初夏の花がいっぱい!雨飾山(小谷温泉〜) |
笹平から雨飾山を望む シラネアオイ |
●場 所 | 長野県北安曇郡小谷村 | |
●標高 | 1963.2m | ||
●山行日 | 2011年6月19日(日) | ||
●コース | 小谷温泉登山口(P)・・・ブナ平・・・荒菅沢・・・笹平・・・雨飾山・・・笹平・・・荒菅沢・・・ブナ平・・・小谷温泉登山口(P) | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=豊科IC=R148=県道114=小谷温泉=雨飾高原=小谷温泉登山口(P) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | KK、堀満、丹羽、大川陽、若尾良、西尾、OM 7名 | ||
●コースタイム | 多治見 駒ケ岳SA 梓川SA 豊科IC 小谷温泉登山口(P) 荒菅沢 笹平 雨飾山 荒菅沢 小谷温泉登山口(P) |
4:00発 5:00 5:45〜6:00 6:45 7:25〜7:40発 9:20〜9:30 10:45〜10:55 11:25〜11:55 13:25 14:55着 |
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周辺地図はこちら ルート図はこちら |
多治見から登山口まで、約3時間半 長距離の運転はとても大変 駐車場はほぼ満車 登山口にある「雨飾山登山道案内図」 ここで、標高1150m |
ヤグルマソウ:キク科 葉が、まだ紫色 だんだん、緑色になっていく |
登山口からいったん湿地帯へ下る 所々に木道あり |
ニリンソウ:キンポウゲ科 ここのニリンソウは、大柄 |
タチツボスミレ:スミレ科 ここのタチツボスミレも大型 背も高いし、葉も花も大きい |
オオカメノキ:スイカズラ科 真っ白で清楚な花 |
ミズバショウ:サトイモ科 水が無いところに咲いていると貧相に見える やはり、「水」の中に咲いてこそミズバショウ 白い「仏炎苞(ぶつえんほう)の中から 黄色い円柱状の花がにょっきり出て 見頃は過ぎてしまっていた |
ウリハダカエデ?:カエデ科 面白い形の花がぶら下がっていた |
湿地帯からいよいよ登りに入る 2/11地点 |
同じく、2/11地点 急な登りになった |
イワカガミ:イワウメ科 たくさん咲いていて、ちょうど見頃 |
マイヅルソウ:ユリ科 |
ガクウラジロヨウラク:ツツジ科 おやっ、変わったヨウラクツツジ 色も紫色っぽいしガク片が長いし・・・ 後日調べたところ、ガク片が長い種類だと分かった ウラジロヨウラクはガク片が短い・・・と |
ウスギヨウラク:ツツジ科 これから咲き始めるが 先端だけほんのりと赤くなっていた これは、ガク片が短い |
新緑の中を歩く |
ブナ林の中を登る |
ミヤマカタバミ:カタバミ科 |
登山道に残雪が現れ始めた ブナの大木の間を縫って登る |
ムラサキヤシオ:ツツジ科 |
雪融けで登山道はぐちゃぐちゃ |
エンレイソウ:ユリ科 |
サンカヨウ:メギ科 登山口下の湿地帯にも咲いていたが 登るにつれ蕾が多くなった |
雪渓が見えてきた |
第1雪渓(荒菅沢の下の谷筋)を渡る 雪渓の上は、風も涼しくすっと汗が引く |
シラネアオイ:キンポウゲ科 今日、はじめて出会ったシラネアオイ [待ってました!」と喜んだが、 登山道の左右に何度も現れてくると(それも群生で) そのうち話題にも上らなくなってしまった・・・ |
斜面の雪の上を歩く |
眼下に大きな雪渓が見えてきた 荒菅沢らしい |
荒菅沢へ下る |
ニリンソウ これも背が高かった |
雪渓の上でパチリ ここで二股に分かれる 右の沢は、1894mピークへ 左の沢は、地図上では雨飾山へ伸びている |
荒菅沢から左の沢を望む 地図から考えると、沢の右の山あたりが雨飾山になる?? |
シラネアオイ:キンポウゲ科 荒菅沢の左斜面に群生していた |
雪渓と分かれて、右の尾根に取り付く |
ヤマエンゴサク:ケマンソウ科 ムラサキケマンほどがっしりしたヤマエンゴサク ピンクと紫とが一緒になって咲いていた |
イワナシ:ツツジ科 |
ムラサキヤシオ:ツツジ科 鮮やかな色合い! |
登るにつれ、雪渓の上部と稜線が見えてきた |
ツバメオモト:ユリ科 足元にたくさん咲いていたが、 背が低いので花の中を覗き込むのが大変 |
ニシキゴロモ:シソ科 紫系の花が多いが、これは白花 |
荒菅沢の右の雪渓上部 |
