時は2人だけだった・・・

スミレの仲間
ショウジョウバカマ

稜線近くでは
まだ背も伸びていなかったが
麓に近いところでは
20cm以上にもなっていた

頭からたっぷり笹の埃を
被っているように思えて
帰宅したら風呂場へ直行!



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