〜下から登れば、静かな花の山〜
           乗 鞍 岳
   三本滝(P)〜位ヶ原山荘〜肩の小屋〜剣ケ峰肩の小屋位ヶ原山荘=バスで三本滝(P)へ




剣ケ峰 祠前にて


イワギキョウ

●場 所 長野県・岐阜県
●標高 乗鞍岳:剣ケ峰 3026.3m 
●山行日 2011年8月9日(火)
●多治見から
 登山口まで
多治見=中津川IC=R19=県道26号線=上高地乗鞍スーパー林道=乗鞍高原=県道84号線=三本滝(P)マイカーはここまで(登山口)
 
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠ロープウェイ・リフト
●参加者 市川、堀加、丹羽
●コースタイム 多治見
中津川IC
三本滝(P)
尾根合流点
摩利支天バス停
冷泉小屋前バス停
位ヶ原山荘
肩の小屋口バス停
肩の小屋
剣ケ峰
肩の小屋
位ヶ原山荘バス停
三本滝(P)


4:05発
4:45
7:35〜7:50
8:20
9:00
10:00
10:25〜10:35
11:50
12:20〜12:35
13:20〜13:25
14:05〜14:10
15:15〜15:20
15:35着

周辺地図はこちら    ルート図はこちら


「三本滝レストハウス」の前は広い駐車場
水場・トイレもある

マイカーはここまで

レストハウスの右に「三本滝」への道がある




途中、「三本滝」への道と、「乗鞍岳」への道の分岐がある


右の「乗鞍岳」への道をとり・・・


木橋を渡る・・・橋の左側には小滝が見える


小滝の淵は、透明度の高い青色の水




急な登りが尾根道まで続く




「乗鞍観光センター」からの道と合流




緩い登りの尾根道となった

コバノイチヤクソウやマイヅルソウなどが群生





県道84号線に出た
「摩利支天」のバス停までしばらく舗装路を歩いてから、
また、山道に入る




「クロイ沢」を渡る

ずっと登山道の左を流れ
耳に涼しい沢音を聞きながら緩く登っていく




また、県道に出た

U字のカーブの所で山道に入っていく

地図では、「冷泉小屋」まで県道歩きになっているが、
出たり入ったりを繰り返しながら登っていく




観光バスだろうか定期バスだろうか、
何台も連なって登っていく




何度目かの山道に入る





クロウスゴがいっぱい!
ビタミンCだと思って口に入れる


おへそが凹んでいるので、クロウスゴ




時には、またいで県道に出ることもある


「冷泉小屋」が見えた(バス停もある)
戸が締まっているので休業中らしい

山道に入る標識が分かりにくい所もあるので、要注意




また、山道に入る




「位ヶ原山荘」(バス停もある)

ここは営業中




「位ヶ原山荘」から、しばらくは急登が続く

急登が終わると広々としたお花畑
(チングルマ・エゾシオガマ・モミジカラマツなどがいっぱい)




