6月の八ヶ岳は花いっぱい |
赤岳〜横岳〜硫黄岳 |
赤岳山頂 出発前の記念写真 長野県側の雲海はすっかりなくなっていた 横岳 ここまで花いっぱいの稜線歩き |
●場 所 | 長野県茅野市&南佐久郡 | ||||
●標高 | 赤岳 2899m 横岳 2829m 硫黄岳 2760m |
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●山行日 | 2008年6月23日(月)〜24日(火) | |||||
●コース | 美濃戸口・・・南沢・・・行者小屋・・・文三郎尾根・・・赤岳・・・横岳・・・硫黄岳・・・赤岳鉱泉・・・北沢・・・美濃戸口 | |||||
●多治見から 登山口まで |
多治見=土岐IC=諏訪南IC=美濃戸口付近の駐車スペース ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、川浦、水野マ、渡辺、中島詩、鈴木田 | |||||
●コースタイム | 1日目 6月23日
2日目 6月24日
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1日目
虫こぶ? 『昆虫やダニ、クモが植物に寄生し タマゴを産みつけた結果、 植物の細胞が異常に成長して こぶ状に発育したもの』 |
ヤマツツジ びっしりと花がついている やや盛りは過ぎていた |
オオヤマフスマ 別名「ヒメタガソデソウ」 |
ゲートのある美濃戸を目指す 先回は レンゲツツジがいっぱい咲いていたが 今回はちらほら |
ササバギンラン 本当に笹の葉そっくり |
ベニバナイチヤクソウ やや盛りは過ぎていた 美濃戸山荘までの林道に多い だから「林道を歩こうよ〜」と主張する |
シロバナノヘビイチゴ |
グミ | コデマリ 盛りは過ぎていた |
ミヤママタタビ |
コデマリ | ミヤマハンショウヅル 大きい花つき |
サラサドウダン こちらは赤色が強い花 |
テンナンショウの仲間 南沢の分岐からは薄暗い樹林になる |
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流された橋の後 滑らないよう恐る恐る渡る |
湿っぽく暗い樹林の中を 南沢に沿って登る |
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流木がたくさん打ち上げられていた 大雨の後のようで、以前の川の様子と大きく違っている |
記憶にない登山道もある |
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たくさんの流木 南沢を渡ることができず、苔むした斜面が登山道になっている所もあった |
苔は生き生きしていた |
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キバナノコマノツメ 暗い樹林の中でそこだけぱっと明るい |
コミヤマカタバミ 雨と日差しがないことで みな蕾んで下を向いている |
ズダヤクシュ 咲き始めたところ |
何度も沢を渡る こういうコースはトップの判断が難しい |
シロバナエンレイソウ 白花は珍しい |
緩やかな登り |
少し前から、遠くで雷が鳴り始めていたが 行者小屋の少し手前で雨が強く降ってきた あわてて雨具の上を羽織った 登山道はすぐ茶色の川となった 駆け込んだメンバーは難を逃れ、後ろのメンバーはずぶ濡れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小屋の中で雨対策と休憩をしながら、雷と雨が通り過ぎるのを待つ 40分くらい後、雨が止んだ 外に出ると、中岳と阿弥陀の鞍部が見え、大同心も見えてきた いったんはここで泊まろう〜という声もあったが まずは30分待ってみて考えることにしたが、よかった〜 |
さあ、出発!と思ったら また雨が篠ついてきた 雨具のズボンを脱ぐのを止め出発 いったん阿弥陀方面へ進んだが 雷が戻ってきそうだったので 予定を替え 文三郎尾根を上がることにする |
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文三郎尾根の金網の階段 ぐんぐんと高度を稼ぐが、疲れも大きい |
雨は小降りになってきた 登山道脇にはキバナシャクナゲが 咲き始めた |
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合流点の稜線に出た 雨が降っている割に展望がきき、阿弥陀もよく見える |
ここを登れば今日の行程は終わり あわてることはないので 雨も止んだことだし 花を撮りながら登る |
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ウラシマツツジ たくさん咲いていた 秋の紅葉と比べると目立たない花 |
チョウノスケソウ 咲き始めたばかり |
コメバツガザクラ 今回たくさん咲いていた |
ミヤマタネツケバナ 固まって咲くのでなかなか美しい |
ミヤマタネツケバナ 突き出ているのは 花が終わった後の果実 |
イワヒゲ まだ咲き始め |
2日目 |
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夜明け前の阿弥陀と中岳 |
赤岳頂上小屋 宿泊者は、我々6名と 高山からの単独の女性1名のみ 「どこでもいいですよ」とゆったり |
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南アルプスはどれ? 富士山は? |
雲海から登る日の出 もこもこしたきれいな雲海は久しぶり |
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遠くに蓼科山 |
雲海の上の富士山 朝食は ガラス越しに富士山を見ながら食べる |
赤岳で記念写真の後出発 |
眼下は赤岳展望荘 その後ろは横岳、そして硫黄岳 |
イワウメ これも多かった・・・ ちょうど見頃 |
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ハクサンイチゲ まだ咲き始めたばかり |
赤岳からの下り |
赤岳からの下り 滑りにくい岩でよかった |
オヤマノエンドウ 鮮やかな紫色!!限られた区間に咲く |
阿弥陀と中岳 昨日登ってきた文三郎尾根はどこ? ・・と探す |
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地蔵尾根の分岐 |
ハクサンイチゲ まだ咲き始め |
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もう赤岳があんなに遠くなった その下は赤岳展望荘 |
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ツクモグサ 日差しがないせいか 時間が早いせいか 蕾んでいるのが多かった |
ツクモグサ 群生地は限られている |
赤岳を振り返る どんどん赤岳が遠くなる |
イワウメ 岩にへばりつくように咲いている |
イワウメ 「ウメ」というだけあって5枚の花びら |
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横岳山頂 白い月がまだ残っていた |
横岳からの下り | |
花を見ながらの稜線歩きは 疲れ知らず |
キバナシャクナゲ 真っ白なキバナシャクナゲ |
硫黄岳山頂 風もなく穏やか 周りはガスで真っ白 |
硫黄岳爆裂火口の前で この先は下りばかり |
硫黄岳爆裂火口 麓に小さく本沢温泉が見える |
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またガスが晴れてきた 歩いた足跡を振り返る |
ミネザクラ |
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カモシカ 大きいのが2頭いた 草を食べるのに一生懸命 あまり人間に関心を持たないようだ |
ヒメイチゲ この辺りにたくさん咲いていた 花が小さすぎてピントが合わせにくい |
オサバグサ 咲き始めの数少ない1輪 ほとんどは葉っぱと 伸び始めたばかりの蕾 |
キバナノコマノツメ 蛍光色のように鮮やか |
赤岳鉱泉でゆっくり休み 北沢を下山する こちらはしっかりした橋が架かっている |
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新緑の中をまた歩けてうれしい・・・ |
マイヅルソウ |
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北沢 南沢の被害は大きかったが、こちらはなんとも無いように見えた |
シロバナノヘビイチゴ |
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こんな橋が流れてしまうとすれば 大変な増水だったわけ 小屋番さんに尋ねたら 「去年の秋の大雨のとき」・・・・だと |
ツバメオモト 花の残り ほとんどはすでに終わっていた |
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最後の林道歩き みな疲れプラス満足顔で歩く この後、車のハプニングでJAFに来てもらうことになったが 交代で入浴しながらも、無事に帰宅できた |
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