久しぶり・・・雨具をつけての山行
     初夏の花がいっぱい 伊吹山   




伊吹山山頂


●場 所 滋賀県米原市
●標高 伊吹山 1377m 
●山行日 2010年6月27日(日)
●多治見から
 登山口まで
多治見=多治見IC=関ヶ原JC=米原市上野・・・登山口近くの駐車場
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠ロープウェイ・リフト
●参加者 丹羽、水野マ、藤岡
●行 程 多治見
関ヶ原IC
上野(P)

1合目
3合目
5合目
6合目
8合目
山頂
東遊歩道入口
西遊歩道入口
8合目
上野(P)

 5:30発
 6:20
 6:45〜7:00
 7:35〜7:45
 8:35〜8:45
 9:00
 9:20〜9:30
10:05〜10:15
10:40〜11:00
11:45
12:00
13:00
15:30着

地図はこちら


何度も天気予報を見て中止か決行か迷った末、米原地方は、『午後から曇りになる』・・・を信じて出かけた

花は雨でも楽しめるし・・・

雨の中、雨具の上下を着けて登った

あまりの蒸し暑さに7合目で雨具のズボンを脱ぐ
すぅーっと涼しくなると共に足が軽くなった

頂上近くの売店は、近くへ行くまでまったく見えず

カメラは出発時からずっとザックの中   やっと取り出した最初の1枚がこれ

花は横目に見るだけにして、下山時に撮ろうと心に留めながら歩く

花の写真は、下山時だけ  登りにあたりをつけておいたので良かった




本来なら
見晴らしの良い場所で休憩後、東登山道へ進むのだが・・・

三角点と立派な説明板があった




8合目を過ぎる頃、
やっと下の景色が見えるようになってきた




手前は、7合目の避難小屋
3合目のゴンドラ駅周辺が見える




   出会った花

i
ミヤマコアザミ  山頂付近

葉のトゲの痛いことといったら!

伊吹山の特産種




ようやく見つけた開きかけの花
現地の花の標識には
コイブキアザミとある

(コイブキアザミは、夏の終わりに咲くようなので
ミヤマコアザミかも?)




ヤグルマソウ-2

2週間前の籾糠山では、
まだ芽を出したばかりの紫色だったのに
ここ伊吹山では、こんなに大きくなっているのにびっくり

花のアップ





グンナイフウロ

ガスのため、
小さな小さなガラス細工のような水滴が付いていて美しい


花のアップ





クサタチバナ

花のアップ


雨と霧に濡れた花

西遊歩道には、右も左もこの花で埋め尽くされていた


花がミカン科の「タチバナ」に似ているところから
命名されたようである




オオナルコユリ?
アマドコロ?


東遊歩道のもうすぐ山頂駐車場・・・の所に群生

とても背が高く、
他の葉っぱの間からぬっと突き出ている

遠目でよく分からなかったが
茎が丸っこければオオナルコユリ
(パソコンで大きくすると、丸っこいように見えた)

茎が角張っていたら、アマドコロ
立派な樹木のようなミヤマコアザミ?

水滴がついて美しく見える

(ミヤマコアザミの背丈は、30〜50cmらしいが
これは見上げるほどの大きさだった
山頂に咲いていたミヤマコアザミと同じものだろうか?)




グミ




イブキシモツケ

西登山道〜上野コース8合目の辺りまで

ヒメフウロ 

「シオヤキソウ(塩焼草)」といわれ
塩を焼くときの匂いがするそうで
嗅いで見たがはっきりしない・・・ 

花のアップ





調べ中



ホウチャクソウ




キバナハタザオ

上野コース5合目〜山頂に至るまで
たくさん咲いていた

手持ちの「伊吹山お花畑植物ガイド」をみても
載っていない
ずうーっと頭を悩ませながら歩いていた




マユミ?

花のアップ





キバナノレンリソウ

伊吹山だけにある、
その昔信長が開かせた薬草園のなごりだとか
調べ中

右のカンボクに似ているが
両性花のヤクが赤い

装飾花があり、葉が3つに裂けているのは同じ

花のアップ






カンボク

葉が3つに裂けている

周りの白い花びらのように見えるものは、
装飾花で5裂している

花のアップ


中央にたくさんある目立たないのが、両性花




ヒヨクソウ(比翼草)

花のアップ


『左右対称になって出ている花穂を翼に見立てた』という

下からだんだん咲きあがっていく




シモツケ

8合目を少し下った辺りで、ここだけ見ごろだった

花のアップ


長く突き出たオシベが華やかにしている




カノコソウ(鹿子草)  オミナエシの仲間 

薄いピンクの濃淡が爽やかで優しい 

薬効は「神経症によい」とある




クサフジ


イボタノキ?

ミヤマイボタノキとよく似ているが、違いがよく分からない




イブキノエンドウ?

伊吹山特産種といわれているが
カラスノエンドウとの違いが分からない

『織田信長がポルトガルの宣教師に
伊吹山で薬草園を開かせた時
ヨーロッパから、薬草についてきて伊吹山のみに
帰化した牧草と考えられている』と、図鑑にある




ガマズミ?ゴマギ? ヒメウツギ




ヤマグワ

大きな古木がスキー場付近の潅木地帯にあった




ミツバウツギ

実は、先が二つに分かれた矢羽根のような形が特徴
ハクサンフウロ

よく似たものに、エゾフウロがあるらしい

エゾフウロは、ハクサンフウロより毛深いそうである




3合目付近に咲いていたノアザミ




ウツボグサ 





ユウスゲ

登りには開いていなかったのに、
下山時には開き始めていた




ササユリ

朝、雨の中を登ってゆく時、蕾だったが
嬉しいことにちょうど良い感じに開いてる



クララ

1合目から3合目のあたりで咲いていた
下山時に写真を撮ろうと思っていたところ
草刈機できれいに刈り取られ、数本しか残っていなかった

ハイカラな名前なので外来種かと思っていたが、
根をかむと目がくらむ程苦い所からの命名らしい


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