前方に白いガードレールが見えた






県道に出た

遠くに雪渓も見える
「剣ケ峰」も見える




また、山道に入る

ロープの外は、お花畑なので「立入禁止」


もうすぐ、「肩の小屋口」バス停




雪渓が残っている周辺は、
咲き始めたばかりの花々


大雪渓が見えてきた

午後から雨が降るとか・・・
この景色が見えるのも今だけかも・・・と思い
記念写真を撮る

この後、両側からガスが押し寄せ、
真っ白になってしまった




あれっ?こんな所に?
雪渓から流れてきた小沢沿いに登る

両側は、
ミヤマダイコンソウ・クロマメノキ・チングルマなどのお花畑




ここが、「肩の小屋口」バス停

ここからまた、左の山道に入る




雪渓の横を通る

サマースキーヤーもかなりいた




雪渓とコバイケイソウ




ロープの外はお花畑で、「立入禁止」




「肩の小屋」に到着
大勢の人が休んでいた

いままで誰にも出会っていなかったので、
その多さに驚く・・・

後ろの赤い建物は
「宇宙線観測所(=乗鞍観測所)」




休憩の後、「剣ケ峰」目指して出発

登る人も、下ってくる人もたくさん




「肩の小屋」を見下ろす






足元は、ゴロゴロの石でとても歩きにくい



「肩の小屋」手前からイワギキョウが現れ始めた

ハイマツの下で勢ぞろいしていたイワギキョウ




「剣ケ峰」への途中から、後ろを振り返る

稜線上に「コロナ観測所」が見える




ザラザラの奥(中央)が、剣ケ峰




稜線に出た・・・あともう少し


「権現池」を見下ろす




ガスが押し寄せてきた・・・
「剣ケ峰山頂」があっという間に隠れてしまった

右のピークは、大日ケ岳(奥の院)らしい




「蚕玉(こだま)岳」 2979mにも立ち寄る




「乗鞍神社本宮」と鳥居




先ほど、横目に見てきた雪渓




祠の前は大勢の小学生の団体

その後ろに(本当は正面)「乗鞍本宮」と鳥居があったが
あまりにも大勢の人に圧倒されて
すぐその場を立ち去った




山頂から「頂上小屋」を見下ろす

大団体に巻き込まれないよう、同じ道を下った
ガラガラの所に、咲くオンタデ




「肩の小屋」に到着
もう14:00を過ぎている

早く帰宅したい人のために
リーダーがバスの時刻を聞きに行ったところ
毎時、5分に畳平を出発する・・・と分かった

コースタイムでは、
「肩の小屋」から「位ヶ原山荘」まで1時間で下れる・・・
今出発すれば、何とか間に合いそう・・・

14:10、出発




下山時に撮ろうと思っていた花のことは
忘れることにする




雪渓から白い水蒸気が立ち昇っているのを見て
思わずシャッターを押す




「肩の小屋口」バス停の時刻表を見ると
たった4分で、ここまで来てしまうことがわかった

これは、急がなくっちゃ!!




時間が迫ってくる

途中から、リーダーに先行してもらう
バスが来たら、とめてもらおう・・・との思いで

県道に出るまで、道はぬかるみ、おまけに急坂
転ばないよう、滑らないよう
気をつけながらも気はあせる

やっと、「位ヶ原山荘」に到着  15:15
バスの時刻も、15:15!

バスが少々遅れて来たこともあって
余裕の笑顔でバスを待つ

バス2台に2人と1人に分かれて乗車

なんと楽なこと!
たった15分ほどで「三本滝駐車場」に到着した





 出会った花や実など


ツバメオモトの実:ユリ科 マイヅルソウの実:ユリ科




タケシマランの実:ユリ科
スノキの実:ツツジ科




ウツボグサ:シソ科 ゴゼンタチバナ:ミズキ科

標高1950mあたりでは
緑色の実ができ始めていた

登るにつれ、花が残るようになってきた




コバノイチヤクソウ:イチヤクソウ科 ホタルブクロ:キキョウ科




ヤマハハコ:キク科
オトギリソウの仲間:オトギリソウ科
クロウスゴの実:ツツジ科




オオヒョウタンボクの実:スイカズラ科
ゴマナ:キク科
キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科




アサノハカエデ?の翼果:カエデ科
ミヤマバイケイソウ:ユリ科
エゾシオガマ:ゴマノハグサ科
モミジカラマツ:キンポウゲ科




ウサギギク:キク科
コバイケイソウ:ユリ科




チングルマ:バラ科




ヨツバシオガマ:ゴマノハグサ科




ミヤマキンバイ:バラ科

ミヤマダイコンソウ:バラ科
その他

ギンリョウソウ
ツルギキョウ
クルマユリ





下山時に撮ろう・・・と思っていたが
その機会がなかった
ミネズオウ:ツツジ科 イワギキョウ:キキョウ科




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