今年は雪が少ない? 藤原岳縦走 |
聖宝寺への階段を上がった所にある 養魚池の横を通って登山道(裏道)へ 車道から見上げた稜線は まだらに雪が残っているだけで 「ええ〜っ、少ない〜」の感想 |
1合目にあった「長命水」は すっかり昔の面影が無くなり 白い岩肌を晒していた いったいどこから雪が出てくるのかと 期待しながら歩くが 行けども行けども雪は無し |
聖宝寺を抜けた所から 「落石危険・自己責任で登山」するようにと注意書き 長命水の沢の土石流と、 左側山側からの広い面積にわたる落石で 登山者も少なくなったようで 大貝戸道(表道)に比べ整備がされていない |
この3合目までが土石流の影響で 様相が変わっていたが、 この後、7合目までは、昔どおり |
6合目から登山道に雪が少々残り始めたが 休憩しようにも風が強いので寒くて無理 3合目から8合目まで、風に吹かれながら歩いた |
8合目で、大貝戸から登ってくる登山者と出会った こちらからは、続々と登ってきた ここから雪が出てくるだろう、 また、風ももっと強くなるだろうと判断し アイゼンと目出し帽を着けた アイゼントラブル1 いつもしっかり着けれるアイゼンが どういうわけか、歩き始めてすぐ緩んできた →前後ろ・紐の締め順などあれこれ試したあと ぎゅっと締めてやっとOK アイゼントラブル2 先回着けて快調だったアイゼンが きっちり着けれなくて、履きなおし →ぎゅっと踏み込んで、アイゼンと靴を 密着させてから締め直してOK アイゼントラブル3 先回着けて快調だったアイゼンが 前後を連結する金具が外れてしまった →連結部分を石で叩いてへこませ 連結から外れないようにしてOK |
藤原山荘手前 |
展望丘が見え始めた |
藤原山荘 小屋の中へは、アイゼンを外さないと入れないので 外で休憩 ぽかぽかしているが風が強くて冷たいので 2人だけツエルトを被って休憩 続々と登山者が登ってきたが ほとんどはここから引き返す |
天狗岩方面へ 藤原山荘からしばらくは 雪がなく草原や泥の上を歩く 下りにかかると雪道になり、人影も無く静かになった (出会った人は坂本谷分岐まで無し) |
天狗岩と坂本谷との分岐地点 この標識を見落とさないように注意 |
枝先だけ樹氷がついている木々 (藤原山荘上の稜線上から出てきた) 最中(もなか)状態の雪になったので (表面は固そうだが足を置くとずぶっともぐる) 2人は、輪かんに替え、 1人はアイゼンの上に輪かんを着け、 1人は、アイゼンのままで歩くことになった |
第1鉄塔下で休憩 尾根に出ると風に吹かれるので・・・ 左側の人の顔が黒いのは 濃紺の目出し帽と黒いサングラスのため (目出し帽は、顎まで引き下げれるタイプが快適 暑ければ引き下げ、寒ければ上げ・・・ができる) 頭から首にかけて大変暖かく 強風もなんのそのだった |
樹氷の中を歩く 風が強いところでは、 エビの尻尾も大きくはないができていた |
第2鉄塔 第2鉄塔から 稜線を離れ白瀬峠を通らないショートカットで下る ある一定の高さで線引きをしたように 枝先だけ樹氷のついている木々 |
輪かんの2枚の刃だけでは、 急な傾斜や、トラバース地点では うまく雪を捉えることができないこともあった |
坂本谷分岐に着いた ここで、白瀬峠からの登山者1人と初めて出会った 坂本谷分岐手前で全員アイゼン歩行となったが 期待していた山口への尾根道には 雪が少なく、すぐ、アイゼンを外すことになった 尾根通しで、小向井山を通過し鉄塔へ 鉄塔から右折し、鉄塔巡視路を通り 山口登山口手前に出た 田畑は獣害を防ぐために高圧電力の電柵で囲まれている そこを通り抜ける人は、頑丈な鉄の扉を開け 通り抜けたらまた閉めておくように・・・と注意書き 約40分で駐車場に着いた |
カンザクラ 藤原町の数箇所で見かけた 濃いピンク色の蕾と小ぶりの花 こんな寒い頃から、強風にも耐えて健気に咲いていた |
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