〜梅雨時に咲くキタダケソウ〜 |
大樺沢〜北岳〜白根御池 |
2日目 7/3
北岳山荘〜北岳〜北岳肩の小屋
北岳山荘前には、まだこんなに雪が残っている |
出発前に集合写真 早く起きたので出発も早くなった 雨は降っていないが、ガスが濃いので 雨具を着けた |
さあ、出発(最初はトラバース道) 先頭の姿も、すぐ見えなくなるほど |
山荘の横には、こんな小雪渓が2箇所ある |
ミヤマシオガマ トラバース道から、稜線へ進む分岐に咲いていた 葉が羽状に二重に細かく裂け、 根元から束になって出ているのが特徴 |
ハハコヨモギ 露がたっぷり付いているので レンズ越しにのぞいているような状態 全体に銀色というか白っぽいのが特徴 |
キバナシャクナゲ?:ツツジ科
「キバナ」にしてはピンクがかっている・・・ |
登山道の両側は、お花畑 白い花はハクサンイチゲ |
見事なハクサンイチゲの群生 ガスが無ければ、素晴らしい眺めになるのに・・・ |
クモマナズナ?:アブラナ科 露を付けて重そうに頭を垂れている 露が無ければ、もっと見栄えがよくなるのに・・・ 岩場に生えるのが特徴だって |
登りの途中で、しばし立ち休憩 稜線の道は、風が強い |
八本歯のコルへの分岐 ここからいよいよ山頂に向けて急な登りに入る |
北岳山頂に到着 上からもどんどん人が来て、すれ違うのが大変だった ここで朝食休憩 一時はガスの中から白い太陽が見えたり 雲の切れ目から青空がちらりとのぞいたが 結局は展望なし |
北岳肩の小屋へ向かう たくさんの人がどんどん登ってくる |
両俣小屋への分岐 |
キバナシャクナゲ?:ツツジ科 このあたり、 ピンク色の濃い花が、あっちにもこっちにもあった |
イワウメ:イワウメ科 山頂〜小太郎尾根分岐あたりまで イワウメの群生地があちこちにあった |
北岳肩の小屋 拡張されて大きくて立派な小屋に様変わりしていた ただし、トイレは旧態依然だったとか |
北岳肩の小屋〜白根御池小屋 |
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オヤマノエンドウ:マメ科 鮮やかな紫色の群生があちこちにあった |
白根御池小屋を目指す |
小太郎尾根 天気がよければとてもいい眺めの場所なのに・・・ |
アオノツガザクラ:ツツジ科 咲き始めたばかり |
タカネヤハズハハコ:キク科 |
ガスの切れ間から、昨日登った雪渓がちらりと見えた 思わず見とれる |
サンリンソウ?:キンポウゲ科 あれ?ニリンソウとは なんとなく雰囲気の違う感じの花だ・・・ |
サンリンソウ?:キンポウゲ科 三輪の花が咲くので「サンリンソウ」というが どれもまだ咲き始めたばかりで一輪のみ |
シナノキンバイ:キンポウゲ科 咲き始めたばかりの群生 |
シナノキンバイ:キンポウゲ科 咲き始めは、やや緑がかっている |
ウラジロナナカマド:バラ科 小葉の半分から上だけに鋸歯があるのが特徴とか |
二俣との分岐 小太郎尾根分岐からここまでが 初夏の花がいろいろ咲いていた |
タカネザクラ(別名 ミネザクラ):バラ科 これはピンク色が濃い目の花色 |
ハクサンチドリ:ラン科 数本と出会った |
ガスが取れてきた! 昨日登った大樺沢、 「人が歩いている!」という声も聞こえた |
白根御池まで、急な下りが続く 遠くに池が見えてきた |
もうすぐ池に着く 「草すべり」は、まだ咲いている花は少ない |
ミヤマハナシノブ:ハナシノブ科 白い花は「ニリンソウ」っぽい |
ミヤマキンポウゲ:キンポウゲ科 つやつやした花 |
池に到着 池のすぐ左が白根御池小屋 |
白根御池小屋に到着 きれいな小屋になっていた! トイレもチップ制だが、とてもきれい 水も蛇口をひねれば出る・・・感激 |
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白根御池小屋〜広河原 |
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ヤグルマソウ:キク科 小屋の前にはたくさんの人がいたが 樹林の中を下山する人は少なかった |
静かさは嬉しいが、花が少ないのが惜しい・・・ |
ガスが取れ、久しぶりにすっきり見えた (鳳凰三山方面) |
濃い緑の中を歩く |
ゴゼンタチバナ:ミズキ科 樹林帯にはこの花が似合う 花のアップ 白い部分は、苞 中央の黒っぽい部分が、 これから赤い実になっていく所 |
イチヨウラン:ラン科 ここには写っていないが一枚の葉のみ イチヨウ=一枚の葉・・・という名前の所以 花のアップ ラン科の顔をしている |
段差の大きい、急な下りの連続 |
カラマツソウ:キンポウゲ科 |
大樺沢コースに合流した |
すご〜い工事の跡が見える おなかに響く発破の音もした どうやってあんな急な場所で仕事をしているのだろう・・・ 拡大してみると、堰堤がたくさ〜ん並んでいた |
広河原山荘に到着 出発から約7時間半 天候に恵まれ、花もいっぱいで大満足 |
バスの発車まで約2時間ある 臨時便が出るかも・・・と期待しながらバス停に向かう (臨時便はなし) |
吊橋から、大樺沢と北岳方面をを振り返る 労山の先月のカレンダーと同じような構図 (もっと真正面から写してあった) |
バス停へ向かう 甲府・夜叉神峠方面へは、乗り合いタクシーも出ているが 北沢峠方面は、定期バスのみ |
バイカウツギ:ユキノシタ科 大き目の白い花が清楚 |
バス停は、きれいになっていてベンチもある 自販機くらいは置いてほしいなあ・・・ 軽食が食べられる場所もあるといいのに・・・ 北沢峠からは臨時便がでて、 効率よくすいすいと仙流荘前のバス停に到着 仙流荘の温泉で汗を流し、 伊那でソースカツ丼を食べてから帰宅 (分厚い豚肉のカツが2枚も乗っていてびっくり!) |