スタートから踏み跡なし 霊仙山      




4合目、今日はここまで
柏原駅から約5時間かかった

●場 所 滋賀県坂田郡
●山行日 2010年1月10日
多治見から 
  目的地まで
多治見駅ー柏原駅・・・登山口・・・1合目・・・4合目引き返し・・・1合目・・・登山口・・・柏原駅
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 丹羽、中山、西尾、守山
日  程
多治見
金山駅
柏原駅
登山口
1合目
4合目
1合目
登山口
林道出口
柏原駅
6:17発
6:53〜6:59
7:56〜8:25
9:50〜10:00
11:25〜11:35
13:10〜13:40
14:35〜14:40
15:15
16:15
16:35〜16:45

 地図はこちら


柏原駅を降りると道路は除雪されていたが
両脇にはかなりの雪がかさ高く積み上げられていた

ぱらぱらと小雨が降っているので
雨具の上下とスパッツを着けて出発

鶏小屋までは雪なしの舗装道路

林道入り口からは、まったくの踏み跡なしの雪道!
倒木が行く手を阻んでいた
枝が絡みついている所を無理やり通ったが
こんなのが何本もあったらどうなることかと心配になる

雪は20〜30cmくらいか?
1歩1歩が沈んで歩きにくくて仕方がないので
鶏小屋を過ぎたところで輪かんをつけることにする

それでも、雪はべったりという感じで重くて重くて・・・
林道を歩くだけで汗びっしょり
短時間で先頭を交代しながら
登山口まで行けるかどうか心配になった




登山口に着いた

ここまでで、すでに1時間半
疲れた〜

ここから谷沿いにトラバース気味に登っていくのだが
今日はどこまで行けるのか、まったく予想がつかない
登山口から、しばらくは林道歩き
しかし、雪が深く重いので1歩1歩がえらい・・・

谷沿いにトラバースしていくのだが
どこも真っ白で、記憶をたどりながら歩く

雪に隠れた沢に、ずぼっとはまり込み
脱け出そうにも輪かんが引っかかって
なかなか足が出てこない

はるか右下の沢(雪で水は見えない)を横目で見ながら
雪の斜面(確かここに登山道があるはず・・・という記憶)を
切りながら、1歩・1歩足を出すのだが
輪かんの刃が有効にきいてくれているので
なんとか歩ける




1合目に着いた  11:25
駅から、すでに2時間50分かかっている
無雪期なら8合目あたりまで行ける時間

1合目からは少し楽になる
が、雪は深い

先を見ながら「確かこの辺り」・・・と
記憶で歩いていく




2合目を過ぎる

いつも見える伊吹山も今日は見えず

輪かんに雪がくっついて1足1足が重い重い
油でも塗れば雪がくっつかないかもと考えるほど




やっと3合目 12:50
ここで、やっと景色が開けてくる




彼女は、輪かんを初めて体験
足の付け根の「ちょうつがい」が痛い・・・と
4合目下の稜線

ヒノキにどっさり雪が積もって面白い形になっている

ここから、雪を被った枝に邪魔されて
通常ルートは進めないので
適当に「歩きやすい」と思われる所をぐねぐね進んで・・・




やっと4合目に着いた! 13:10

避難小屋の窓まで雪が積もり
入り口の戸は壊れたままの状態

どんよりとして伊吹山は見えず


標識も、丈が低くなっている




4合目から先への前進は時間的に無理
引き返すことにする

下りはなんと楽々なんだろう!!




自分たちで付けた踏み跡をたどって帰る

もうしっかりしたトレースになっている




1合目からのトラバースには、十分気をつけて下る

登山口からのゆるい下りは
疲れている上に、べたっとした雪質で
朝付けておいたトレースも、まったく効果なしの状態

重くてえらくて、ほとんど平らな道はこりごり

やっとここに来て、伊吹山の山頂がうっすら見えてきた


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