春には、まだまだ遠かった・・・
  釈迦ケ岳〜猫岳〜ハト峰〜水晶岳縦走    





●場 所 三重県いなべ市藤原町
●標高 1128m 
●山行日 2010年4月11日(日)
多治見から
   登山口まで
多治見=勝川IC=大山田PA=四日市IC=朝明渓谷駐車場

 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 西尾、丹羽、大川陽、荒木
●行 程 多治見
四日市IC
朝明渓谷駐車場
鳴滝コバ
釈迦白揮
松尾尾根の頭
釈迦ケ岳山頂
猫岳
ハト峰
金山
中峠
水晶岳
根の平峠
朝明渓谷駐車場

6:00発
7:00
7:20〜7:50
8:50
10:00
10:10〜10:35
10:40

12:00〜12:10
12:45
13:00
13:25〜13:40
14:00
15:20着

地図はこちら



ここをクリックすると大きく見えます
急な下りのある馬の背尾根を下山路に計画していたが
朝明の駐車場で、管理人をしているという男性から
「中尾根は整備してあるし(2009年の春頃から)
展望はいいし、お勧め」・・・の熱心な案内があった

予定していた馬の背尾根は、「沢が荒れている」
・・・とのことで、急遽、登りを中尾根にして
計画とは反対周りのコースにしようと決める




駐車料金500円と引き換えに
A4の地図を貰い出発

バス停横の、新しいガードレールが入り口

なるほど、右下の沢は大掛かりな工事中で
新しく作られたトラバースの道を
関係者の大変なご苦労の賜物だったろう・・・と
感謝して歩く




トラバース道を降りた所が
堰堤の手前、テント村のそば

もう一度地図を確認する




テント村の中を通り抜ける




テント村から 、橋を渡って
庵座の滝と中尾根コースの分岐点へ

左へ行くと庵座の滝方面

階段を登っていくと中尾根




暗い樹林の中に
クリーム色のシキミの花


尾根へ出た

東名阪を移動中、雨が降りだし
今日は出発時から雨具着用か・・・と覚悟していたが、
駐車場へ来ると雨は止んでいた
ラッキー

しかし、登りはじめると蒸し暑くて、ここで衣服調節




周りはガス

展望のいいはずの中尾根も、
こんな日は期待できそうにない




鳴滝コバ地点 774.4m

貰った地図をよく見ると
庵座の滝の丁度上部

だから滝の音が聞こえる・・・鳴滝・・・なるほど

木も切り払われ、ガスでなければ
見晴らしのいい休憩ポイント




初めのころの遊歩道的気分はだんだんなくなり
山らしい雰囲気になってきた

青空も見え始めてきた!





ちょっとした見晴台に上がると
丁度いい具合にガスも取れ始めた

「まさか、あの山を登る?」の疑念は
「ありえない、絶対迂回路がある」
・・・思ったとおりだった




これが迂回路

右上には、先ほどの山と岩場があり
「落石注意」の標識もある




かなりの急登を登りきった所から見える
きれいな山容は、猫岳らしい




急登急登でたどり着いた稜線は
松尾尾根との合流点「釈迦・白毫(びゃくごう)」




キレット通過

また、ガスが出てきた

足元は、崩れやすいガラガラ道

ガスがなければすばらしい景色が望める所




しかし、ガスが晴れれば、
足元が切れていることもわかり
庵座の谷の底まで見下ろせる地点でもある
急斜面にへばりつくように咲いているショウジョウバカマ





急登の途中から振り返ると
山頂に建物がある御在所岳が見えた
・・・すぐ、ガスに隠れてしまった・・・

最後の急登を登りきった所が
庵座の谷との合流点




その合流点から数メートル上が
以前、「松尾尾根の頭」と呼んでいたピーク

今は、「釈迦ケ岳最高点 1087.1m」となっていた

山頂は見晴らしが良くないので
ここでゆっくり休憩




釈迦ケ岳山頂と下山路のハト峰方面との分岐点




分岐点から数分で山頂

狭い山頂は、5〜6名も休憩すれば満員状態




さあ、下山

目の前は猫岳
これからアップダウンが何度も続く




もうすぐハト峰
ザレザレの土の上に、特徴のある岩が鎮座している




金山 906m地点

標識に薄く手書きされていた




周りは茶色の世界

花が咲いていると、見とれる時間があって
休憩にもなるのだが
何も咲いていないと、ただ、歩くのみ
こんな歩きは、疲れもひとしお




中峠  下水晶谷への分岐

まだまだアップダウンは続く




振り返ると、遠くに釈迦ケ岳の山容

あの頂上から
およそ2時間半でここまで歩いてきた




ぱらぱらと、たまに咲いている
ゴヨウオウレン




水晶岳から釈迦ケ岳を望む

ぽかぽかと暖かく、先も見えてきたし
時間もあるし、静かな所だったので
珍しく中休憩




枯葉に埋まるように咲いていた
フデリンドウ




アセビの道を、根の平峠へ




根の平峠

稜線をどんどん進めば国見岳から御在所岳への県境稜線

今日は、ここから朝明へ下山




伊勢谷を下る




登山道の右には
2年前の豪雨による土石流の跡と思われる
大きな岩がごろごろした谷が広がっている




キブシ




クロモジ

隣に咲いていたそっくりさんとは、
木肌が青みを帯びていて、葉も3つに分かれていなかった




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