今年は雪が少ない? 藤原岳縦走      




第1鉄塔下の、風当たりの弱いところで

●場 所 三重県いなべ市藤原町
●標 高 1120m
●山行日 2009年2月1日
多治見から
 目的地まで
多治見=多治見IC=関ヶ原IC=藤原町(P)・・・聖宝寺登山口・・・8合目・・・藤原山荘・・・天狗岳分岐・・・第2鉄塔・・・坂本谷分岐・・・鉄塔・・・山口登山口手前・・・藤原町(P)
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 丹羽、北本、中山、守山
 日  程
多治見
藤原町(P)
8合目
藤原山荘
天狗岳分岐
第2鉄塔
坂本谷分岐
山口登山口手前
藤原町(P)
6:00発
7:20〜7:35着
9:30〜10:00
11:00〜11:20
11:40
12:40
13:20〜13:30
14:50
15:30着


聖宝寺への階段を上がった所にある
養魚池の横を通って登山道(裏道)へ

車道から見上げた稜線は
まだらに雪が残っているだけで
「ええ〜っ、少ない〜」の感想




1合目にあった「長命水」は
すっかり昔の面影が無くなり
白い岩肌を晒していた

いったいどこから雪が出てくるのかと
期待しながら歩くが
行けども行けども雪は無し




聖宝寺を抜けた所から
「落石危険・自己責任で登山」するようにと注意書き

長命水の沢の土石流と、
左側山側からの広い面積にわたる落石で
登山者も少なくなったようで
大貝戸道(表道)に比べ整備がされていない




この3合目までが土石流の影響で
様相が変わっていたが、
この後、7合目までは、昔どおり




6合目から登山道に雪が少々残り始めたが
休憩しようにも風が強いので寒くて無理

3合目から8合目まで、風に吹かれながら歩いた




8合目で、大貝戸から登ってくる登山者と出会った
こちらからは、続々と登ってきた

ここから雪が出てくるだろう、
また、風ももっと強くなるだろうと判断し
アイゼンと目出し帽を着けた

アイゼントラブル1 いつもしっかり着けれるアイゼンが
どういうわけか、歩き始めてすぐ緩んできた
→前後ろ・紐の締め順などあれこれ試したあと
ぎゅっと締めてやっとOK

アイゼントラブル2 先回着けて快調だったアイゼンが
きっちり着けれなくて、履きなおし
→ぎゅっと踏み込んで、アイゼンと靴を
密着させてから締め直してOK

アイゼントラブル3 先回着けて快調だったアイゼンが
前後を連結する金具が外れてしまった
→連結部分を石で叩いてへこませ
連結から外れないようにしてOK




藤原山荘手前




展望丘が見え始めた




藤原山荘

小屋の中へは、アイゼンを外さないと入れないので
外で休憩

ぽかぽかしているが風が強くて冷たいので
2人だけツエルトを被って休憩

続々と登山者が登ってきたが
ほとんどはここから引き返す




天狗岩方面へ

藤原山荘からしばらくは
雪がなく草原や泥の上を歩く

下りにかかると雪道になり、人影も無く静かになった
(出会った人は坂本谷分岐まで無し)
天狗岩と坂本谷との分岐地点

この標識を見落とさないように注意



枝先だけ樹氷がついている木々
(藤原山荘上の稜線上から出てきた)

最中(もなか)状態の雪になったので
(表面は固そうだが足を置くとずぶっともぐる)
2人は、輪かんに替え、
1人はアイゼンの上に輪かんを着け、
1人は、アイゼンのままで歩くことになった




第1鉄塔下で休憩
尾根に出ると風に吹かれるので・・・

左側の人の顔が黒いのは
濃紺の目出し帽と黒いサングラスのため
(目出し帽は、顎まで引き下げれるタイプが快適
暑ければ引き下げ、寒ければ上げ・・・ができる)

頭から首にかけて大変暖かく
強風もなんのそのだった




樹氷の中を歩く

風が強いところでは、
エビの尻尾も大きくはないができていた




第2鉄塔

第2鉄塔から
稜線を離れ白瀬峠を通らないショートカットで下る

ある一定の高さで線引きをしたように
枝先だけ樹氷のついている木々




輪かんの2枚の刃だけでは、
急な傾斜や、トラバース地点では
うまく雪を捉えることができないこともあった
坂本谷分岐に着いた
ここで、白瀬峠からの登山者1人と初めて出会った

坂本谷分岐手前で全員アイゼン歩行となったが
期待していた山口への尾根道には
雪が少なく、すぐ、アイゼンを外すことになった

尾根通しで、小向井山を通過し鉄塔へ

鉄塔から右折し、鉄塔巡視路を通り
山口登山口手前に出た

田畑は獣害を防ぐために高圧電力の電柵で囲まれている

そこを通り抜ける人は、頑丈な鉄の扉を開け
通り抜けたらまた閉めておくように・・・と注意書き

約40分で駐車場に着いた


カンザクラ

藤原町の数箇所で見かけた
濃いピンク色の蕾と小ぶりの花

こんな寒い頃から、強風にも耐えて健気に咲いていた


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