クリーンハイク6月会山行  
笠 置 山




大休憩の後、キャンプ場の展望台前で
集合写真

●場 所 岐阜県恵那市
●標高 1129m
●山行日 2008年6月15日(日)
●コース 笠置山なんじゃもんじゃ登山口(P)・・・頂上・・・キャンプ場)・・・登山口(P)
●多治見から
 登山口まで
多治見=恵那=笠置山なんじゃもんじゃ登山口(P)

鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 川浦、赤井、荒木、加藤眞、小保、水野マ、鈴木田、西尾、長谷川、勝尾、水野公、梶田、北本、蓑田、近藤、渡辺、若尾潔、西部、丹羽、大西、仁川、森下、曽我、早川、TK、中島富、川井  計27名
●コースタイム
多治見
登山口(P)
水場
頂上
キャンプ場
登山口(P)
7:30発
8:45〜9:05
10:20
10:35
11:45〜12:30
13:55着




なんじゃもんじゃ」登山口から笠置山へ

                                                   

登山口にはたくさんの標識



準備体操を終えてこれから出発



ほとんど階段ばかりが続く登山道

なんじゃもんじゃはすでに花が終わっていた



小さな沢のそばに立て札
「あんこ沢のあんこ棲息地」・・・とある
あんこ=サンショウウオの方言・・・・だと



ヒノキ林の中を登る



ここから約25分で頂上に着く

ずっと階段が続く



笠置神社の奥社

ヒカリゴケは奥社右側から巨石群へと降りる



本当に大きな大きな岩があちこちに聳えている
正面が「百畳岩」
そこへ降りる梯子は腐っていて足元が危ない

ヒカリゴケはこの写真の左側
狭いので順番を待って覗き込む



「百畳岩」に絡みつくというか
岩と一体のようになっている木の根
これも「百畳岩」と一体のようになっている木の根



巨石の間をくぐって向こう側に出る



狭いので1人ずつ通り抜ける



笠置山山頂の北斜面を下る

盃状穴を観察したり
どれがペトログラフ?と探したり・・・



「亀石」はこの角度から見れば亀に見える

「長寿の水」は、よどんでいて飲用不可



展望台から「中野方ダム」方面を見下ろす



案内板には、加賀白山も見える・・・とある
今日は霞んでいて見えなかった


「中野方ダム」



キャンプ場へと向かう

ゴミ袋の中身もかなり増えた
割れたガラス類は、袋を突き破って頭を出すので
体から話して持たなければならないので腕が疲れる・・・



林道に出た

もうすぐキャンプ場
林道脇にはモミジイチゴの実がたくさんあり、食べながら歩く
キャンプ場の東屋で豚汁作り

卓上ガスコンロを3台持ち上げてもらったので
大鍋を乗せても安定感がある



鍋は3つ
具は、豚肉・大根・にんじん・ごぼう・玉葱・シメジ・ねぎなど
味噌は赤味噌と米味噌を合わせた「合わせ味噌」



各自、お湯を持ってきて
それを提供しているので、沸騰するのも早い
1人、2杯〜3杯はおなかに入った!!




昼食が終わったところで集合写真
会山行では、最多になる27名の参加者
帰りは林道を歩く

途中、大岩に登ったり、ワラビを採ったりと
楽しみながらの下山



ピラミッドストーンを見学

天辺まで登る人も数名



また階段の道を下って登山口へ



駐車場で拾ったゴミの分別を行う
これは燃えるゴミ



金属類のゴミ



小さなお菓子のゴミもある



ペットボトルもあった



全部集めるとこんな具合

下見のときはほとんどなかった(ように見えた)が
大勢の目で探すとこんなにあった

ゴミバサミは個人の持ち物(これがあると便利)





笠置山で出会った花

コアジサイ

やや盛りを過ぎているが薄青色で美しい



コアジサイ

こんもりと咲いているコアジサイ
ガマズミ(たぶん)



コゴメウツギ

シソバタツナミソウ

右側のタツナミソウと葉の模様が違うので
別種かと思ったが
「あるのとないのと両方ある」・・・らしい

茎の毛が上向きか下向きか
毛が長いか短いかで見分けるそうで
見分けが困難な花のようである



シソバタツナミソウ

左のような理由でこれもシソバタツナミソウと思われる
コナスビ

実がナスに似ていて小さいので
こんな名前がついたらしい



モミジイチゴ

ほんのり甘い味
欲を言うならもう少し酸味を加えたい

収穫するときとげが痛くて大変



チゴユリの実

熟すと黒くなる



ヒカリゴケ

ヒカリゴケに向かってある角度に立つと
蛍光色の鮮やかな色が見える
10cm横へ移動すると見えなくなる



ツクバネソウ

花が終わり、実ができかけている

この後、もう少し大きくなり黒くなっていく



カエデの仲間

何の実だろう



イタチハギ

日本には、大正の初期に入ってきたらしい



ベニバナコツクバネウツギ

がくが2枚・・・がコツクバネウツギの特徴
(ツクバネウツギは、がくが5枚で花が大きい)
「コ」と付くだけあって花が小さい





ベニバナコツクバネウツギ

この花色は、やや薄め

あちこちに咲いていたが、小さいので目に留めにくい

長野県と愛知県のみに自生するといわれているが、
笠置山は
隣なので、仲間に入れてもらえるのだろうか??



ベニバナコツクバネウツギ

この花色は黄色がかっているが
「ベニバナ」になるのだろうか?



ベニドウダン or チチブドウダン

これは展望台の前に咲いていた花
帰りの林道で真っ赤なドウダンが咲いていた
これと同じなのかどうか?である

ベニドウダンは別名チチブドウダンともいう・・・説と、
別種という説がある

 ベニドウダンは近畿地方より西のみに自生
別種のチチブドウダンとしても、
関東〜近畿地方に分布しているらしいが、
微妙に岐阜県の
東部が入っていない・・・



ヒメウツギ

ツルアジサイ



カキノハグサ

柿の葉に似ているのでこんな名前が付いている
あちこちに咲いていた



カキノハグサ:花のアップ

なんとも変わった花の形である
突き出た花の先端にぴらぴらしているのが
「房状の付属体」
くるっと上に跳ね上がっているのはがく

下にあるヒメハギにも同じようなぴらぴらがある
・・・で、同じヒメハギ科
ヒメハギ科カキノハグサとなる



ヒメハギ

ヒメハギ科ヒメハギ
先端のぴらぴらした「房状の付属体」が可愛い



ハンショウヅル

これから咲き始める
花が終わると白い羽毛状のものができる
登りの登山道脇にあったのは、この羽毛状のように思える



テンナンショウの仲間

雄株か雌株かを調べようと試みたが
合わせ目がぴったりしていたので雌株・・・にした



サワフタギ?

秋、青い実をつければサワフタギ
黒い実をつければタンナサワフタギ

両者はとてもよく似ている



ジガバチソウ

花の形をジガバチに見立てて名づけられた



ジガバチソウ:花のアップ



ジガバチに似ているだろうか?


ヤマトウバナ



ミヤマナルコユリ

葉っぱのしわしわが特徴

葉の裏にぶら下がっているので
注意していないと見つからない



 「山行記録2006年〜2010年」へ戻る

 トップページへ戻る