ツボスミレ:スミレ科 これも20cmほどもある背の高い花だった |
後ろを振り返ると、「わあ〜」 焼山・火打・妙高方面の山が何の隔てもなく 目に飛び込んできた |
梅雨の真っ最中だというのに、 これだけ展望があればラッキー以上 |
山のまた奥の山々 |
カタクリ:ユリ科 背が低い、花色が濃い、葉に斑が入っていない・・・ 低山で見るカタクリとは一味違う |
オオバキスミレ:スミレ科 名前の通り、葉が大きい |
カラマツソウの仲間? 紫色の花だが、カラマツソウに似ている 花のアップ |
ミヤマキンバイ:バラ科 |
コイワカガミ?イワカガミ?:イワウメ科 下の方で見たイワカガミより、 背も低いし、葉も花も小さいような・・・ |
稜線の向こうに頭が見えている山は? |
やっと8/11 笹平はまだか・・・ |
シラネアオイ:キンポウゲ科 登山道の右にも、左にも 笹の中にも潅木の中にも咲いていた |
シラネアオイ:キンポウゲ科 貴重種ではなく、どこでも見られる花になってしまった |
ノウゴウイチゴ?:バラ科 |
ツマトリソウ:サクラソ科 |
ミヤマカラマツ:キンポウゲ科 |
岩場・梯子場を1列になって登る |
遠くの山がよく見えるようになった |
ノウルシ:トウダイグサ科 『湿地に生える』・・・と図鑑にはあるが そうだとすれば条件に合わない ここは尾根上 |
ここを上りきると1894mピークになる |
あのゴツゴツした山は? 後日、メンバーの1人から「高妻山ではないか」と 連絡が来た |
カタクリ:ユリ科 ここのカタクリには、葉に斑がある 花の中央部にすご〜い模様がついていた 花のアップ |
ミツバオウレン:キンポウゲ科 花の下の葉は、マイヅルソウの葉 その下にちょっと見えにくいが「ミツバ」が見える |
笹平に着いた 雨飾山山頂が見えた! 左が南峰(三角点がある) 右が北峰 |
オオカメノキ:スイカズラ科 笹平に咲いていたが、 葉が茶色、背丈60cm〜1mほど これでもオオカメノキ? 2000m近くでは大きくなれないのかも |
雨飾山山頂を目指す |
ヒメイチゲ:キンポウゲ科 |
ハクサンイチゲ:キンポウゲ科 群生していた |
ハクサンチドリ:ラン科 |
10/11地点 このあたり、ハクサンイチゲやシラネアオイが群生 |
山頂も間近 でも、その前に急な登りが待っている |
ガスが出てきた シラネアオイの群生も霞む |
調べ中:ムラサキ科 | ミヤマタネツケバナ?:アブラナ科 花のアップ ハクサンハタザオにも似ているが・・?? |
ハクサンコザクラ:サクラソウ科 頂上直下の岩場なのに、 なぜ湿地が好きなはずのハクサンコザクラ? |
ミヤマタネツケバナ?:アブラナ科 ミヤマキンバイ:バラ科 黄色と白色が美しい |
振り返ると、1894ピークと笹平が見える あの雪渓の左側を歩いてきたルートがよく見える |
今まで見えなかった反対側の山々 |
雨飾山 北峰 |
雨飾山 南峰1963.2m 山頂は人でいっぱい すぐ下で、手を振っている付近が我がパーティー |
腰を下ろして休憩 眼下は切り立った深い谷 眼前は白い雪渓の筋が見える山々 しかし、雲が多くてはっきりしない・・・ |
ぐっと思い切って引っ張ってみた 白馬方面らしい |
山頂標識と一緒に記念写真 狭い山頂は記念写真の順番待ち 次から次へと登ってくる |
さあ、下山 山や花を見ながら下るのは、とても気持ちがいい |
「振り返れば荒菅沢」の標識どおり 荒菅沢の雪渓が見下ろせる 雪渓をそのまま直登すると ここまで登ってこれる・・・というわけ |
シラネアオイ:キンポウゲ科 |
足元に注意しながら下る |
岩場・梯子場での渋滞中に、 先ほど渡って来た荒菅沢を見下ろすと 雪渓の上のルートが見えた あそこまで下っていくんだ |
渋滞していた前のパーティーを追い抜き 荒菅沢まで急降下 太陽と雪渓の反射で涼しくない・・・ |
またこの光景に出会えた |
木々は雪の重みで傾きながらも粘っている |
荒菅沢のY字型がよく見える |
右の雪渓にそって尾根を登り、1894ピークへ そこから少々のアップダウンの後で山頂へ ・・・と、歩いたコースを目でなぞってみる |
また、泥ぐちゃの道を下り・・・ |
雪渓を歩き・・・ |
新緑の世界に戻り・・・ |
2/11地点の湿地帯に降り・・・ |
駐車場に14:55到着 車がずいぶん減ってがら空き 水道のホースとたわしで 靴とスパッツを洗ってさっぱりさせ、 雨飾温泉で汗を流し帰宅 |