アブとカミナリと・・・ |
西岳〜編笠山(富士見高原〜) |
2138m地点から編笠山を望む ゴゼンタチバナ |
●場 所 | 長野県諏訪郡富士見町 | |
●標高 | 2523.7m | ||
●山行日 | 2011年7月10日(日) | ||
●コース | 富士見高原(P)・・・不動清水・・・西岳・・・青年小屋・・・編笠山・・・富士見高原(P) | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=小淵沢IC=富士見高原(P) ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | Dグループ:長谷川道、丹羽、OH、渡辺、川浦 5名 他、Aグループ:5名、Bグループ:5名、Cグループ:4名 計19名 |
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●コースタイム | 多治見 駒ケ岳SA 小淵沢IC 富士見高原(P) 不動清水 西岳 青年小屋 編笠山 富士見高原(P) |
5:30発 6:10〜6:40 7:15 7:25〜7:55 8:25〜8:30 11:20〜11:30 12:30〜13:05 14:00〜14:10 16:30着 |
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周辺地図はこちら ルート図はこちら |
多治見から登山口まで、約2時間 小淵沢ICから近い 広い無料駐車場には、既に数台停まっていた |
ゴルフ練習場の横から登山道に入る |
「不動清水」の標識に従って林道を歩く |
「不動清水」 大きなアブがぶんぶん飛び回っていて ゆっくり休むこともできない (ここから、青年小屋までずう〜っと付きまとわれた) |
「不動清水」 |
「不動清水」から登りになる アブがぶんぶん飛び回りながらついてくる それも半端な数ではない 立ち止まると、わっと群がってくる 早々に退散したが・・・アブは離れない |
時々林道に出る そしてまた、山道の登りになる |
アブはずっとついてきて 顔の周りを飛び回るので、 ずっ〜とタオルで払いのけながら歩いた |
皆が集まっている所は、アブも多い 少し離れると少ないが、またすぐ集まってくる |
あまりの暑さとアブのせいか 気分が悪くなった人も出てきた 休憩のために立ち止まると、わっとたかるので 休憩もできず |
アブは服の上からも、手袋の上からもチクリと刺す 刺してもまだじっと止まっているので パチっと叩くが、簡単には死なない 2〜3度叩いて、足で踏みつけてやっと・・・だそうである 花が咲いている・・・と思って、写真を撮ろうと立ち止まると ぶんぶんと集まってくるので、撮影自体を あきらめることもしばしば |
2138m地点 樹林帯を抜け、日当たりのいい稜線に出て 風があればいなくなるだろう・・・と 期待して登ったが、 条件は揃っている所なのに まだぶんぶん飛び回っている とにかく、じっと止まっていないで動いていれば まだ被害は少なくてすむので、休憩もそこそこに出発 |
こんなに青い空だったのに・・・ |
西岳(2398m)に到着 権現岳がよく見える |
西岳山頂での集合写真 |
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右、編笠山 左、権現岳 その間の鞍部が、これから行く青年小屋 |
青年小屋まで下る いったん下ってしまえば、 たらたら道や緩いアップダウンで、約50分の行程 |
「青年小屋のアブはもっとすごい」・・・と、 すれ違った人に聞き、 今日は最後までアブに悩まされるのかとがっくり |
時々、権現岳をみながら樹林の中を歩く とにかく、樹林の中を アブと虫に付きまとわれて歩いていた1日だった |
「乙女の水」 冷たくておいしい水だった いつもは、山の水は飲まないのに つい飲んでしまった |
青年小屋に到着 ここで大休憩のランチタイム |
脅かされていたアブは少なかった |
続々と編笠山から下りてくる人がいたので 場所を明け渡して出発 出発してすぐ、大粒の雨が降ってきた 大岩ごろごろ地帯で急いで雨具を着込む カミナリも鳴り始めたのでとにかく樹林の中へ・・・と急ぐ |
雨の中、樹林の入り口で後ろから来るメンバーを待つ その間に、あられが混じるようになり ころころと地面を転がっていた 青年小屋が薄ボンヤリと見える |
雨はもっと強くなり、 足元の登山道は川のように泥水が流れていく 雨具のズボンもはき、 すぐ近くで鳴っているカミナリの音を聞きながら じっと数十分耐える |
雨が少し小止みになり、カミナリも遠くへ行き 明るくなり始めたので、歩き始める ずっと下の方に、青年小屋が見える |
川となった登山道をできるだけ避け 岩の頭を踏みながら、編笠山に到着 靴の中はぐっしょり濡れてしまった |
雨も止んだので、雨具を脱ぎほっとする 雨が降り出してからここへ来るまでの間に ハクサンシャクナゲが咲いていたが ずぶぬれの手袋でカメラに触りたくないので 横目で見るだけにして通り過ぎてしまった・・・ 雨が止んでから撮ればいいわ・・・と、思っていたが、 編笠山の反対側には、姿なし |
赤岳方面もよく見えるようになったが ふと人数が足りないことに気がついた 携帯で連絡を取ると 「最後尾を歩いていたので カミナリを避けて小屋へ戻った」・・・と |
カミナリと雨を避けて樹林の中でだいぶ待っていた時間を考え 足の早い人に残ってもらい、他は下山することになった 下山の前に、ここにいる人だけで集合写真 雨具を脱いでほっとしているが、もう一度また雨具を着る羽目になるとは この時点では、誰も考えなかった・・・ |
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ここをクリックすると大きく見えます |
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大岩ごろごろ地帯を下る | 段差が大きく、岩と岩の間が離れているので バランスが大事 |
振り返ると、もう合流できたらしい人影が見える |
なんだか怪しい黒い雲が現れた 雨もポツリ・ポツリ! 雷の音も聞こえ始め、樹林帯へ急ぐ |
もうすぐ樹林帯 雷の前に、逃げ込めそう |
やっぱり降ってきた・・・ また、ぐっしょり濡れた雨具を着て どろどろの登山道を下へ下へと降りて やっと立ち休憩となった |
編笠山から約3時間で下山口に到着の予定 先ほどまでのアブの代わりに 今度は小さな虫が 顔の前をぶんぶんと飛び回り始めた 刺されると痛くて腫れるので厄介 (耳を刺されて、真っ赤に腫れ上がった・・・ アブより厄介) カミナリもすぐ真上で鳴っている 雨とカミナリではゆっくり休憩もできない |
どんどん下る 下れば温泉が待っている・・・だけを楽しみに歩く |
やっと登りに使った道に合流して、先が見えた ここから、あと30分 |
ゴルフ練習場を過ぎれば、すぐ駐車場に着く 雨具と靴を脱いだだけで 温泉「鹿の湯」へ直行 広くてゆったりできる温泉だった! |
ウツギ:ユキノシタ科 |
クモキリソウ?:ラン科 |
キオン:キク科 |
キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科 |
サラサドウダン:ツツジ科 |
ゴゼンタチバナ:ミズキ科 |
ギンリョウソウ:シャクジョウソウ科 |
オオヤマフスマ?:ナデシコ科 (別名:ヒメタガタデソウ) |
シロバナノヘビイチゴ:バラ科 |
オキナグサ:キンポウゲ科 |
コケモモ:ツツジ科 |
ハクサンフウロ:フウロソウ科 |
ムカゴトラノオ:タデ科 |
調べ中:セリ科 |
タカネバラ:バラ科 |
コガネイチゴ:バラ科 |
キバナノコマノツメ:スミレ科 |
クロユリ:ユリ科 |